「あり得ない」社民・福島氏、米国のベネズエラ攻撃を批判 「高市政権を退陣に追い込む」

社民党の福島瑞穂党首(内藤慎二撮影)
社民党の福島瑞穂党首(内藤慎二撮影)

社民党の福島瑞穂党首は5日、党の仕事始めであいさつし、米国によるベネズエラ攻撃について「あり得ない状況だ」と批判した。一方、「高市早苗政権を退陣に追い込む」と抱負を語った。

福島氏はベネズエラ攻撃について「誰がなんと言おうと、国連憲章違反だ。(ベネズエラが)米国を攻めていないのに、なぜ武力攻撃ができるのか。しかも、大統領夫妻を連れて行くというあり得ない状況が広がっている」と述べた。

国連のグテレス事務総長が「深い憂慮」を示す声明を発表したことなどを踏まえ、「たくさんの人たちが、国際法違反、国際人道法違反、法の支配を守れと声を上げている。その通りだ」と語った。

一方で、「日本政府はなぜ声を上げないのか」と批判した。「これがまかり通るのであれば、あの国はけしからん、あの国の石油が欲しい、あの国の資源を、ということで、武力攻撃を一方的に仕掛けて指導者を拉致していくというとんでもないことを、日本が容認することになりかねない。日本政府がはっきりと『問題だ』と声を上げるように社民党として頑張る」と訴えた。

「社民党の出番だ」

高市政権に関しては、「戦争準備内閣と名付けたが、軍拡、非核三原則の見直し、武器輸出など、大きく憲法を踏みにじっているような内閣だ」と決めつけた。

経済政策を巡っても「新自由主義。働いて働いて働いて働いて働いて、じっと手を見る石川啄木、人々は貧乏。実質賃金は下がり続けて、本当に大変な状況だ」と述べた。政府与党による社会保障費削減方針についても反対姿勢を明確にした。

23日に召集予定の通常国会で重視することとして、「戦争をさせない、暮らしが大事、そして人権だ」と述べた。再審制度を見直す再審法改正や選択的夫婦別姓制度導入の実現を目指す考えを強調した。「外国人に対する差別や排外主義が強まらないように頑張っていきたい。憲法が揺らぐとき、社民党の出番だ」とも話した。

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