編集者歴29年→51歳で起業します。
やっと、“自分の”人生のスタート地点に立った。
2026年1月1日。
いま、そんな気分です。
23歳の頃から合算すると20年くらいお世話になったハースト婦人画報社を卒業させてもらい、人生後半戦をかけて取り組もうと決めた課題解決のため、不動産+コミュニティの新事業を始めます。
これまでの仕事人生29年間は、職業:編集者として、好きなこと、得意なことをやらせていただき、楽しかったし、とても感謝しています。
30代前半でELLE onlineを辞め、フリーで働き、ランガールを立ち上げ、離婚してもう一度会社員になり、またフリーになり……そんな頃にウィメンズヘルス立ち上げのため古巣であるハーストから頼まれ、9年間業務委託の形で編集長を務めてきました。
業務委託で編集長というのは異例でしたが、私は最初から、自分の役目を果たしたら去ろうと決めていたので、力不足なら契約を切りやすい、業務委託にこだわりました。今回の契約終了は、自分の事業を開始するため、1年前から希望していたことです。
人生前半戦でもランガールを立ち上げ、未体験のマラソン大会作りに取り組むなど、自分で「やりたい」と決めてリスクをとって取り組んできたことはあります。でもボランティアでの大会作りをしながらも、生業としては編集者として生きてきた29年間でした。
でも今回の新しいスタートの舞台は、右も左もわからない初めての不動産業界。
誰もが歳を重ねる不安を少しでも減らすため、そして人生後半戦を最後まで楽しみ尽くせる人を増やすため、「ワクワク老いるプロジェクト」を掲げ、不動産仲介と見守り、そしてコミュニティを軸とした事業をスタートします。
この大きな転身のキッカケは、2023年初夏に両親の家探しで直面した「高齢者賃貸住宅困窮問題」。
この絶望体験については、noteの過去記事のほか、Podcast、Spotifyでも詳しく話しています。
昔に比べて賃貸派も増えている今。いくつになっても、経済力があるなら好みの住まいを選べる自由は守られるべきです。
高齢者が、年齢だけを理由に部屋を貸してもらえない問題は、社会課題として国も、東京都も、法律を改正し、制度を整え取り組んでいます。
でも、まだいくつかのパーツが足りていません。私はその足りないパーツとなり、問題を解決する小さなモデルケースを作るところからスタートしたいと考えています。
不動産屋さんとしては、私の両親のように持ち家を売却して賃貸に住み替える方の売却やお部屋探しのお手伝い、賃貸の住み替えの仲介をメインに。
そして入居後の見守りから、福祉との連携、ゆくゆくは入院時の身元保証や退去後のお片付けにいたるまで、住む人に寄り添い、大家さんのリスクをなくすことで課題解決を目指します。
お部屋をよりよく見せて高く売却したり、借り手を探すという点では、編集者として培ってきたスキルが活きそうだな、とも感じています。
そして私のライフワークともいえる、ワクワク作りのための部活動。これまでは友人を中心に開催してきたコミュニティイベントを、地域に向けてもっと開いていきます。
今回のプロジェクトは、世田谷区のハンズオン支援プログラム「HOME/WORK BOOSTER」に採択していただき、世田谷区、そしてメンターのサポートを受けて進めています。
三軒茶屋駅徒歩5分の場所に事務所を構え、東京都の宅建業免許(第113322号)も取得、今年の節分に開業予定です。
おせっかいの塊を燃料に生きてきた編集者が作る不動産屋さんですから、これまでの不動産業界の常識にとらわれず、関わる人みんながワクワクするような会社にしていきます。
今の時点で決めているのは、私が死んでも続く会社に育てること。
お部屋探しは年齢に関わらずお手伝いしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
そしていまはまだ50代だし、高齢者と呼ばれるのはまだまだ先、と思っている方、50代のうちに備えておくべきことがたくさんあります! 安心して歳を重ねていくためのワークショップも考えているので、ぜひこちらもご参加くださいね。
高齢者賃貸住宅困窮問題という大きな社会課題があること、そしてその解決のために法律や制度が変わってきていること、こうして課題に挑戦する人間がいること、それをできるだけ多くの人に知ってもらうことが、課題解決につながります。
noteやPodcast、なんでも結構です。シェアしていただくことが、多くの人を絶望体験から救う一助になります。ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社amu
代表取締役
影山桐子
<参考記事>





まさにナイスタイミング!私も高齢者賃貸難民問題について考えていました!!そしてコミュニティ形成もとても理にかなっていて素晴らしいと思いました。応援しています!
新たな挑戦をし続ける姿を見て勇気づけられるなぁと感じました。Podcast含め、今後のご活躍を心から応援しています!!