6日午前10時18分ごろ、鳥取県と島根県で震度5強の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。この地震のあとも鳥取県や島根県などでは体に感じる地震が相次いでいて、気象庁は警戒を呼びかけています。
午前10時18分の地震で震度5強を観測したのは▽鳥取県の境港市▽日野町▽江府町▽島根県松江市、安来市でした。
また震度5弱が鳥取県米子市、日吉津村、南部町、伯耆町、日南町、島根県雲南市でした。
このほか震度4の揺れを鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県で観測しました。この地震による津波の心配はありません。
気象庁によりますと、震源地は島根県東部、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.2と推定されています。
また午前10時28分ごろにも島根県で震度5弱の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。震度5弱を島根県安来市で観測しました。
気象庁によりますと、震源地は島根県東部、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定されています。
さらにこの地震のあとも鳥取県や島根県などでは体に感じる地震が相次いでいて、気象庁は今後の揺れに警戒するよう呼びかけています。
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今回の地震で震度5強の揺れを観測したあとも午前11時までに、体に感じる地震が少なくとも7回観測されています。
午前10時24分ごろに鳥取県で震度3、午前10時37分ごろに鳥取県と島根県で震度4、午前11時ごろに島根県で震度3の揺れを観測しました。
緊急地震速報は午前10時18分の震度5強の地震を含めて午前11時までに4回発表されています。
鳥取県や島根県では震度2や1の揺れも相次いでいて、震度5強のあと、体に感じる地震は午前11時までに少なくとも7回に上っています。
気象庁は今後の揺れに警戒するよう呼びかけています。
島根県東部を震源とするマグニチュード6.2の地震で、鳥取県では長くゆっくりとした揺れ、長周期地震動の「階級4」が観測されました。
今回の地震で最も大きい「階級4」の揺れを鳥取県西部で観測しました。また▽「階級2」の揺れを島根県東部で▽「階級1」の揺れを大阪府北部と徳島県北部、高知県東部、福岡県筑後地方で観測しました。
長周期地震動は規模の大きな地震で発生する周期が2秒を超えるような大きくゆっくりとした揺れで、特に高層ビルなどで影響が出ます。
気象庁は、階級4の揺れでは高層ビルなどで立っていることができず、固定していない多くの家具が大きく動いたり転倒したりするほか、壁にひび割れや亀裂が多くなるとしています。
気象庁によりますと、鳥取県で震度5強の揺れを観測したのは、10年前に発生した鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震以来です。
このときには鳥取県倉吉市などで最大震度6弱を観測しました。
また、島根県で震度5強を観測したのは2018年に発生した島根県西部を震源とするマグニチュード6.1の地震以来です。
このときには島根県大田市で最大震度5強を観測しました。
鳥取県や島根県では過去にも規模の大きな地震が発生していて、2000年にはマグニチュード7.3の「鳥取県西部地震」が発生し、境港市などで震度6強の揺れを観測しています。
気象庁によりますと、震度5強の揺れでは多くの人が物につかまらないと歩くことが難しくなります。
棚にある食器や本が落ちたり、固定していない家具など不安定なものが倒れたりすることもあります。
また屋外では補強されていないブロック塀が崩れたり、窓ガラスが割れて落ちたりすることもあります。
地盤や斜面で亀裂や液状化、落石、それに崖崩れなどが発生するおそれがあります。倒れやすいものや崖の近くなど危険な場所には近づかないようにしてください。
室内では割れた食器やガラスなどがあると片づけをする場合などに思わぬけがをするおそれがあります。決して無理をせず、室内を歩くときはスリッパや靴を履くようにしてください。
不安を感じる場合は、安全な場所に避難してください。