米国で拘束されている南米ベネズエラのマドゥロ大統領は5日昼(日本時間6日未明)、ニューヨーク市マンハッタンの連邦裁判所に出廷した。米メディアによると、麻薬輸入の共謀などの罪で起訴されているマドゥロ氏は通訳を介して、「私は無実であり、まともな人間だ。私はまだ母国の大統領だ」などと語り、無罪を主張したという。
報道によると、マドゥロ氏は5日午前、収容先の市南部ブルックリンの拘置所から、ヘリコプターでマンハッタンのヘリポートに護送された後、車で連邦裁判所に向かった。手錠をかけられ、麻薬取締局(DEA)の捜査官や複数の武装した警察官らが同行した。
マドゥロ氏は2020年、麻薬輸入の共謀▽麻薬テロの共謀▽機関銃などの所持▽機関銃などの所持に関する共謀――の四つの罪で側近らと共に米国内で起訴された。
米司法省が3日に公開した新たな起訴状は、ベネズエラの指導者らは25年以上にわたり米国へ大量の麻薬を密輸してきており、マドゥロ氏はその最前線に立ってきたなどと主張。複数の麻薬テロ組織などと共謀し、20年前後には米国に年200~250トンのコカインを密輸したと米国務省が推定しているなどと指摘した。【ワシントン西田進一郎】
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