南郷の鯨文化継承へ くじら汁の缶詰販売中/八戸・道の駅なんごう
かつて「クジラの村」と呼ばれていた八戸市南郷地区の歴史や文化を継承しようと、道の駅なんごうを管理する「なんごうプラザ」は「くじら汁」の缶詰を開発し、販売している。2024年に発売した鯨肉を使ったレトルトカレー「くじらカレー」に続く“鯨シリーズ”の第2弾。秋元光浩開発部長は「当時の人はこういう風に食べていたんだ、ということが伝わればうれしい」と話している。 雪深い南郷地区は戦前から冬の出稼ぎとして捕鯨船への乗り組みが行われており、最盛期の1950~60年代には山間部にありながら捕鯨の村と呼ばれていたという。 今回開発したくじら汁は、鯨の皮の部分を使用し塩味に仕上げた。さらに、道の駅は災害時に避難拠点にもなることから、防災を意識して長期保存できる缶詰にしたという。 お薦めの食べ方について秋元開発部長は「癖のある味だが、白菜やダイコンといった県産野菜をたくさん入れたり、最後にせんべいを加えたりして楽しんでほしい」とPRしている。 価格は1缶税込み1080円。道の駅なんごうで販売している。
デーリー東北新聞社