【CP 閲覧注意】マスター×藤堂 甘イチャ生活~完堕ちを添えて~

  • 1二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 00:23:45

    マスターと藤堂君の甘々生活の記録。
    お労しさZERO。糖度10000倍。
    ひたすら(色々な意味で)愛でられて幸せいっぱいな藤堂君と
    そんな藤堂君に付き合ううちにちょっとアレな扉を開いたマスター。

    ※なお、悲惨な過去や痛い要素は存在しないので他キャラ介入やモブとの過去・NTRは無し


    ~~~

    とあるマスターの日記

    ●月●日
    藤堂君を召喚した。なんか自虐的なこと言ってたけど、自信がないのかな?
    ここに来たからには目一杯大切にしてあげるからね!
    絶対に幸せにしてあげるからな!

  • 2二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 00:26:09

    続けて

  • 3二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 00:26:10

    ●月●日
    笑顔が増えてきて嬉しい。部屋に来てくれることも多くなった。
    というか距離近い気がするんだけど、新選組の皆はこれがデフォなのかな。
    って指摘したら顔真っ赤にして距離を開けられた。無意識だったみたいだ。

    ~~~

    ▲月▲日
    お付き合いすることになった…。自分でも驚いたけど、全然嫌じゃなかったし、好きだと自覚した。
    告白されて嬉しい。大切にする。


    ▲月▲日
    お互い初心者なのでなかなか進展しない。
    まあゆっくりでいいか。

  • 4二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 00:35:03

    ~~~

    ■月■日
    ゆっくりでいいかと思ってたのは自分だけで、藤堂君は悩んでたみたいだ。
    恋人としてもマスターとしても不甲斐なくてごめん。

    これからはちゃんと悩みは話し合おうと二人で決めた。


    ■月■日
    藤堂君は抱きしめられるのや撫でられるのが好きみたいだ。
    うっとりしてたから、猫を撫でてるみたいと言ったら睨まれた。
    けど顔が赤いので怖くない。

  • 5二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 00:45:14

    あまりにも“光”

  • 6二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 00:52:42

    ~~~
    ■月■日
    やっとキスに慣れてきた。
    最初はお互いすごく挙動不審だったから、前進してると思う。多分。


    ■月■日
    藤堂君は最近色々と調べ物をしているみたいだ。
    本を読んだりアーカイブで学習?したり。ただどんな情報を調べてるのか謎なんだよね…。
    すぐ隠すから。うーんなんだろ。


    ■月■日
    藤堂君、真面目で勉強熱心なのは君の美点だとマスターも思います。
    でもちょっと話し合おう、ていうか落ち着こう?ね?

  • 7二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 01:01:20

    マスターもおちつこ?

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 01:02:21

    思い込みから極端な方向にかっとぶ藤堂くんかわいいね…というか告白も藤堂くんからなんだ…へぇ…

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 01:25:08

    これ微笑ましく見守ってる場合じゃないかもね!?!?(笹食ってる場合じゃねぇミームの挙動)

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 01:35:43

    ~~~
    ▼月▼日
    なかなか手を出そうとしなかったマスターにも非があります。
    藤堂君に魅力が無いとかじゃないよ。
    不安にさせてごめんね、もちろん他の人に目移りしたとかじゃないから。

    ただ、その藤堂君が参考にした本ってちょっと一般的じゃなくてね。
    それ図書館じゃなくて個人から借りてない?
    やっぱり刑部姫から?ああ~…。
    多分それマニアックな部類だと思うよ…。
    初心者が参考にしちゃダメなやつ。返してきて。え、嫌?


    ▼月▼日
    藤堂君、君の行動の速さは長所だと思います。さすが魁先生だね。
    でも、よく考えて。
    まだキスしかしてないよね?
    多分そういうグッズってある程度色々している恋人の間で使うものだと思うんだよね。

    いや藤堂君に魅力が無いから使いたくないとかじゃなくて。

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 01:38:08

    さ、魁てる…

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 01:41:31

    生真面目耳年増誘い受け魁先生だと…

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 02:08:23

    ~~~
    ▼月▼日
    また刑部姫から本借りたの?
    借りたんじゃなくて貰った!?『マスター×藤堂』?
    …刑部姫にはあとで話をしに行くとして。


    …こういうのしたい?
    あ、いや非難したんじゃなくて、純粋な疑問っていうか…
    …そ、そう…そっか…


    ▼月▼日
    藤堂君、グッズを増やすのはいいけど
    マスターの部屋に置かないように。

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 05:39:47

    マスターしゅきしゅき♡な藤堂くんかわいいね

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 06:23:30

    早起きしたら最高のスレがあった

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 07:55:30

    ~~~
    ✕月✕日
    マスターが全面的に悪かったです。本当にごめんなさい。
    そりゃ恋人がベットで他の人と寝てたら怒って当然だよね…。
    あまりにも当然すぎて、全然意識してなかったというか、部屋の風景の一部的に思ってたというか…。

    いや言い訳だね、ごめん。でも説明はさせて?
    本当に寝た時は一人だったんだよ、今回もこれまでも。
    ただ起きたら誰かが一緒に寝てるか、ベットの下にいるんだよ。あ、もちろん部屋に鍵かけてるよ。
    部屋についてどうにかできないか、所長達に相談しておくね。

    …ふふ、でも少し安心した。怒ってくれて。
    前までだったら「やっぱり僕なんて」とか自己完結して身を引きそうだったから。
    あ、頭突きでグリグリしないで痛い痛い。


    ✕月✕日
    部屋を改造してくれるって!
    今までの部屋の奥に別の部屋をくっつけて、そっちには結界を張って誰も侵入できないようにしておけるそうだよ。
    間のドアを通り抜けられるのは藤堂君だけに設定してもらったから。
    特に鍵とかいらないよ。普通に入ってね。

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 08:05:01

    相思相愛!相思相愛マス藤だ!

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 09:54:25

    ***日記よりも少し未来の時間軸***
    某Mさんからのお話 1


    マスターの部屋ですか?
    はい、以前は他の人と同じ作りだったんですが、今は2部屋分になってますね。
    藤堂さんとお付き合いし始めてからもマスターの部屋に忍び込む人が後を絶たなかったからと聞いてます。
    あとは元々マスターの部屋は来客が多くて、藤堂さんが落ち着かない様子だったからというのもあるそうです。
    あ、これは藤堂さんは知らないと思います。
    所長達と話していたマスターがぽろっと呟いていいたのを聞きました。

    魔術で拡張したそうで、部屋をつなぐドアはマスターと藤堂さんしか入れません。
    はい、そうですね。今は奥の部屋の方が大きいそうです。
    最初は内装も大きさもほぼ同じ部屋にしておいたそうなんですが、色々な設備を整えたら結果的に大きくなったんだとか。聞いたのは、簡易キッチンや大きめのバスルーム、ランドリールームです。

    あとは防音設備ですね。
    元の部屋から奥の部屋への音はある程度聞こえるそうです。用事がある時や緊急時に呼びかけが聞こえないと困りますし、そのあたりはしっかりされています。
    逆に、奥の部屋は完全防音で、元の部屋側も含めた外部に音が聞こえません。
    きっと掃除や生活音などで元の部屋にいるマスターの気が散らないようにした配慮なのではないかと。

    うーんお二人以外入れないので具体的にどういう作りになってるのかまでは…。
    それに今は隔てているドアが2重ドアになってるので。
    2つの部屋を行き来する時に奥の部屋の様子が見えないような作りになってますしね。
    まあこれはマスターガチ勢の皆さんが奥の部屋の様子を見ようとした対策だそうなので…。

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 09:57:04

    ……あ、ふーん……(察し)

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 09:57:51

    ***日記よりも少し未来の時間軸***
    某Mさんからのお話 2


    ドアが2重になる前、ちょっとだけ中の様子が見えたことがありますよ。
    はい、そうです。レポートのことで伝言があったので。
    直接見てもらいたい物があったので、呼びかけて元の部屋に来てもらいました。
    あ、ワザと見ようとしたんじゃないですよ!マスターの肩越しにちらっと見えただけです!
    本当に少しだけでしたが…別に普通だったと思いますよ?

    はい、藤堂さんもいました。隙間からだったので見えたのは足だけです。
    たしか裸足でしたね。見えたのが靴や靴下じゃなかったのが珍しくて覚えてます。
    多分ストレッチか柔軟運動でもしていたんじゃないでしょうか。
    え、何故そう思ったか、ですか?
    指先が丸まったり伸びたり、足先が動いていたからですが…。

    でも見たのはちょっとだけですよ。
    部屋の中から藤堂さんがマスターに呼び掛けて、それを聞いたマスターが部屋の中に戻りましたので。
    もちろん用事が終わったことを確認した後です。
    ドアが閉まる前に、マスターが藤堂さんに「ごめんね」と言っているのが聞こえたので、
    お二人の鍛錬をお邪魔してしまったようで申し訳なかったです。

  • 21二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 09:58:53

    Mさんピュアでかわいいね…そのままでいてね…

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 10:11:31

    えーと……と、特異点のそういうことしても大丈夫な安全な野良温泉とかいく?二人きりで…

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 12:09:38

    ここのマスターすごいいい人
    Mさんとも本当に健全に先輩後輩してるんだろな…

  • 24125/11/18(火) 12:13:29

    ***日記6~10あたりの時間軸***
    某商人Sさんと藤堂君の会話 1


    あら~珍しいお客さんですねぇ
    どうしましたぁ?
    はい、だいたいの物はお売りすることができますよ~どんなものが欲しいんですかぁ?

    …えっともう一度言っていただいても?

    ちょ、ちょっとまってくださいねぇ、予想外というかなんというか、
    あの、あなたのそのお顔でそういう単語が出てくるのが理解の範疇を超えていたというか

    …こほん、失礼しました。
    これでもプロの商人。
    顧客の求める物を提供するのが使命ですとも!
    もちろんプライバシーは守ります。
    ご安心くださいねぇ♪

    ただ…これは商人としてではなくて同じ組織の仲間というスタンスと
    マスターとあなたの仲を微笑ましく見守っている勢の一意見として、なんですが…
    もし答えたくなかったら言わなくてもいいですのでぇ…

    そういうお道具を今まで使ったことあります?無い?そうなんですか?
    ああ、本を参考にされたと。
    私も見てみてもいいですかぁ?

  • 25125/11/18(火) 12:17:44

    ***日記6~10あたりの時間軸***
    某商人Sさんと藤堂君の会話 2

    …うーんこの本たち、結構いろいろ描かれてますがぁ
    なんていうか、半分ファンタジーだと思ったほうが良いと思いますよぉ
    現実世界じゃここまですんなりいかないと思います

    マスターもこの本を見たんですかぁ?
    え、それじゃ、マスタービックリしちゃいません?
    ん~嫌がられるとかは無いと思いますがぁ…こればっかりはお二人の性格によりますねぇ…
    藤堂さんが良くてもマスターが嫌がる可能性と言うのもありますし…
    ああ、藤堂さんに幻滅するとかそういう意味じゃないですよぉ。
    無理させられないとか、そういう意味ですぅ

    えっ「今まで使ったことが無い」って行為そのものが無いって意味なんですか!?
    それは話が変わってきますよぉ!まずはマスターと色々進展してからのお話です!

    う、うーん…商売人として品物を売りたいのは山々なんですが…
    …それはそうです、ねぇ…
    分かりました!
    確かに先に買っても後から買っても同じですしね!

    じゃあ欲しい物をリストアップしてくださいな~

  • 26二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 13:49:26

    そりゃあ藤堂くんの生来を考えると求めるより求められる側を好みそう感はあるけれどもな…………
    続けて?

  • 27125/11/18(火) 14:16:37

    ~~~
    ✕月✕日
    新しい部屋が出来たのに、藤堂君あんまり来ないな?
    よく考えたら、一番最初に招待した時だけ…?だよな

    あの時、すっごい緊張してたんだよなぁ
    キョロキョロしてたらいきなり「ふぁ」ってうめいた後に躓いて転びかけてたし
    彼が何もないところで躓くの、初めて見たかも
    抱きとめた時に顔真っ赤だったのは躓いたのが恥ずかしかったのかな
    まあ抱きとめられなくても近くにベッドがあったから大丈夫だったけど

    そのまま部屋から飛び出していっちゃって…そういればそれから元の部屋にも来てない、かも
    まあ本人の部屋はちゃんとあるし、たまたま忙しくなったのかもしれないし…

  • 28二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 16:30:28

    あまりにも可愛いが
    これ自室で勝手に開発進めてる…?

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 18:31:54

    このレスは削除されています

  • 30二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 18:42:59

    いいぞ いいぞ…

  • 31二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 18:44:07

    首輪とかつけられるの好きそうなイメージありますね ポメラニアンだからか…?

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 21:28:24

    ふーん、もっと聞かせて…?

  • 33125/11/18(火) 23:59:45

    ~~~
    ✕月✕日
    あまりにも藤堂君に会えなさ過ぎて寂しくなったので部屋に遊びに行ってみた
    すぐ出てきてくれなかったけど、呼びかけたら顔を見せてくれた
    会えなかったことを謝罪されたけど、何か事情があると思ってるから気にしてないよ

    5分くらいで立ち去ろうとすると「えっ」ていう顔されたけど。
    ごめん、連日周回中であまりにも休んでないから、もう寝ろって所長命令が出てるんだ…
    じゃあおやすみ


    ✕月✕日
    周回から戻ったら部屋に藤堂君が来てくれてた
    あれ、元の部屋でいいの?奥の部屋にいてもいいのに

    …奥の部屋は照れるらしい。
    でもこっちの部屋で寝ると誰か来るかもだから、最近はずっと奥の部屋で寝てるんだけど…
    お話したいけど、今もものすごく眠いから奥の部屋行っていい?

    ああ、こっちの部屋と奥の部屋のベッドの大きさの違い?
    んー家具とかは自分で選んでないからなぁ、全部お任せだよ。気になるなら聞いておこうか?
    って言ったら首をブンブン横に振られてしまった。

    部屋に戻るって言われたので入り口まで送った。
    ホントは藤堂君の部屋まで送りたかったけど、断られた。よっぽど疲れた顔してたんだな自分。
    去り際に顔を引き寄せられて深めのキスはしたけど

  • 34二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 00:01:34

    マスターにも攻めっ気が出てきていいね

  • 35125/11/19(水) 00:48:46

    ~~~
    ✕月✕日
    周回終わったー!!
    1週間くらいのんびりしていいらしい。やったね。
    合間合間にシミュレーターや体力作りの運動はするけど、基本的にレイシフト無しだからまだ気が楽。

    藤堂君も飲み物とお菓子を持って部屋に来てくれた。
    とりあえず癒しのために抱き枕になってもらって、のんびり二人で過ごした。
    藤堂君が抱きしめられたり撫でられたりするのが好きなのは以前から知っていたので、
    色々な所を撫でさせてもらった。
    耳とか腰回りは苦手みたい。体が一瞬震えたので、今度から気を付けよう。

  • 36二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 00:53:29

    必要とされたい欲が強いから自己開発しきってから使ってくれ…♡って迫ってきそうでえっち
    すれ違わないで完堕ちしてくれ

  • 37二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 01:08:06

    耳とか腰回りは苦手みたい。体が一瞬震えたので、今度から気を付けよう。
    これ無自覚焦らしになるんじゃないですか?マスター……悪いオンナ…………

  • 38125/11/19(水) 06:46:42

    ~~~
    ■月■日
    相変わらず藤堂君が部屋に来る頻度が減ってる。
    かたくなに奥の部屋に入ろうとしないし…。

    今日は来たと思ったら「試したい事があるけど協力してくれるか」と言われた。
    すごく神妙な…というか思い詰めた顔だったから、内容を聞かずにOKした。

    何故か目を閉じて欲しいと言われたので素直に目を閉じたら、
    自分の右手を藤堂君の両手でつかまれて、藤堂君の身体にピタッとくっつけられた。
    見えてないけど、胸元だった。服の中で肌越しに心臓がバクバクしてたから。

    ただ、しばらくして「ありがと」っていって帰っちゃったんだよな…。
    帰る時も神妙な顔だったから、うーん、また一人で悩んでる?

  • 39二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 07:13:21

    奥の部屋のベッドがラブホサイズでびっくりしてるってことか…!

  • 40二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 08:47:57

    このレスは削除されています

  • 41二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 16:10:47

    自己開発してからマスターの所に来たのにマスターのテクが想像した以上で「こんなのしらない…っ」ってなる藤堂くんもいいと思う

  • 42125/11/19(水) 21:11:58

    ~~~
    ■月■日
    今日の一件を改めて考えて、やっぱり話し合おうと決めた。
    絶対、一人で悩んでとんでもない方向に思考が飛んでると思う。
    なかなか進展しなかった頃の、暗い雰囲気となんとなく同じ感じがする。

    自分の部屋だと誰かが来る可能性が高いし、
    奥の部屋は藤堂君が落ち着かないだろうから
    藤堂君の部屋に行ってみよう。
    …居留守されたらどうしよう

  • 43二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 21:14:13

    ドキドキしてきた

  • 44二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 21:36:35

    いちゃらぶあまあまえっち待ってる
    ずっと
    まってる

  • 45二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 21:40:41

    くっつくだろうから安心して見られる
    最高…

  • 46125/11/19(水) 22:38:46

    ~~~
    ■月■日
    藤堂君の部屋に行ってみたら
    前と同じですぐに出てきてくれなかった。
    少し待ってから部屋に入れてくれたけど、
    やっぱり態度がぎこちなくて、何かを言いかけては口をつぐんだりしてた。

    とりあえず、今なにか悩みあるよね?二人で話し合おうって決めたよね?
    と伝えたら、やっと口を開いてくれた。

    すごく小さい声で途切れ途切れだったので聞くのに時間がかかったけど、
    「マスターはまだ僕に手を出してくれる気がある?」という意味の事だった。
    そ、そうですね…はい…

    肯定の返事をしたら、意を決したような顔をした彼から
    「期待に応えられそうもないから、もし性欲の発散が必要なら他の人とでも…」
    と返答があったので、「は?」みたいな声が出てしまった。
    あんまりにもビックリしたので茫然とした顔をしていたんだと思う。

    その顔を見た藤堂君が泣きそうな顔でうつむいて
    「恋人としかそういうことをしたくないなら、僕は身を引く」と言い始めたので
    「身を引く」の「引」くらいの時にガシッと肩をつかんでこっちを向かせた。

    話し合いしたかったけど、まずは説教です

  • 47二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 22:50:50

    うんうん
    おはなしは大事だね

  • 48125/11/20(木) 00:00:00

    まずは泣きそうな藤堂君に対して強く言う気は無いので
    頭を撫でたり両手をつないで温めたりした。
    右手も冷たいってことは相当緊張してたんだな…。

    それから、藤堂君が好きな事と体の関係目当てだけで付き合い始めたんじゃないという事を
    これでもかというくらいしつこく何度も伝えた。
    というか、こっちがのんびりしてて藤堂君を不安にさせてた事を改めて謝った。
    藤堂君、色々な本やデータで勉強したり、色々な道具を準備してたりしたもんね。

    話していたらやっぱり腑に落ちなくなってきたから、
    どうしてそんな結論になったのかを聞いてみた。
    主に「期待に応えられない」って所。

    色々調べて、「最初はやる気だったけど段々怖くなった」「やっぱり無理だと思った」とかならまだわかるよ?
    それなら、藤堂君が嫌がることはこっちもしないし、それで嫌いになる事も無いよ。

    …という事を怖がらせないようになるべく優しく伝えた。

  • 49125/11/20(木) 00:26:14

    こちらの質問に答える代わりに、
    藤堂君が部屋の隅の棚に向かって、紙袋を持ってきた。
    中に箱が入ってる。

    それまでベットに腰かけてなだめながら話していたけど、
    箱を手に戻って来た藤堂君はそのままベットの上に乗り、正座で座ってこちらに中身を向けた。

    中身を見たら…以前藤堂君が持ってきたものが見えた。
    可愛いふわふわの手錠とか、猫耳とか、あと首輪も。
    以前『ある程度色々している恋人同士で使うやつ』って言ったやつだよね、覚えてるよ。

    と、それらを取り出したら、下にはいわゆるアダルトグッズといわれるものが入っていた。
    これ知らないけど!?
    思わず声が大きくなったら、藤堂君がビクッとしてうつむいてしまった。
    ご、ごめん、怒ったんじゃないよと撫でた。
    顏赤くなったり青くなったりしてる…怖がらせたかな…

  • 50二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 00:31:14

    ここマスターは対藤堂くんコミニケーションは高くて安心出来る

  • 51125/11/20(木) 01:02:49

    ふと紙袋が倒れてるので見たら、中に潤滑油が入っているのが見えた。
    そういえばこれも必要な道具だって言ってたっけ。

    …なんだか全部藤堂君に任せて申し訳なかったな…
    いや手錠だの首輪だのは任せてないけど趣味なのかな…

    と考えていたら、ぽつぽつと藤堂君が話してくれた。
    藤堂君のほうから関係を進めたいとアピールした以上、
    あまりにも手管が未熟すぎてマスターの手を煩わせるような事になりたくなかった、と。
    それで自分で使えるようなグッズを調べたと。
    取引相手のシバの女王からは、「マスターと進展した後からのほうが」と言われたけど
    「後」だと練習にならないからと言って納得してもらったらしい。
    その時に他のアイテム…猫耳とかも買ったそうだ。

    …練習?
    と思わず呟いたら正座のままベッドの上で丸まってしまった…頭抱えてるけど耳とか首が真っ赤になってる

  • 52二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 01:13:28

    このまま今ここで行けッ据え膳だぞッ

  • 53二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 01:26:47

    抱けーーーっ!!!!!!

  • 54125/11/20(木) 01:49:27

    落ち着かせるように頭をポンポンと撫でたら、
    「あの…練習、上手くできなくて…」
    と消え入りそうな声で言われた。

    箱の中に色々な物があって
    それこそ日本に昔からあった張型みたいなのや電動で動くのなんかもあった。
    でもその前に自分で潤滑油を使って解さないといけない。
    それで頑張ってみたけど、どうしても怖いのと緊張で体が固まってしまって
    上手くできなかった、という…。

    …なるほど。なるほど?

    脳裏にその光景が思い浮かんでしまい、
    ちょっと、あの、あまりにもアレな感じだったので
    こちらも思わず正座して丸まってしまった。
    いやこっちは不可抗力だと思う!

  • 55125/11/20(木) 02:15:15

    お互い丸まったま謎の時間が経ってしまったので、
    気合を入れて体を起こした。
    藤堂君もゆっくり体を起こしてくれた。まだ顔赤いけど。

    まだ不安そうだったので、頬を撫でながら話の続きを促した。

    ここの所の挙動不審はやっぱり奥の部屋、特にベッドだったらしい。
    そもそもの目的が「マスターのベッドで勝手に他人が寝るのを阻止」だったので、
    ベッドに他人が入らなければそれでよかったそうだ。
    でも「マスターと藤堂君の部屋」が用意された上に
    明らかに二人用のベッドが置かれていたので、
    嬉しい反面『自分は全然準備が進んでないのに…!』と焦る結果になったと。
    しかも全然気持ちよくなるどころじゃないので、本気で自分が不感症だと考え始めてたところだったらしく…。

    …うん…本当に藤堂君一人で悩むとダメだよ…今度から相談してね…

    ついでに気になっていた、今日の昼間の1件も聞いた。
    あの胸元に手を当てたの、何だったの?
    というと、今度は本を持ってきて差し出された。
    刑部姫に借りたマニアックな本だね。確かこれ内容が…

    …あのね藤堂君。この本はあくまで創作漫画だから!
    いきなり胸さわっただけでこんなに気持ち良くなるとか無いと思うよ?
    大丈夫、不感症とかじゃないと思うよ。
    あと、やっぱりこの本は返しに行こうね。

  • 56125/11/20(木) 06:29:32

    最初は暗かった藤堂君の顔が、段々落ち着いてきた。
    赤くなった頬はそのままで安心した表情になってきたので、ぽやっとしてる。

    改めて聞いてみた。
    藤堂君に手を出してもいいのか。
    もしかしたら本当に行為そのものは苦手でしたくない思ったけど
    別れたくないから我慢して相手する、とかそういう考えになってる可能性がゼロじゃなかったから。

    そうしたら、頬を撫でていた手をつかまれて
    「したい…」と呟かれた。
    なので返事の代わりに額や首筋にキスをした。

    しばらく触れ合っていたら、唐突にハッとした藤堂君から
    「待って!」と胸をグイッと押されて距離を取られてしまった。
    ごめん急だったかな

  • 57二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 06:31:16

    あら〜〜〜〜〜☺️☺️☺️☺️☺️

  • 58125/11/20(木) 09:45:59

    距離を開けられたので、それ以上は触れるのはやめておいた。
    うつむいた藤堂君の頭を見ていたら、服が引っ張られる感覚があったので目で追うと
    彼が右手でこちらのシャツを引っ張っていた。

    「今日マスターの部屋に泊まりに行っていいかな…」と囁かれたので
    もちろん、と伝える。
    今すでに夜なんだけど、今から一緒に来る?と聞くと、
    身支度させてほしいから後から行くと言われたので了承した。

    ~~~

    奥の部屋じゃなくて元の部屋で待っていると藤堂君がやってきたのでお出迎えした。
    服はいつも通りだったけど、髪がふわふわに乾いてたり肌が上気していたからなんとなくこっちが照れた。

  • 59125/11/20(木) 11:23:43

    部屋の入り口から動こうとしない…もとい動けなさそうだったので
    手をつないで二人してポテポテと歩いた。

    奥の部屋まで誘導したら藤堂君から手を離されたので
    そちらを見たら迷いなくベッドに向かって行った。少し慌てて後を追う

    ベッドの上に上がると、そのまま正座していた。
    顔はうつむき加減でよく見えない。見えている頬や耳は相変わらず赤い。
    なんとなくこちらも正座した。
    これ、さっきの藤堂君の部屋でお互いに正座してた時の再現みたいだな~と思っていたら、
    いきなり土下座されそうになって、脳内が「!?!?!?」でいっぱいになった。
    何、何か謝られることがある!?

    …と思ったけど、よく見たら土下座じゃなかった。
    3本の指をついて軽く頭を下げる、三つ指というポーズ。
    優雅な仕草が綺麗だなぁと見とれていたら、


    「よろしくお願いします…」

    という声が



    ~~~

    藤堂君、指一本動かせないらしい。
    ごめんね?

  • 60二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 11:51:09

    可愛い
    それしか言えない

  • 61二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 12:12:48

    あら〜〜〜〜〜〜〜
    あらあらあらあら〜〜〜〜〜!!!!!!!

  • 62二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 13:42:41

    抱いたんか!?!!?

  • 63二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 14:24:05

    三つ指ついて幸せなお嫁入り出来たんだねうひひ
    ハベにゃんにとびきりの白無垢発注しなきゃ!!

  • 64二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 19:53:12

    うーんこれはベッドヤクザ

  • 65125/11/20(木) 20:37:00
  • 66二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 20:57:48

    イッチ!それは裏話じゃなくて本編って言うんだぜ!!

  • 67125/11/20(木) 23:20:12

    ***日記42~59の藤堂君side***

    もし自分が不感症だったら、そんな自分との行為は意味ないんじゃないかという考えが頭から離れなくなっていた。
    マスターが部屋に来た時は、最悪の展開になる覚悟を決めた。
    もしかしたら恋人という立場は残してくれるかも、と「性欲発散の行為は他の人としてもいい」発言。
    それを聞いたマスターが怒った(と思った)ので、『そうだ、マスターはそんな不誠実な事をしない』という考えから身を引こうとした。

    幻滅されて呆れられるか強い口調で怒られると思っていたら、口調は優しいまま滾々と自分の事を好きでいてくれると伝えられて涙目になる。
    もう全部正直に言おうと、買っていたグッズや今までの行動を説明したら、一つ一つの話を真摯に受け止めてくれた。余計に申し訳なくなってしまう。
    ふとマスターの顔を見たら、相手も顏が赤くなっていて、それを見てドキドキした。

    マスターからまだ行為をしたいか聞かれた時は半ばぼんやりした思考だったので、キスの途中で我に返る。
    緊張しすぎて汗かいたのでシャワーを浴びたいし、できれば今まで避けていたマスターの部屋のベッドに行きたい。

    部屋についた時は緊張して動けなかったけど、奥の部屋のドアを通ったら覚悟を決めた。
    せめてちゃんと誠意を尽くそう、と三つ指をついて礼。

    …なかなか反応がなかったので、頭は下げたままチラッと目線だけマスターの方に向けた。
    マスターは顔を手で覆って横を向いている。
    な、なにか気に障ったか、おかしなこと言ったかな…とマスターの方へ近づいて、
    急に息が出来なくなった。
    一瞬遅れてキスされてる事に気付いて「マスター」と呼びかけたけど、当然声は発せられない。

    そこからは自分の意志では何もできなくなった。

  • 68二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 23:40:12

    火がついたら止まらないタイプのマスター最高

  • 69二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 23:50:21

    そらこんなずっとこんな健気な様子見せられた上に三つ指つかれたら
    頭パーーンッッってなりますわ

  • 70二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 00:19:31

    あまあまイチャイチャだ!!!!!!
    甘ァーーーーーーーーい!!!!!ありがとうございます

  • 71125/11/21(金) 08:50:28
  • 72125/11/21(金) 12:15:04

    【完堕ち】
    【ひたすら(色々な意味で)愛でられて幸せいっぱいな藤堂君と
    そんな藤堂君に付き合ううちにちょっとアレな扉を開いたマスター。】

    なので普通にエロ要素が入ります。

  • 73二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 13:46:15

    >>64

    このマスターも型月主人公だからなベッドヤクザは当然の嗜みよ

  • 74二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 21:36:02

    三つ指がツボすぎて変な声出た
    可愛いね ひたすら可愛いね
    いっぱいおもちゃで遊んでくるといいよ

  • 75二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 21:38:51

    オモチャ仕込まれてる藤堂くんドスケベすぎる
    この調教済ポメラニアンがよ…

  • 76125/11/22(土) 00:18:34
    Writeningwritening.net

    手錠+猫耳+首輪+αの尻尾 (途中/後半はR18)


    前半の年齢制限なし部分のみ。


    サーバーの調子が悪いのと、自分がしょっちゅう規制されて書き込めなくなるので保険でアップしときます。

    もしスレ落ちしたら申し訳ない…。

  • 77125/11/22(土) 00:19:48

    パスは 18↑ y/n です

  • 78二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 06:52:58

    保守

  • 79二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 13:18:44

    あまあまらぶらぶ供給助かる ほんとにたすかる

  • 80二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 13:19:08

    甘やかしてほしいって素直に言えるんだね…可愛いね…

  • 81二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 13:20:39

    >>76

    手錠壊しちゃう藤堂くんにさすが魁先生……と強さを感じた

    そんな武人としての確とした強さを持つ人が甘やかして……♡て言ってくるの本当にたまらんよな

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:05:00

    頑張れスレ主とその回線とサーバーよ
    このエッなスレを落とす訳にはいかないんだ

  • 83二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 21:25:49

    そうだそうだ
    とろ甘でありつつ力強さと行動力を兼ね揃える魁先生
    ありがたすぎる

  • 84125/11/22(土) 23:48:59
    Writeningwritening.net

    手錠+猫耳+首輪+αの尻尾 (R18/男マスター)


    後半部分も合わせた版。

    R18描写はあまりないものの、行為しているので念のため。

    一応、男マスターだと分かる描写があるものははっきり明記することにしました。

  • 85125/11/22(土) 23:50:16

    パスは同じく 18↑ y/n です

  • 86二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 23:57:35

    好きですありがとうございます

  • 87二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 01:47:59

    保守

  • 88二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 03:03:59

    ありがとう 孫の代までの命が救われました

  • 89二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 10:11:03

    ふふふ…えっちですね♡
    ありがとう…

  • 90125/11/23(日) 17:40:51

    ***少し未来の時間軸***
    技術顧問から呼び出しされた男マスターと藤堂君

    顧問「率直に言うね。君らイチャイチャするの自重して」

    マ「え?」
    藤「え」

    顧問「いや恋路にあれこれ言う気は無いんだけどね?ごく一部のサーヴァントから『目に余る』って言われててさぁ」

    マ「あの、でも部屋の外ではそこまで二人っきりで一緒にいないよ?」
    藤「食堂で食事する時も大抵複数人ですし…。それより他の夫婦サーヴァントの皆さんのほうがイチャついてると思いますが…」

  • 91125/11/23(日) 18:34:59

    ***少し未来の時間軸***
    技術顧問から呼び出しされた男マスターと藤堂君 2

    藤「あの、もしかしてマスターに好意を持っている方たちからの苦情ですか?
      …僕がふさわしくないとか、そういう…」

    顧問「いやいや違うよ。魔女とか神霊系とか、魔力がバカ高い勢から。
      君たちが人間とサーヴァントなのが原因といえば原因なんだけど、対策もできるからさあ」

    マ「対策?イチャイチャしないのが??」
    藤「でも自重と言っても、何を?普通に嫌なんですけど」

    顧問「ぶっちゃけて端的に言うね。マスター、藤堂君の中に出さないように」
    マ「ゴホッッッ」
    藤「普通に嫌なんですけど」

    顧問「魔力供給って知ってる?体液で魔力を得るっていう奴ね。
      あのね、藤堂君からマスターの魔力が探知されるらしくてね。あまりにもいつも探知されるから気まずい、何とかしろって言われててさあ…。ほとんどのサーヴァントは気づかないからいいんだけど」
    マ「まって、ちゃんと処理してます…」
    藤「(不服)」

    顧問「そうなの?うーんでも魔力の残滓とか、そういうレベルじゃないそうなんだけど…だから苦情がきたんだけどなぁ」
    藤「ああ、それは多分、僕がマスターのを飲」
    マ「藤堂君」
    (後ろからガシッと口を塞ぐ)

  • 92二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 18:39:10

    あら〜〜

  • 93二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 18:43:43

    藤堂くんがちゃんとわがまま言ってる(言っても許されると思ってる)のが良かったね…って気持ちになる

  • 94125/11/23(日) 23:23:02

    ***少し未来の時間軸***
    技術顧問から呼び出しされた男マスターと藤堂君 /呼び出し後のひと時

    ~~~
    明らかに『不満です』という感情を隠さない藤堂君をなだめるため、後ろから抱きしめる。
    二人で入っても余裕で足を延ばせる湯舟の中で、こちらに全体重をかけてリラックスしているものの、いつものように振り向いたり甘えた仕草はしてこない。
    濡れた髪が首筋に貼りつき、時折ぽたぽたと雫が垂れていた。

    しばらくの無言。ふと、抱えた身体が更に重みを預け、のけ反るようにこちらを振り向いてきた。
    体勢が崩れそうになり、お腹に回していた手を支えなおす。

    「…なんでマスターのくれなかったんだ。自重しろって言われたから?」
    絶対ご機嫌斜めになると思ってた。
    いつも中から掻き出すときに嫌がるから、できるだけ藤堂君の意識が飛んでいる時に処理をするようにしていた。
    ただ今日は日中に呼び出しで指摘された事もあり、藤堂君の中には出さなかった。もちろん、処理も無い。
    どう言っていいものか迷っていると、また前を向かれてしまう。

    「マスターから貰えるもの、なのに」
    とぽつりと呟かれた。

  • 95二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:44:15

    この藤堂くん、どすけべすぎる…

  • 96二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:57:16

    あーえっちえっち、えっちがすぎますよ

  • 97125/11/24(月) 00:14:54

    正直、別に掻き出さなくても身体に不調があるとかは無いらしい。
    というのも、関係を持ち始めたころはお互い慣れてなくて後始末なども不十分で、必然的に中に留めたままだったことが多かったから。
    特に最初の時はそれこそ自重できず、かなり負担をかけてしまった記憶がある。
    気が付いたらぐったりして虚ろな藤堂君がいて、かなり慌ててしまった。

    途中から処理をするようになって、そのたびに藤堂君が嫌がっていたのが少し謎だった。その疑問が今の一言でストンと腑に落ちた。
    背後から藤堂君の肩口に顔を寄せ、「ごめんね」と宥める。
    こればかりは気持ちを汲み上げてあげられなかったのが悪い。

    こちらを振り向かないまま「…もう貰えない?」とほとんど聞こえないくらいの音で言葉を告げられる。
    返答に躊躇すると、相手の身体が強張ったのが分かった。

    あ、これ、またマイナス思考が暴走してるな。

  • 98125/11/24(月) 00:58:34

    「そんなことないよ。今日は勝手な事してごめん。藤堂君の気持ちも聞くべきだったね」と伝えると、腕の中の身体の力が抜けていった。
    大丈夫かな…?と思ったものの、次の瞬間に藤堂君が身体をこちらへ傾けてきた。
    顔だけをこちらに向けて再度問いかけてくる。

    「最初の頃はしてなかったのに、なんで中から出すように?」
    「…それは、理由はあるけど…ちょっと言いにくいというか… あ、落ち込まない!悪い理由じゃないから!分かった、言う、言うから」

    涙目になりつつあった藤堂君の頭を抱き寄せて髪を撫でる。落ち着かせるときはこれが一番効く。

  • 99125/11/24(月) 05:23:24

    髪を撫でながら言葉を紡ぐ。
    「最初の頃の事覚えてる?その、後始末してなかった頃の」
    「最初…うん、多分。記憶が曖昧な所もあるけど」

    「その節は本当に申し訳ございません。あのさ、意識がぼんやりしてる事が多かったよね。今もだけど、以前は特に。そのぼんやりした状態の時にずっとお腹を撫でてたのを覚えてる?」
    「…は?お腹を?」
    「うん、そう。それで、その時は中から掻き出すっていう事をしてなかったからさ『きっとお腹が痛いんだ。けど気を使って言えないんだな』と思ってて」
    「でもそんなことなかったけど…?」
    心の底から不思議そうな顔でそう口にする。

    「うん、今はそれが分かってる。で、ね。意識がふわふわな状態の藤堂君に何回か聞いたんだよ。『大丈夫?お腹痛いか体調が悪くなった?』って。
    でも全くこちらの呼びかけに答えなくて。お腹をゆっくり撫でながら、無意識だと思うんだけど『ふふ、マスターの…』って呟いていたんだよね」
    それこそ、恍惚とした顔というのはああいう顔の事を言うんだろうなぁと、頭の片隅でそう思う。

    「………う、嘘!?覚えてない!」
    「完全に無意識での発言と行動って感じだったし…」
    「本当に…?…でも確かに自分だったらお腹撫でながら言うかも…」
    「(今まさにそんな感じの事を言っていたなという顔)」

  • 100125/11/24(月) 05:57:29

    「その時はとにかく中のものを出さないと負担になってるのかも、と思ったから。それがまず1つ目」

    思案し始めた藤堂君が、ふと顔を上げた。
    「1つ目?まだある?」
    「あります。ベッドの上で身を起こす時とか、バスルームに向かう時に抱っこして移動してた時とかにさ、ほら、足から伝い落ちる事があったでしょ」
    「そ、そう、だね、うん」
    「その時にぼんやりした藤堂君が自分の指で塞ごうと」
    「~~~っあああ!!言わないで!!思い出した!!!」
    こちらから離れて、膝に顔をうずめてしまった。首筋や耳が、のぼせたように火照っている。

    「…だから、どちらにしても中から掻き出してあげたほうがいいと思って始めたんだよ」
    「はい…」
    納得して頂けたようで良かった。

    「でも、その2つが理由なら、別に外に出さなくっても…」
    「1つ目はともかく2つ目の理由はダメ。こっちの理性が飛ぶので」
    「あ、うん… ???」
    「それに今日指摘されたしね。しばらくは、ね?我慢して」
    「ん~…」
    不服そうだ。だけどこればっかりは自分達だけの問題じゃないから納得してもらうしかない。


    後日、折衷案として、1日だけの休みが減る代わりに数日間のまとまった休みが増えることになった。
    最初の1日目に好きなだけ中に貰えることになった藤堂君がかなり幸せそうだったので、まあよかったのかなと思っている。

  • 101二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 10:59:25

    幸せハピハピ空間でとても良い…
    パーフェクトコミュニケーション…

  • 102二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:21:20

    もう新婚さんじゃねーか

  • 103二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 22:19:11

    おかえり、ご飯にする?お風呂にする?それとも僕?しとけ(願望)

  • 104二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 00:13:53

    藤堂君幸せにおなり…

  • 105125/11/25(火) 05:41:05

    藤堂君視点

    ~~~
    ●月●日

    マスターが僕の事を忘れた、らしい。

    正しくは、『ここ最近の出来事』の記憶が丸ごとすっぽり抜けた状態だそうだ。

    つい先日までの特異点が”その現地に合わせた記憶を刷り込まれた状態にされた”というパターンだったらしく、マスターはカルデアでの記憶を失いその地で過ごす住人のようになっていた。

    記憶が戻り、特異点のトラブルは無事に解消。現地の処理も終わり、こちら側に帰還…となった最後の最後で黒幕のトラップのようなものに引っ掛かってしまったそう。
    再度マスターの記憶に干渉してカルデアが正常に機能しなくなるようにしたかったらしいけど、そこまではいかなかったみたいだ。

    ただ、多少だけ影響を受けてしまった。
    技術顧問曰く、
    【マスターの今までの記憶に関して、旅の始まりから今現在までを『1~100』の数字で表したとすると
    『95』までは大丈夫だった。ここ最近の『96~100』までを忘れている】
    …という事だった。

    時間経過で戻っていくらしいけど、それが明日なのか数日・数週間かかるのかがまだ分からない。

  • 106125/11/25(火) 08:12:25

    何も知らずにマスターと会っていたらショックを受けたかもしれない。

    でも、技術顧問始め他の皆が気を使ってくれたのか、記憶の一時的障害であることといずれ戻ることをあらかじめ教えていてくれたから、心の余裕ができて助かった。

    ここカルデアでは特異点後にサーヴァントが来ることが多いらしく、僕ら新選組やエリザベートさんがいても疑問を持たずにすぐに受け入れていた。
    記憶が無いことも謝られた。

    ただ僕の事を同年代か年下みたいに勘違いしていた事は腑に落ちない。
    …まあ童顔とは言われるけど…

  • 107125/11/25(火) 12:36:47

    ~~~
    ●月●日
    そういえばマスターの部屋って今どうなってるんだろう?
    マスターが特異点から帰ってきた後、一回も行ってないから分からない。
    本人に聞くわけにもいかないし、やっぱり技術顧問に聞いてみよう。


    ~~~
    今は元の部屋と奥の部屋の間のドアそのものを隠蔽しているらしい。
    マスターにはそのドアの存在が分からないそうだ。
    たまたま間違って開けたりしないよう、マスターでは開かないように封鎖処理もしているそう。

    まあマスター視点からしてみれば、特異点からカルデアに戻ったら
    部屋に別のドアがあって別の部屋とつながってた、という状況になったら混乱するし、その対策も当然。うん。

  • 108125/11/25(火) 17:36:05

    ~~~
    ●月●日

    部屋にマスターが来てくれた。
    こちらかは極力近寄らないようにして本当に必要最低限な会話しかしていなかったし、特に用事もないはずなので、驚いたのと嬉しかったのとで多少混乱したので上手く会話できなかった。

    忘れ物を届けに来たと言われ、差し出されたのは僕のTシャツ。
    長袖で丈が長めなシンプルなもので、よくマスターの部屋で着ていた物。
    多分元の部屋に置き忘れてたみたいだ。
    「借りてたみたいだから返しに来た」と笑顔で言われたので、無言で受け取った。

    しばらく沈黙していたら、お礼にとチョコアイスを貰った。
    好きな物について伝えていないので疑問に思っていたら顔に出ていたみたいで、「なんでか、これを渡したいって思って……。でも好きならよかった」と言われた。

    ずるいと思う。

  • 109125/11/25(火) 20:51:09

    ~~~
    ●月●日

    まだマスターの記憶は完全に戻っていない。

    寂しいけど、付き合っていた事を匂わせてしまえば気を遣わせるのは明らか。
    思い出せない自分を責めるかもしれないから、まだ避けてしまう。

    …いや、マスターが自分を知らないという事実が痛くて、距離を取っているのは自分でもわかってる。


    わかってたんだけど。

    何故か食堂で一緒の席になったり、廊下で会った時に立ち話したり、シミュレーション戦闘訓練のメンバーに組み込まれることが増えた。
    チョコアイスを持って部屋に遊びに来てくれることも何故か増えた。

    以前だったら普通に話せていたのに、今は変に身構えてしまってうまく会話できない。



    ・・・
    食堂の1コマ
    「隣、座ってもいい?」
    「……他にも空いてる席あるだろ」
    「うん。でも、なんでかここが良いんだよなぁ」
    「……勝手にどうぞ」

  • 110二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 20:53:21

    心が覚えているのか、単純にマスターの好みが一貫してるのか…

  • 111125/11/25(火) 23:15:29

    ~~~
    ●月●日

    夜、眠る前。久しぶりにマスターの部屋で愛用していたゆったりしたTシャツを着てみた。
    部屋で過ごしていた時の事を思い出して少しだけ落ち込んでいると、ドアがノックされる音。

    誰かと尋ねると、マスターが来てくれていた。読みたかった本を持ってきてくれたという。
    一瞬、自分の服装を思い出したけど、まあTシャツだから部屋で着ていてもおかしくないし、マスターは覚えていないだろうと思ってそのまま対応した。

    さすがに廊下に立たせたまま対応するのは躊躇われたので招き入れる。
    二言三言とりとめのない言葉を交わすと、夜なのですぐに自分の部屋に戻るねと言われた。

    見送りのために部屋の入口まで一緒に向かい、お休みのあいさつを交わす。
    マスターが顔を寄せてきたので、目を閉じて唇を受け入れた。

    ………あれ???

    目を開けると、僕と同じくらい「???」という顔をしていたマスターと目が合う。
    体感、30秒くらい見つめあっていた。

  • 112二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 23:35:33

    あらあらあら???

  • 113二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 23:47:47

    見んねリリス!!!いやしか新撰組ばい!!!でしゅ!!!

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 23:51:50

    体は正直だな!!!!!

  • 115二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 06:18:49

    保守

  • 116125/11/26(水) 06:19:09

    ~~~

    しばらくお互いがポカンとした表情で立ち尽くしていたけど、
    急にハッと我に返ったマスターから「ごめん!!!!!」と謝罪された。
    右手の服の袖を使って、慌てて何度も僕の唇を拭っている。

    心の底から”自分は何でキスした?”と”申し訳ない”と思っている事が分かる表情をしていたので、気にしないでと言う内容の返答をしようとした。

    しようとした、けど。

    こちらはこちらで、口に出そうとしても言葉が出てこない。
    フォローの言葉だけ簡単に言えばいいのに、色々な感情が一気に押し寄せて来る。
    『慌てなくても気にしてないから大丈夫いいよ嫌じゃなかったおやすみ何でそんなに焦ってるんだ嫌だったの今まで我慢してた寂しかった触れて嬉しい早く思い出して一緒に居たい寂しい』
    何をどう感じているのか自分でも掴めない。

    そんな何も言えずただマスターを見ていた自分の顔に、ふとマスターが視線を向ける。
    こちらの感情を伺うと、それまでの焦った様子が消えどこか覚悟めいた表情を浮かべた。

    揺らぎのない瞳で「好きだ」と言い切られた。

  • 117二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 12:02:25

    いけーーーーっ!もっかいキスしたら記憶戻るかもしれん!!

  • 118二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 18:36:28

    抱けぇっ!!!!!

  • 119二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:21:08

    このレスは削除されています

  • 120125/11/26(水) 22:22:34

    ~~~
    マスターからの言葉を聞いた瞬間、息が引っかかったように一度止まり、「……記憶、戻ったのか?」と思わず呟いていた。
    しまった、余計な事を言うつもりはなかったのに。

    マスターの記憶が戻るまでは、特別な関係だったことは絶対に悟られないようにしたかった。
    もし気付かれたら、優しいから気を使うに決まっている。

    …と自分では理屈をつけていたけど、結局のところ、記憶のない彼に自分を想ってもらえるか不安だっただけ。
    もし万が一、記憶のないマスターからほんの少しでも嫌悪感を読み取ってしまったら…
    そのあとマスターの記憶が戻ったとしても、絶対に忘れられない。


    問いかけにマスターは驚いたように瞬きをしたあと、落ち着いた目でこちらを見た。
    ゆっくり首を振り「今の自分でも、君を好きだって分かったよ」と告げてくる。
    まっすぐこちら見る視線の強さに、“記憶じゃなくて、今の感情なんだな”とはっきりと分かってしまう。

    返事の代わりに、今度は自分のほうから唇を寄せた。

  • 121125/11/27(木) 00:00:14

    無言のまま顔を寄せ、首の後ろへ手を回し、そのままぐっと引き寄せて軽く唇を触れさせた。
    僕の行動に驚いたマスターが一歩後ろへ下がり、背中がドアに当たる。

    あ、そうか。マスターがキスしてきたのって意図してじゃなくて無意識だったよな。僕もだったけど。

    そんなことを考えつつ、僕がまた1歩進む。
    唇は触れたまま離れず、密着したままズルズルとお互い崩れるように床に座り込んでしまった。

    自分の両手はいつのまにかマスターの服を握りしめて縋っていた。離そうとしても指が言うことを聞かない。
    最初こそ戸惑っていたマスターも、気づくと後頭部と腰に手を当てて支えてくれていた。

    ゆっくり唇を離したが、まだ呼吸が荒い。
    「……帰る?」と少しだけ間を置いて問いかけた声が、自分でもわかるくらい沈んでいた。
    離れがたく思うのは許してほしい。

    戸惑いが見えたのは一瞬だけで、すぐに僕の手を握ってくれた。
    立ちあがり、マスターの手を軽く引いて部屋の奥へ連れていく。

  • 122二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 06:14:27

    あーあまあまいちゃラブが脳に沁みる ありがとうございますいつもいつも…

  • 123二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 12:31:08

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 13:25:02

    ここの藤堂くん、自己愛と自己肯定感と自己が着実に育ってて大変良い……言いたいことやしたいことをちゃんと伝えられる関係性を築いててスゴくいいぞ………

  • 125二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:24:43

    完堕ちデレ全開ポメラニアンの破壊力がすごい…
    帰ってきたらへそ天腹丸出しのレベルでしょ
    甘やかしワンちゃんプレイしててくれ

  • 126二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:50:59

    マスターを愛してる自覚も愛されてる自覚がある上に注がれる愛をきちんと抱きとめてるからか、撫でてって遠慮なく引っ付いてくる甘えた駄々っ子もできるんだな。藤堂くんがマスターと幸せそうで嬉しいよ。

  • 127125/11/28(金) 00:15:25

    ***記憶が戻った後の一幕・健康診断編***
    婦長と男マスターと藤堂君

    婦長「お二人の体調管理のために確認します。負担が出ていないか確認したいので、頻度を教えてください。」

    マ「はい?」
    藤「何て?」

    婦長「ですから性行為の回数を」

    マ「すみません聞かれた内容は分かったんですが理由が分からなくて」
    藤「何故それを言う必要が…?」

    婦長「ですから体調管理です。お二人の体調は今後の業務に関わる事項ですので。もちろん、興味本位などではありませんよ?プライバシーは当然お守りします」

    マ「そ、そうですか…」
    藤「ええと…1回?」
    マ「」

    婦長「そうですか。世間的で多いのは週に2~3回程度らしいので、まだ多少ゆとりのあるペースですね」

    藤「え、週?」

    婦長「…もしや一か月でのお話ですか?」

    藤「…そんな訳なくないです…?」
    マ「(婦長に怒られるのと藤堂君に拗ねられるのどちらがマシか考えている顔)」

  • 128125/11/28(金) 00:18:07

    >>121

    の続きをR18とまとめるか番外編で分けるか悩み中なので、


    保守代わりの

    >>127

    小ネタです

  • 129二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 01:13:19

    1日!?

  • 130二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 07:56:00

    うーんこれはドスケべ魁先生

  • 131二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 12:53:35

    >>127

    藤堂くん拗ねさせるより、婦長怒らせた方がいいと思うヨー

  • 132125/11/28(金) 18:02:37
    Writeningwritening.net


    >>121の続き

    R18要素を含む 男マスター×藤堂君


    パスは 18↑ y/n 


    一応、これを読まずに次の話に飛んでも大丈夫です

  • 133二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:18:19

    こんなド助平魁先生にエッチなことされてまだ藤堂くんを思いやる程の正気を保ってるマスターえらいね 愛だね

  • 134二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:35:39

    このドスケベポメラニアンがよぉ(褒め言葉)

  • 135二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:56:19

    お互いがお互いを想って頑張った結果、めちゃくちゃエッチになるのスゴくえっちだ

  • 136125/11/28(金) 22:46:40

    ~~~
    今回は『ちゃんとマスターの記憶が戻る』ことは分かっていた。それが何日後か何週間後かが不明だっただけ。
    それでもこんなに不安な気持ちで一杯になり、つい傍にいることを避けてしまった。

    これがもし記憶が戻るかどうか分からない状態だったなら…

    …そんな考えが、ほぼ毎日のように心に思い浮かんでいた。
    怖すぎて考えないようにしようとしても、どうしてもダメで、心が冷えていく。
    もしこれが他の人だったなら。
    自分に確固たる芯を持ち、マスターの愛情を疑うことなく、ゆるぎない自信で信頼しているような心の持ち主なら。
    こんなに不安がることはないだろうし、そもそも自分から記憶のないマスターにアプローチするだろう。

    マスターに選んで貰った、マスターの部屋で過ごす時専用にしていたTシャツを持ってこられた時も、「もう不要だ」と言われた気がしていた。
    でもそのあとすぐ、僕の好きな物を持ってきてくれたという事実が、忘れられていない証拠のようにも感じられた。

  • 137二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 23:11:05

    ふたりが幸せになるのは分かってるからトラブルとエロに興奮しつつ安心して読める ありがてぇや

  • 138125/11/28(金) 23:24:55

    記憶が無くてもマスターはマスターだった。
    少しずつ接触が増え、色々な所で話しかけてくれたり部屋に遊びに来てくれたりしていた時。ふとした時の表情や優しさ、変わらない仕草に、張りつめていた胸の奥がゆるくほどけていくようだった感覚を思い出す。

    昨夜、マスターがこの部屋に来てくれた時も、唇が触れた瞬間は心に安堵が広がっていた。
    直後に感情がグチャグチャになって混乱し、意図しない言葉がふっとこぼれてしまった時も、自分を落ち着かせたのはマスターの”好きだ”という声。
    その言葉の中に懐かしい温度を感じてしまい、本当に以前も今も同じ感情を向けてくれているとその時に実感したんだ。


    そうしたら嬉しくて、我慢できなくなって、どうにかしてこちらからも目一杯の愛情を示したくなった。
    だから帰ろうとするマスターを引き留めたし、部屋に居てくれることになったマスターには触れ合う事で好きな気持ちを分かってもらいたかった。

    …ちょっと、いやかなり色々暴走したのは反省点だけど…次はぜったい上手くやる。

    結局マスターの記憶は昨日のうちに戻った。
    元々、僕との接触を増やしたのは、『藤堂君と一緒に居ることが記憶のキーになる』と薄々感じていたからだそう。
    会話したり表情を見たりして記憶の取っ掛かりを探していたら、昨日の触れ合いで一気に記憶を手繰り寄せた、という感覚だったらしい。

    その事は今日の朝、枕に顔を埋めたまま、思考がまだ動き始めない時に伝えられた。
    微睡んで半覚醒だった僕は、マスターの記憶がどうなったかを瞬時に思い出せなかったから。

    その返答で安心した僕はまた眠ってしまったらしく、次に覚醒したのはマスターが朝の食事を持ってきてくれた時。
    ゆっくりと食事をしながら、今日の予定を立てる。
    まず記憶が戻ったことを報告に行かないといけない。

    僕は今日一日お休みにしてもらったらしい。このまま部屋で休む?と聞かれたが断った。
    できればマスターの部屋で休みたい、と告げると、嬉しそうに了承された。

    ~~~

  • 139125/11/28(金) 23:42:37
  • 140二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 07:07:00

    保守

  • 141125/11/29(土) 09:17:17

    ***健康診断の後の時間軸 1***

    男マスターと藤堂君

    流れは >>105(記憶喪失)→ >>90(技術顧問呼び出し)・>>94(呼び出し後)& >>127(健康診断) のイメージ



    藤堂君視点

    ~~~

    先日の婦長との体調管理に関する面談で、マスターとのあれこれを指摘されてしまった。

    質問に正直に答えたら、説教モードに入った婦長から淡々と諭される。あくまで「医学的視点にもとづくアドバイス」なので、こちらの感情論は通用しない。


    曰く、体力消費が多くなると疲労が蓄積される恐れがある、負担に気付いていない危険がある、感情優先で身体のサインを見逃すのはよくない、等々。

    僕だけではなくマスター側の負担まで言われたら納得するしかない。


    正直な所、一時期記憶を失っていたマスターと触れ合えなかった期間があった分、その反動が来ていたと思う。

    普段の日常活動はともかく、二人で部屋に居る時は離れたくなかった。

    そのせいでマスターにも負担をかけていた可能性に思い至り、反省した。


    部屋に戻り改めて二人で話してみた。マスターからは僕の負担に関して謝罪された。

    婦長からの色々な指摘を聞いて、思うところがあったようだ。

    「体しんどいって感じること、本当にない? 無理を隠してそうでちょっと心配で…」と不安そうな眼差しで伝えられたけど、考えたことも無かったので戸惑う。


    本当にこちらは幸せしかないから問題ないんだけど。

    マスターに気を遣わせるのも不本意だし、そもそもマスターの負担も考えないといけないし。これからは触れ合いだけの時間を増やそうという結論になった。

  • 142125/11/29(土) 13:25:12

    ***健康診断の後の時間軸 2***
    男マスターと藤堂君


    昼間はまだ普通に過ごせてたけど、夜になるとお互い慣れてなさ過ぎで距離感を計りかね、会話がぎこちなかったりした。
    「なんかさ、変に意識すると逆に落ち着かないね…」
    「仕方ないよ。今までが……その、そういうペースだったし…」
    と言いつつ、それでもただハグをしたり軽く触れあっただけで就寝して満足していた。
    もちろん、いつもじゃなくてどちらかが求めたら応じていたけど。


    ある日の深夜。ふっと意識が浮上して目が覚めた。
    ぼんやりしたまま手をマスターの方へ伸ばすと、ひんやりした布の感触が手に触れる。
    (………?いない?)
    あまり気にせず、すぐ戻ってくるものと思って目を閉じて待っていた。でも、なかなか戻ってこない。
    部屋の中で物音がしないことに気付き、身体の向きを変えて部屋の中を見渡す。
    見ることができる範囲では何処にもいなかった。
    ベッドから降り、隣の部屋に行ってみる。いない。

    一瞬、緊急事態かとも思ったけど、そんな雰囲気は感じられない。

    その日、マスターが戻って来たのは僕が起きてから1時間くらい経っていた。
    眠っているフリをして、マスターがベッドに入ってきたら”今目が覚めた”という感じを出す。
    身体にくっつくと撫でられたけど、なんとなく違和感を感じた。

  • 143125/11/29(土) 16:36:20

    ***健康診断の後の時間軸 3***
    男マスターと藤堂君

    翌朝のマスターは普通で、特におかしな所も妙な態度も無い。
    でも昨夜…というか日付が変わった頃の深夜の1件は、なんとなく引っかかっていた。

    以前までの自分だったら「誰か他の人の所に行ってる?」「気持ちが離れたんじゃないか」と思い込み、それをマスターに告げずに一人で悩んだ挙句に極端な行動に移していたかもしれない。

    今はさすがにマスターの愛情を疑ってはいない。信じてはいる。けれど、どこか引っかかる。
    そんな安心しきれずにいる状態でも、行為を求めれば応じてくれた。

    最初に夜中の出来事に気付いた時から数えて、一週間に届かないくらい日の経った頃。
    また夜中に目が覚めてしまった。
    なんとなく予感がしてマスターが眠っているはずの場所を見ると、やっぱりいない。
    触ると暖かさが無く、抜け出してからある程度の時間が経過していると分かる。

    きっと僕が勝手に勘違いして、真相を聞くとなんてことない事…だと思う。
    そう理屈では信頼していても心がただ納得しきれていないだけ。

    そう結論付けて、つい今回も前と同じような対応をしてしまった。
    マスターが部屋に帰ってきてベッドに入った時に起きたフリで寄り添う。「起こしてごめんね」と謝られ、身体を引き寄せられた。身体が密着して体温と肌の匂いに包まれる。

    と、以前感じた違和感の理由が分かった。
    肌がうっすらと水気を残した、湯気を含んだような柔らかな気配だったからだ。
    シャワーを浴びたのは寝る前だったから、今の時間でそんな風に感じるのはおかしい。
    そもそも、マスターは部屋のバスルームではなく外から帰ってきていた。

    …よし。また同じことが起こるかもしれない。その時はマスターに事情を聞こう。

  • 144125/11/29(土) 21:26:51

    ***健康診断の後の時間軸 4***
    男マスターと藤堂君

    また数日間が同じように過ぎる。穏やかだったりたまにトラブルがあったりしたものの、いつも通りに過ごしていた。
    適度な距離感で触れ合い、無理のないペースで日々を共有する。
    ある時はマスターから誘われたので、自然な流れのまま夜を共にした。今までと同じ、幸せな時間。


    それから数日後の夜、眠りについてしばらく時間が経過したあと。
    僕は目を閉じたまま、浅い呼吸を整えていた。
    眠っているはずのマスターがゆっくりと体を起こしている気配が伝わる。シーツが擦れるはずの動きが、ほとんど音になっていない。
    足をそっと床へ下ろす時の、空気が動く程度の小さな変化だけが耳に届く。息を潜めているのが分かる。

    次いで、足音が遠ざかり、扉が鳴らないよう慎重に開けられた気配がした。
    僕は眠ったふりを崩さず、ただ静かに息をひそめていた。
    扉が閉まり、完全な静けさが戻ったあとで、ようやく薄く目を開く事が出来た。
    暗闇の天井を見つめながら、胸の奥に残るざらついた感覚をひとりで抱え込む。

    本当はすぐに”起き上がったマスターにたまたま気付いた”フリをして、何処へ行くのか、何か事情があるのかを聞くつもりだった。
    でも実際は身体が動かず、結局ひと言も発せないままになってしまった。必死に気付かないふりをしていたせいか、手足が固くこわばっている。

    ゆっくりと起き上がり、マスターが寝ていた場所に視線を落とす。
    今の出来事が頭の中でグルグルと反芻されたあと、迷いを抱えたまま伏せていた視線を上げ、マスターのあとをつける覚悟を固めた。マスターが僕を裏切ることはない、と信じている。

    部屋着だったけど着替える時間も惜しい。
    音をたてないように素早く部屋から抜け出し、廊下で耳を澄ます。おそらくマスターが進んで行った、かすかに音がしているほうへ向かった。

  • 145二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 21:40:06

    ドキドキしてきた

  • 146125/11/29(土) 23:36:48

    ***健康診断の後の時間軸 5***
    男マスターと藤堂君

    夜の廊下は薄暗く、人の気配もない。
    マスターは部屋を出てすぐは音をたてないように移動していたが、少し離れると静かながら普通に歩きだしていた。
    こちらが本気で気配を殺して移動すれば、マスターに気付かれないという自信はある。
    僕は慣れた身のこなしで床を踏みしめ、音が響かぬよう歩幅を調整しながら進んだ。

    もし途中の誰かの部屋に入ってしまったら…と一抹の不安を抱えながら進んでいくと、共有エリアにたどり着く。そこにあるトレーニングルームの明かりが目に入った。
    そっと中を伺うと、部屋の中のランニングマシンやストレッチマットはどれも使用されていない。マスターの姿もない。
    明かりは点いているのに…?と疑問に思い部屋の中に入ると、トレーニングルームの奥に小さな個室シャワーの扉が並んでいるのが目に入った。
    そのうち一つだけランプが点灯しており、内側からかすかな水音が聞こえる。
    その中にマスターがいるのだとすぐに気づいた。…ひとり、だよな…?

    シャワーの音を確かめたあと、その場で立ち尽くして静かに待っていた。何て言おうか、何を聞けばいいのか思考がまとまらず、両手で胸元の服をぎゅっと握りしめる。時間がやけに長く感じられた。

    やがて水音が止み、ドアが開く。
    出てきたマスターは片手にスポーツ用ウェアを抱えて、もう片方の手でタオルで髪を拭いている、
    一歩踏み出し、目前に立っている僕の姿を見つけて硬直。直後、
    「ッうわぁっっ!!な、なんでここに…!?」
    と大声を上げ後ろに跳ねた。
    動きを止めたマスターは、目を見開いたまま数秒固まり、すぐに目を伏せた。“見られたくなかった”とありありと分かる、後ろめたさと気まずさを感じる表情。

    よく考えなくても、こんな夜中にトレーニングルームにこっそり来たのも、マシンを使わずに即シャワーを浴びているのもおかしい。
    これが誰かと一緒にいたのなら、まだ…嫌だけど、理由としては分かる。

    僕が何も言わないから、そっとこちらの様子を伺っていたであろうマスターが僕の顔を見た。
    と、表情が強張る。よっぽど酷い顔をしているらしい。
    すぐにこちらに駆け寄ってきて、心配そうに肩を揺さぶられる。
    とりあえず部屋に戻ろうと促され、手を引かれて歩み始めた。

  • 147125/11/30(日) 00:51:58

    ***健康診断の後の時間軸 6***
    男マスターと藤堂君

    部屋へ向かう廊下は静かで、二人の歩みもゆっくりだった。

    さっき抜け出したままのベッドにたどり着く。マスターは気まずそうに腰かけ、僕の両手を引いて引き寄せた。
    言いにくそうに指先を絡め、「説明したほうがいいよね……」と視線を落とす。
    立ったままの僕は反射的に身を固くし、目を瞬かせることしかできなかった。

    まずは夜中にこっそり出て行ったことと、それを言わずに僕を不安にさせていたと謝罪される。
    でも、根本的な理由を言うのを躊躇っている。息を整えてから、ゆっくりと言葉を探すように口を開いた。


    「その、藤堂君と一緒に眠りについた後、どうしても我慢できなくなることがあって。無理に誘うのも違うと思って…迷惑をかけたくないし、必要なときは自分で処理してたんだ。だから部屋を出てた」

    「……………………………………………………………………………………………………っ、えっ?」


    予想外すぎる答えを聞いた瞬間、思考が途切れて固まる。まばたきも呼吸も忘れてしまった。

  • 148125/11/30(日) 00:53:45

    ***健康診断の後の時間軸 7***
    男マスターと藤堂君

    予想外の事を言われると一切動けなくなるんだな、と実感してしまった。
    あまりにも動かなくなった僕を心配してか、何度か手を引かれる。

    やっとマスターの言葉の意味が呑み込めてきた。次々と疑問が浮かび上がってくる。
    「えっ、なんで外まで、ていうか僕がいるのに?起こしてくれれば」と矢継ぎ早に問いかけて困らせてしまった。
    マスターはすごく気まずそうな顔で、でもちゃんと説明してくれた。

    いや欲を発散したいから藤堂君を起こすとか無いよ。
    かといって寝てる藤堂君がいる部屋の中では処理できなくて…部屋のシャワールームを使うと起こすだろうし。
    トレーニングルームならシャワーもあるし、運動すれば気が紛れるから。本当に運動した後にもう一回シャワーを浴びて、それから部屋に戻ってた。

     …等々、こちらが疑問に思っていた事を細かく。
    でも今までそんなことなかったのに…と思考を巡らせて、思いつく。そういえば最近お互い誘うのをちょっとだけ控えてたな、と。

    最初は呆然としていたけど、予想しなかった理由を理解した途端、心の内側からじんわりと温かくなる。口元の緊張はもう保てなかった。
    「マスターはそういう欲が薄いと思ってた…」とつい零してしまう。だってどう考えても僕から誘うほうが多いし。
    行為に対して苦言を受ける時も大体は僕に原因がある。

    でもそれを伝えると、心外だといわんばかりの表情をされた。
    「……あのさ。こう見えても、自分だって……その、欲くらいはあるんだよ。無理させる事も多いし…」
    お互いが照れてしまい、マスターは言葉が途切れ、僕も続ける言葉を失った。
    時間がゆっくりと流れていく。

  • 149二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 08:32:52

    お互い我慢しなかったらどれだけぐちゃどろになるんでしょうね この二人

  • 150二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 09:07:18

    やっぱり自家発電してたかぁ、もう解禁していいでしょ婦長この2人制限するとかえって毒ですよこんなん

  • 151二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 11:09:55

    抱けーーー!!抱けーーーー!!!(画像略)

  • 152二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 11:54:04

    抱き潰せーーーーーっっっ
    いや抱き潰さなくていい いちゃラブしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  • 153二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:33:29

    ふたりの幸福再臨イチャラブレベル上限突破を見るでは、冠位カップルになるまでを見届けるまでは落とせねぇ

  • 154二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 20:14:44

    マスター×藤堂のイチャ甘生活最終再臨isなに

    恋人関係成立したとき?それとも完オチしたとき?

  • 155125/11/30(日) 22:02:19

    ***健康診断の後の時間軸 8***
    男マスターと藤堂君

    マスターは僕の両手を握ったまま、指先にそっと力を込めた。少しだけ深呼吸をしてから、視線を落とす。

    「その、改めて、ごめん。不安にさせて」
    謝罪は誠実で、嘘が混じっていないのが分かる。首を静かに横に振る。

    ずっと沈黙したまま返事をしなかったから、マスターは僕の反応を読み取れず不安げに顔を上げた。
    俯いたこちらの顔を確かめるように、そっと覗き込んでくる。思いっきり顔を逸らしたけど、視界からは逃れられなかった。

    自分に対してちゃんと欲情してくれた事ことと、大切に扱われていたこと。
    幸せが一度に押し寄せすぎて、多分、人に見られたら恥ずかしすぎる照れ顔になっている自覚がある。
    本当は手で顔を隠したかったけど、両手を握られているからそれもできない。

    逸らした僕の顔を見た瞬間、嬉しさをこらえきれていないだけだと理解したんだと思う。
    両手を引かれて腕の中に引き寄せされた。

    顔は上げられないまま、「今は、欲、もう落ち着いた?」と控えめに問いかけた。
    マスターは少しだけ目を瞬かせたあとに「…ダメだったよ」と照れながら答えてくれた。

  • 156125/11/30(日) 23:55:51

    ***健康診断の後の時間軸 9***
    男マスターと藤堂君

    マスター視点
    ~~~

    婦長との面談で「受け身のほうが負担が大きい」と言われたときに、心に引っかかっていたことを改めて指摘された気がした。
    元々藤堂君が”人に求められたい”という感情が強いことは分かっている。
    だから、無理してでも応えようとしていないか。気づかないうちに負担を抱えていないか。本人が無理を“無理”と認識できていないのでは、と。

    でも本人に聞いても否定されるのが分かり切っていた。
    下手な聞き方をしても、気持ちを否定しているよう思われたら傷つけてしまう。

    だから言い方は悪いけど、今回の婦長との面談内容を利用させてもらった。
    なるべく行為そのものを減らすように誘導しつつ、藤堂君の負担を極力軽くするようにできる。
    以前技術顧問から言われた苦言もちょうどいいタイミングだったと思う。
    中に出すか出さないかという話より、彼の口を使った行為のほう。あれも、苦言を理由になるべく避けた。


    柔らかな触れ合いやキスだけの日が増えて、最初の頃はぎこちなかったけど段々慣れてきた。
    完全に接触をなくしたわけではなく、それなりに求め合った、とは思う。

    この距離感だったらいいかな…とそう認識し始めた時。
    まさか自分のほうが欲求に困ることになるとは思っていなかった。

  • 157125/12/01(月) 01:29:06

    ***健康診断の後の時間軸 10***
    男マスターと藤堂君


    二人の日常の過ごし方が変わった、とかじゃない。
    日中は互いに自分の用事をこなし、それぞれ別々に過ごしていた。それは今まで通り。
    二人で就寝するのも同じ。以前はまあそれなりに行為に及んでいたけど、意識して減らすようにしたあとも変わらず自分と藤堂君だけの部屋で一緒に眠った。

    ある時、日中の鍛錬で疲れが出たのか、彼が早々とベッドに入り眠りについた日の事。
    起こさないように静かにベッドに入ると、藤堂君が自然に身を寄せてきた。
    寝息を立てながら、手がゆっくりこちらへ伸びてくる。こちらの手に触れるとそのまま包み込むように握られた。
    自分の方へ引き寄せた手に頬をすり寄せ、ふんわりとした笑みが浮かぶ。

    その時の、藤堂君の動きの全てや微笑みの表情、唇に目が離せなくなってしまった。
    可愛いと感じたと同時に、もっと触れたくなる気持ちが顔を出す。
    眠っている相手を前に、そんな気持ちを抱くなんて。彼はただ安心して眠っているだけなのに。
    欲を覚えてしまった自分に、わずかな罪悪感が滲む。

    健全な距離を守るつもりだったのに、自分の欲求だけが静かに膨らんでしまい、どう接すればいいのか分からない。

    その夜以来なるべく意識しないようにしていたけど、自分の気持ちを思い出して少しだけ罪悪感が消えない。
    何度かはこちらから誘ったり藤堂君から求められたりしたけど、それで解消されるかと思ったらそうはいかなかった。

    どうしても欲求が抑えきれなくなり、もう一人で処理しよう…と起き上がると、藤堂君も起こしてしまった。
    マスター?と呼びかけられて心臓が跳ねる。
    水を飲みたくなったと誤魔化してベッドから降り、仕方がないので水を飲んでまた戻った。
    横になった瞬間、体を寄せてくる。

    …日中ならともかく、夜にどうしようもなくなってしまったら。
    藤堂君を起こさずに済ませるためには、そっとベッドを離れて部屋を出るしかない、とこの時思った。

  • 158125/12/01(月) 07:44:29

    ***健康診断の後の時間軸 11***
    男マスターと藤堂君

    それから数日が過ぎ、また同じように抜け出そうとした夜が訪れた。
    以前はその気配だけで藤堂君が目を覚ましてしまったが、多分、慣れが生まれたのだと思う。今夜はこちらの動きに反応しなかった。

    そっとベッドを抜け出し、音をたてないように二人で寝ていた部屋を出る。
    あらかじめ決めていたとおり、こっそり置いていたスポーツウェアを手に取ってトレーニングルームに向かう。
    もし万が一今の状態で藤堂君が目を覚ましても、『眠れなくて、少し身体を動かそうと思った』とごまかすつもりだった。
    運動自体は欲の発散と気分転換もかねて本当にするつもりだったので、嘘じゃない。
    幸い気付かれることもなく、予定通りの行動を終えてから部屋に戻った。

    部屋へ戻りドアを静かに閉めると、藤堂君は変わらずベッドに眠っていた。
    指先を添えてそっと持ち上げると、彼の肩が静かに上下するのが見える。
    (起きてない…良かった)
    と安堵の息を落とす。身体を滑り込ませたベッドがわずかに沈む。
    ――と、そのとき。寝ていたはずの彼が、かすかに身じろぎした。
    ゆっくりと目を開け、半分眠ったままの動きで自分の傍へ寄り添ってくる。
    動揺したけどなんとか取り繕い、なだめるように身体を撫でるとまたゆっくりと目を閉じた。


    それから同じような状況の夜を何度か繰り返した後。
    部屋を抜け出し、トレーニングルームについて、処理ついでにシャワーを浴びて個室から出る。

    目の前に藤堂君がいた。

    思考が追いつかず、その場に固まる。喉が乾き、呼吸も止まったまま動けない。
    次の瞬間、事実が頭に流れ込む。
    ――つけてきた? いつから? なんで?
    その考えが頭に浮かんだ直後、思わず叫んで反射的に大きく後ずさってしまった。

  • 159125/12/01(月) 12:11:02

    ***健康診断の後の時間軸 12***
    男マスターと藤堂君

    最初に目に入った藤堂君は立ち尽くしたまま、顔に疑問と恐れが入り混じった複雑な色が浮かんでいた。

    けど、こちらが思わずしてしまった対応が相当な悪手だった。
    叫んだセリフも距離を取った態度も、“後ろめたいことがあって、自分に知られたくなかったんだ”とそう解釈してしまったのだろう。
    目の奥から色が消えるように、声も、表情も、すべてがスッと動かなくなる。
    こちらに対して怒っているわけじゃなくて、まるで “自分が悪いんだ” と言っているような影が落ちていた。

    慌てて駆け寄り、肩を揺さぶってみても表情が動かない。
    今は自分よりも藤堂君をなんとかしないと。
    「ごめん。傷つけるつもりじゃなかったんだ。説明するから帰ろう?」と、まずは落ち着いて話せる場所へと誘導した。


    部屋に戻っても歩みのぎこちない藤堂君の手を引いて、ベッドに腰かけてもらおうとした。
    でも動いてくれない。
    仕方なくこちらがベッドに腰かけ、立ったままの彼の両手を引く。顔はずっと俯いていた。視線は一度もこちらに向かない。

    何よりもまず、夜中の一連の行動で不安にさせていたことを謝った。
    理由に関してはどのように伝えようかと一瞬迷ったものの、下手にごまかした言い方だと余計に傷つけるかもしれないと思い、事細かに伝えた。こちらの恥ずかしさとかもうどうでもいい。

    一言ずつ伝えるたびに、彼の表情が困惑、戸惑い、照れ、疑問――とコロコロ変わっていく。

    「自分を起こしてくれれば」と言われたけど、それにはハッキリとダメだと伝える。
    その場合、藤堂君側には”行為を控えろ”とセーブさせておいて、自分は都合のいい時に好きなだけ要望できることになる。さすがにそれはおかしいから、と。
    そう伝えると、しばらく考えこんだあとに「…そっか」と呟いた。口元が緩んでいる。

  • 160二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 19:06:46

    わ〜あまぁい
    もっと甘くしてくれ アメリカのキャラメルフラペチーノくらい

  • 161二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 20:55:48

    藤堂さんとすれ違ってもリカバリーちゃんとするからマスターはえらいね このまま幸せルートにタッチダウンだよ

  • 162125/12/01(月) 22:56:08

    ***健康診断の後の時間軸 13***
    男マスターと藤堂君

    夜に抜け出した理由を何とか理解してもらうと、藤堂君の口から「マスターはそういう欲が薄いと思ってた」という意外な発言が飛び出した。
    おそらく、付き合い始めの頃のイメージがまだあるからだろう。欲求が低いと思われても仕方ない。

    でも、今はこちらからも誘うし…結構無理させてた気もするし。あまり手加減できない事もあったから、だからこそ今回の反省と夜中の抜け出しにつながった訳で…
    と内心で自問自答していたら、ついそのまま口から出てしまった。

    それを聞いた藤堂君がまた目を見開いて固まってしまった。
    ちょっと言葉選びを間違えたかも、と反省して、改めて謝罪をする。
    それでも彼は身じろぎひとつせず、返答も無い。

    俯いている彼の顔を覗き込むと、すぐに顔を逸らされた。首も耳も赤く染まっている。
    表情もどんどん変わっていった。頬も、目も、全部が喜びの色に染まっていて、見ているこっちが照れそうになる。
    嬉しさを隠しきれないのか、口元をきゅっと結んだ。けれど、その結んだ唇が小さく震えるようにもごもごしている。

    こちらも胸がいっぱいになって、つないでいた両手をそのまま自分の方へ引き寄せた。
    特に抵抗もなく、ぽすんと腕の中に収まる。
    寄り添った身体が一瞬強張ったあと、小さな声で「今は、欲、もう落ち着いた?」と問いかけられた。

    …こんな表情の藤堂君を見せられたら、さっきトレーニングルームに行った意味がまるでなくなった。

  • 163125/12/02(火) 05:53:28
    Writeningwritening.net

    ***健康診断の後の時間軸 14(R18要素)***


    R18要素を含む 男マスター×藤堂君


    パスは 18↑ y/n

  • 164二次元好きの匿名さん25/12/02(火) 06:56:14

    カワイイとエッチが両方揃って最強に見える

  • 165二次元好きの匿名さん25/12/02(火) 12:05:27

    いやー本当にえっちでありながらちゃんと愛し合ってる 最高 ありがとうございます

  • 166二次元好きの匿名さん25/12/02(火) 19:05:16

    こんなに助平でセッ⋯にも意欲的で実際びっくりするくらいの頻度で交わってるマスター限定色欲魔なのに、触れ合いたいってマスターにお強請りする際に恥じらうのが最高なんだよな

  • 167125/12/02(火) 23:46:31

    ***某Mさんと別の誰かの会話***

    マスターと藤堂さんのご関係ですか?
    はい、大変仲がいいお二人です。もちろん、お付き合いをされているという意味です。

    …あ、そんなに驚かれるという事は、やっぱりご存じなかったんですね。
    そうですね、お二人とも特に隠しているわけではないのですが、気付かれていない方も多いですね。…まあ、かくいう私もそうだったのですが…それはそれとして!

    他のご夫婦のサーヴァントの方々のように、傍に居たり触れ合いをしたり、ツンデレな態度を取ったり…という事が無いからではないでしょうか。
    もしかしたら多少はあるかもしれませんが、少なくとも食堂や廊下など他の方の目があるところでは見たことがありません。

    別に意識して避けているのではない、と思います。特異点や戦闘訓練などで一緒に行動される事も多いですし…ただ、その時のマスターは全員とコミュニケーションをとるので、藤堂さんだけを特別扱いはしていないと思います。

    はい、食堂で同じ時間に居ても、それぞれが別々の席で他の方たちと食べていますね。
    たまに一緒に食べることもあるようですが、もともとマスターは色々な方と相席されますし。
    それに藤堂さんも食事中は物静かなので、「特別に仲良い」という雰囲気が無いのかもしれません。
    ただ単にそれが二人の距離感なのではないでしょうか。
    もしかしたらお二人だけでいる時は違うかもしれませんし…。

    私が何故気付いたのか、ですか?
    うーん、そうですね…実はマスターから聞きました。
    何かの話の流れでマスターと藤堂さんの仲はとても良いですね、と伝えたら、うん付き合ってるからねとサラッと言われまして。まったく気付いていなかったので驚いたのですが、今ではどうして気付かなかったのか不思議です。色々と。

    そういえば、お二人のお話を聞かれているのは、何か思い当たる事でも?
    …はい、先日のマスターのレムレム睡眠の時のお話ですか?
    その節は廊下で倒れていたマスターを医務室に運んでいただき、ありがとうございました。
    …え、藤堂さんがずっと傍にいたんですか?
    いえ、最初の頃は医療スタッフだけが部屋で待機していたはずなんです。
    …そうですか、所長やダ・ヴィンチちゃんが傍にいていいと判断したのなら、問題なかったんだと思います。
    ふふ、目覚めた時に藤堂さんが手を握っていてくれたら嬉しかったと思いますよ。

  • 168二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 06:55:11

    食むようなイチャ甘生活してるけど周りからは肉欲のない(薄い)プラトニックな関係だと思われんの好き

  • 169二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 07:01:23

    「目覚めた時に〜」で閨事でもマスター/藤堂くんはそう思うんだろうなって想像して泣いてしまう

    健康診断のあとでマスターが藤堂くんを置いてベッド抜け出して擦った揉んだしたから余計に良かったなぁ〜〜〜ってなる

  • 170二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 07:14:33

    ここの藤堂くんもアヴェ霊基なら忘却補正でマスターの温かな愛と自他を真っ当に愛する健やかな記憶を持ち越せるんだよね 泡沫の夢で得た無窮の愛だ⋯

    静謐ちゃんみたいに「これは僕だけのもの。他の僕にも渡さない」と大事に抱えて座に眠るかもしれないけど、それもまた良い

  • 171二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 07:17:59

    ふたりが交際後にも寝床に潜り込んじゃう系サーヴァントがいたのってそういう理由かな

    公では節度のある二人だからマスターに好いひとが出来たと気付いてなかった可能性があると

  • 172二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 07:24:06

    めちゃくちゃ温かくマスター×藤堂を見守ってくれてて2人の関係が清いものだと信じる某Мさんたちに「わかる。この2人にはずっと美しくて優しい世界に生きててほしいよね」と頷く気持ちと、「でもこいつら昨晩もお楽しみだったんですよ〜〜〜」とマスター×藤堂のイチャ甘生活を共有したくなる気持ちがある こころが2つある

  • 173二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 12:30:16

    仕事というか使命に影響しないような社内恋愛してやがる そりゃダヴィンチちゃんたちが「ふたりでゆっくりしたら?」と気回してくれますわ

  • 174125/12/03(水) 12:45:07

    ***技術顧問と別の誰かの会話***

    何か妙に皆がざわついてたと思ったら、何だそんなことか。
    てっきりトラブルとか揉め事があったのかと思ったじゃないか。

    ん?そうだよ、マスターと藤堂君の関係は知ってたけど。
    というか新所長とか経営顧問とかはもちろん、二人の近しい関係者はだいたい知ってるんじゃないかなぁ。
    長く居てマスターとも親しいサーヴァントの皆とか、人間観察に優れているタイプのメンバーとか。

    それに藤堂君の関係者からもそれとなく聞かれたしね。
    「マスターが視界に入ると目で追っている」
    「何気ない会話をした後でも、口角が上がってる」
    「褒め言葉はいつも受け流すのに、マスター相手だと素直に受け止めている」
    とか、ほんの些細な違いだろうけど色々な違和感があったようだから、二人の関係を知って納得してたよ。
    本人たちに聞いたら「あれ、言ってなかったですか?」ってあっさり言われたそうだけど。


    でも、なんで今その事で騒がしくなってるんだい?
    …ああ!バディ・リングね。
    知ってる知ってる。『指令紋章』のリング、あれ藤堂君にあげたのか。

    ああ、少し前のアイテムだから、指令紋章は知っててもバディ・リングは知らない人もいるかもね。他の指令紋章と同じで戦闘に有利な効果が付与されてる物だよ。

    ただ、実質は『日頃の感謝と絆』という名目だったし、なにより形が指輪だったからね…。
    一部のサーヴァントの間で争奪戦みたいになっちゃって。
    結局、揉め事禁止!!誰にも渡しません!!ってマスターが決めて、どこかにしまい込んじゃったんだよ。

    それから結構経ってるから、そもそもリングの存在を知らないサーヴァントも増えてるけど。
    リング争奪戦の事を知ってる面々が藤堂君がリング付けてるのを知ったら、そりゃ驚くかもね。

  • 175二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 13:13:27

    こいつら婚約したんだ!!!

  • 176二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 13:18:28

    指輪の形状なのはモチロンのこと、色がシルバーでもゴールドでも「スターを1個獲得」なことに文脈が乗る

  • 177二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 13:19:59

    藤堂くんは自力(スキル)で星出しできないけど、マスターとの絆があれば自分で星を生み出せるってこと?!

  • 178二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 13:27:03

    「あなたが好き」をカタチにしたようなコマコ、ついに来たな

  • 179二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 18:43:44

    マスターと藤堂のイチャ甘生活を知っていてもバディリングには驚いたよ

    このままでのイチャ甘生活を振り返ると「君たちまだ渡してなかったの?!」の驚きも出てきて味わい深いよ

  • 180二次元好きの匿名さん25/12/03(水) 20:21:18

    これ藤堂くんはどっちのどの指にはめて⋯いや、それよりもマスターもつけてる?

  • 181125/12/04(木) 00:27:27

    ~~~
    ✦月✦日

    手持ちのアイテムやコマンドコードが溜まってしまい、一日がかりで片付けた日の事。
    今あるコード類を誰にどう使うべきか…という話し合いを終え、部屋に戻る。

    部屋では藤堂君が飲み物を用意してくれていた。
    お礼を言って一息ついた横で、藤堂君はチョコアイスを食べながらのんびりしている。
    今日の片付けや話し合いについて取り留めもなく話をしたあと、彼はそろそろ就寝時間だからとタオルを持ってバスルームへ向かった。

    扉が閉まり、水音が聞こえ始める。それまでの会話の流れで、ふと以前手に入れた後にしまい込んだコマンドコードを思い出した。
    本や雑貨を収納している棚の引き出しを開け、奥に入っている小さな箱4つのうち1つを手に取って出してみる。バディ・リングと呼ばれている物。

    この指輪を手に入れた当時は本当に本当に大変だった。
    婚約や結婚で指輪を贈るという情報をほとんどのサーヴァントが知っていたため、一部から「欲しい」と熱望されてしまったのだ。
    「マスターから貰いたい」というパターンもあれば、「自分とパートナーの2つ分欲しい」という、お互いに贈りあいたいというサーヴァント達もいた。
    効果で相手を選ぶつもりだったのに、それどころじゃなくなり、結局は誰にも渡さないことにした。勝手に持ち出されると困るから、自分の部屋に置いている。

    カルデアのエンブレムが描かれた箱を開け、中からシルバーのリングを取り出した。
    誰の指にもはめていない、まだ新品でキラキラしたリング。指でつまみ上げ、光で透かすように角度を変えながら眺めてみた。

    「……その指輪、何?」ふいに真後ろから低い声が聞こえてきた。

    肩を大きく跳ねさせ、手から指輪を落としそうになりながら振り返る。
    そこには、まるで影のように静かに近づいていた藤堂君が、読み取れない表情で立っていた。まだ髪が濡れていて、タオルを頭に乗せている。

    とりあえず藤堂君をテーブルの傍まで誘導したが、髪を乾かそうと提案しても頷いてくれない。
    仕方なくテーブルに箱ごと指輪を置いて、ドライヤーで彼の髪を乾かし始めた。
    温風が髪をふわふわにする間、ずっと彼は指輪を弄っていた。色々な角度から見たり、さっき自分がやったように透かして見たり。
    箱に描いてあるカルデアのエンブレムを見て、ただの装飾品じゃないと分かってくれてホッとした。

  • 182二次元好きの匿名さん25/12/04(木) 00:38:15

    このレスは削除されています

  • 183125/12/04(木) 00:40:38

    改めてバディ・リングの事を正直に話した。効果も、自室に置いている理由も。

    藤堂君は何か考え事をしている風だったが、ぽつりと「つけてみて良い?」と告げられる。
    もちろん良いよと答えた。
    どの指につけるか迷っている風だったが、指の太さを比べて右手の薬指にはめていた。ピッタリと合う。
    多分この指輪、誰がどの指にはめても良いように太さが自動的に変わるんじゃないかな…。
    彼はそのまま手を握ったり開いたりして、眉も口元も動かない。頭の中で何かを巡らせているのか、心ここにあらずなのか判別できない。

    藤堂君?と呼びかけると、ハッとしたようにこちらを向く。
    「指輪、またしまっておくね」と言い、彼から指輪を受け取ろうとした。
    …が、彼が拳をギュッと握りしめてしまった。当然、指から抜けない。

    困惑して彼に再度問いかけ、手のひらを開けようと両手で包み込んだが、全然手が開かない。
    どうしたものかと試行錯誤していると、ふいに
    「…欲しい。これ」
    とかすかなささやきが耳に届いた。思わず驚いて顔をまじまじと見てしまう。

    だって、ついさっき過去のトラブルを話したばかりだ。
    あげるのはもちろんいいんだけど、確実に皆から注目される。
    「それでもいいの?」と念を押すと、コクリと頷かれた。

  • 184125/12/04(木) 00:48:37

    じゃあ一度指輪を外すね、と伝えると、「えっ!?」とビックリされた。なんで?という戸惑いの表情に少し悲しみが混じっている気がする。
    慌てて、「ちゃんと贈らせて欲しいから」とフォローすると、きょとんとした表情になった。

    改めて彼の目の前に移動して、するりと指輪を抜き取り、左手で藤堂君の右手を支える。
    右手に持った指輪を彼の右手の薬指に嵌め…ようとして、一瞬動きをとめた。
    「?」という顔をした彼に、未来を共にする者が交わす宣言をしながら指輪をはめていく。
    文言は聖杯の知識で知っていたらしく、途中から顔に赤みが差していき、最後の宣言のときは震えていた。


    指輪は全部で4つあり、ゴールド2つとシルバー2つのうち、今右手の薬指にはめたのはシルバー。
    左手じゃなくてよかった?と聞くと、仕込み義手だから戦闘中に傷ついたり無くしたりするかも、と思ったらしい。
    それなら、ゴールドを部屋に居る時だけ左手につける?と聞くと、嬉しそうに頷かれる。
    こちらも同じように指にはめていくと、両手を嬉しそうに眺めていた。

    あと2つはどうしようかな…と思案していると、「マスターはつけないのか?」と問われた。
    全部藤堂君に贈っても良かったけど、お互いにしていてもまあいいのかな…?と了承する。もう他のサーヴァントに渡せないし。
    自分の指には藤堂君が同じように指輪を嵌めてくれた。

    翌日、指輪をつけたまま食堂に向かった藤堂君と自分が、周りのサーヴァント達から質問攻めにあったのは、まあ想定通り。
    藤堂君が満面の笑みだったのは予想外だった。

  • 18525/12/04(木) 01:01:55

    こちらのスレはこれで一旦終わりです。甘イチャ生活にお付き合いいただきありがとうございました!

    書きたい物がある程度たまってきたらまたスレ立てするかもしれないので、見かけたらまた甘イチャ二人をお楽しみくださると嬉しいです。


    ***以下、小ネタ***


    ✦マスターと藤堂君がくっついてからは3ルート分岐

    当初考えていた流れは②だったので、>>1の説明文がその名残。次点が①。


    ①藤堂君が道具で自己開発ルート    >>28 >>36 >>41 がビンゴ


    ②藤堂君がマスターに頼んで、道具を使って開発してもらうルート


    ③道具はゲットしたもののギブアップ(書いたルート)


    >>91からの技術顧問の指摘

     これ以降もちょくちょく指摘されてる。マスターが後処理したつもりでも奥に入り込んだ分は出せないので。藤堂君は分かってて伝えなかった。


    ✦婦長の健康診断→夜中抜け出し後

     「一緒にいると欲情するなら、週に何回かはそれぞれの部屋で眠ればいいのでは?」というマスターの提案は、藤堂君に笑顔で却下された。バディ・リングを贈ったあとは多少落ち着く。


    ✦ネタだけ考えてて書ききれなかった物。上ほど書く予定が高め

    ・特異点で疲れたマスターを労わるために、部屋で準備万端(道具仕込み済み)で出迎える藤堂君

    ・開発された身体用の、感覚遮断の効果がある服(※ギャグ)

    ・媚薬入りチョコの口移し

    ・とある特異点で、現地鯖or現地人の藤堂君(自己肯定感底辺)とマスター&藤堂君(自己肯定感MAX)の邂逅

      (※特異点での現地人は、ふわっとしたご都合主義で存在するものとします)

    ・義肢を外した状態のセッ。首元も気になる部分。

  • 18625/12/04(木) 01:08:41

    あと自分のヘキだけだと偏りがあるので、好きなシチュ(甘々でも不健全でも)があればぜひ好きに書いてください!

  • 187二次元好きの匿名さん25/12/04(木) 06:53:15

    好き!!(挨拶)

  • 188二次元好きの匿名さん25/12/04(木) 15:55:01

    >>185

    凄く楽しかったです 書いて下さってありがとうございました!


    好きなシチュ…魔法のオ○ホ…?(シチュではない)

  • 18925/12/04(木) 22:16:43

    スレ落ち前に間に合ったので、最後にバディ・リングの藤堂君sideだけキリが良いのでアップします。


    今までコメント下さった方々ありがとうございました。


    >>188 さんのシチュは次回書くもののネタにさせて頂きます!

  • 19025/12/04(木) 22:17:44

    バディ・リング 藤堂君視点

    ~~~
    ✦月✦日

    マスターと同じ部屋で過ごし、他愛ない会話をして、就寝前の習慣でバスルームへ向かった。。
    シャワーの温度を確かめながら、今日の会話や微笑みが頭に残っていて、少しだけ胸が温かくなる。

    簡単に温まった後、シャワーの湯気をまとったまま脱衣所から一歩だけ出たところで足が止まる。
    マスターが何かを見てる。よく目を凝らすと、指輪を丁寧に指先で持ち、ゆっくりと眺めていた。

    頭にかけていたタオルの動きが途中で止まり、濡れた前髪から水滴が落ちても拭うことを忘れ、視線だけが指輪へ吸い寄せられる。
    そっと近寄ると「……その指輪、何?」と言葉が口をついていた。
    ただ疑問を口にした無意識の言葉だったのに、まるで突き放すような響きになってしまい、自分が何より戸惑う。

    マスターが混乱した僕を気遣い、優しく世話を焼いてくれる。
    特に隠しもせずテーブルに置かれた指輪をなんとなく手に取っても、特に咎められることも無い。
    「何が引っかかったんだろう?」と自問しながら指輪を観察していたら、マスターがこの指輪がコマンドコードであることと、過去のトラブルの顛末を教えてくれた。

    結婚、婚約、約束——その象徴のように扱われている事を理解した瞬間、胸のざわめきと結びつく。
    なんとなくの知識として知ってはいたものの、自分とは無関係だったのでまったく気に留めていなかった。
    でもマスターがそれを見つめていた姿が、“誰かに贈る”という行為のイメージと重なったから心が沈んだのか。

    …この指輪はそういう特別な場面の指輪ではないだろうけど。
    自分の指にはめたらどう見えるんだろう。
    とちょっと思っただけだったのに。口に出すつもりなどなかったのに、ぽつりと声が零れてしまった。
    でもマスターからは「もちろん良いよ」と嬉しそうに答えが返ってくる。

  • 19125/12/04(木) 22:19:16

    緊張しながら、どの指に指輪をはめようかと見比べてみる。
    最初は左手の薬指に…と思ってすぐにその考えを打ち消した。自分の義手には似合わない。
    それなら、と右手の薬指に通すと、驚くほどぴったりと収まった。
    嬉しさと照れとで、手を開いたり閉じたりしてしまう。

    しばらくそうしていたら、さすがにマスターから指輪をしまいたいと伝えられた。
    マスターにこの指輪を返さないと。
    そう思ってマスターが指輪を受け取るのを待っていた。でもなかなか受け取ってもらえない。
    何でだろう?
    疑問に思ってマスターの手を見てみる。両手で包み込んでいた僕の手は、気づけば理由も分からないままこぶしを握りしめていた。
    当然指輪は僕の指から外せない。

    困ったようなマスターの顔を見ていると、どうせならこれを僕にくれないかな、という欲に気付いてしまった。
    ただの便利アイテムでもいい。指輪の形をしたものを大切な人から貰える、という事実のほうが嬉しい。
    その考えが、そのまま「欲しい」という言葉になって零れ落ちた。

    直後、しまったと後悔した。トラブルの原因だったと聞いたばかりなのに。
    撤回しようとしたら、不意を突かれたような表情をしたマスターからはあっさりと了承を貰えてこちらが驚いた。
    ちょっと騒ぎになる可能性があるかも、と心配そうに言われたけど、そんなのはどうってことない。

    まさか指輪を貰えるとは思ってなくて嬉しさをかみしめていたら、マスターからいきなり指輪を外すと言われ、反射的に思わず大きな声が漏れてしまう。
    意味が分からずマスターの顔を見つめると、「ちゃんと贈らせて欲しい」という言葉が返ってくる。
    ”ちゃんと”って何だろう?という疑問の答えはすぐに分かった。

    僕の前に跪いたマスターから、ゆっくりと指輪が抜き取られる。
    すぐに手を支えられて、指輪を指にはめてくれる…という時に、一瞬動きが止まった。
    マスターの口から流れ出てくるのは、おそらく誓いの言葉。
    最初は分からなかったけど、知識を思い出せばどんどん顔に熱がこもるのが分かった。最後、こちらからの宣言をする時はうまくしゃべれなかった。

  • 19225/12/04(木) 22:21:46

    しばらく二人で照れ合いながら時間が流れていく。
    ふいに、マスターから指輪を嵌めるのが左手じゃなくて良かったのかと尋ねられた。
    義手の話をすると、他にも指輪があるから、と3つの箱を持ってきてくれた。
    うち1つのゴールドの指輪を持ちながら、「戦いのときじゃなくて部屋に居る時に左手につけるのは?」という提案。
    もちろん、そんな嬉しい提案を断るわけがない。
    嵌めてもらった2つのリングを見ていると、こちらを見ていたマスターも嬉しそうに微笑んでいた。

    シルバーとゴールドのリングはあと1つずつある。
    指輪って、お互いに指にはめる物じゃなかったかな…と疑問に思い、マスターに聞いてみた。
    そうしたら、その発想は無かったという顔。
    サーヴァントの物で、自分がつけるつもりはまるでなかったらしい。それはそうだろうけど、ずっと部屋にしまっておくくらいなら自分で嵌めてもいいんじゃないだろうか。
    もしマスターが身につけてくれるなら、本当にお揃いになる。そう伝えたら、嬉しそうに「いいよ」と了承してくれた。
    マスターの指には、さっきとは逆に僕が指輪を嵌めていった。


    今までは、周囲に自分たちの関係を強調して主張するつもりはなく、かといって極端に隠すつもりもなかった。
    普通に過ごして普通に対応していただけ。
    その分、二人でいる時はずっとそばにいたけれど。
    だから指輪を貰ったからといって特に隠すつもりはなかったから、翌日はそのまま指に嵌めていた。マスターも同じ。

    でも、関係を強調して主張する気は無いとは言っても、嬉しさがあふれて顔が勝手に緩んでしまうのは許してほしかった。

  • 193二次元好きの匿名さん25/12/05(金) 06:31:05

    絶妙にわがまましてる藤堂くん可愛いです
    この二人がずっと甘々で幸せでありますように!

  • 194二次元好きの匿名さん25/12/05(金) 07:32:27

    トキメキロマンチックが止まらん すごくドキドキする

  • 195二次元好きの匿名さん25/12/05(金) 08:24:03

    完結お疲れ様です!すごく幸せなマスター×藤堂のイチャ甘が甘露で美味しゅうございました!

    好きなシチュエーション⋯といいますか、マイルームボイスでナチュラルにマスターをショッピングデートに誘ってくる藤堂さんが可愛かったので、こちらの藤堂さんはどんなデートになるのかが気になります。

  • 196二次元好きの匿名さん25/12/05(金) 09:07:28

    素敵な作品をありがとうございました!
    でろ甘いちゃらぶは良い文明

  • 197二次元好きの匿名さん25/12/05(金) 14:24:05

    このレスは削除されています

  • 198二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 00:09:12

    完結お疲れ様です!
    最初から最後まで甘々なハピエン確定いちゃらぶ生活本当に好きです
    素敵な作品をありがとうございました!

  • 199二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 08:07:56

    乙でした!

  • 200二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 16:46:40

    >>197

    文字通りに入力する訳じゃないしあんな簡単な文言の意味を理解出来ないなら読む資格はないよ

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