迫力あるジャンプを見せるイルカのショーを楽しむ参加者(4日、和歌山県白浜町で)
式典後に玄関前で記念撮影する参加者(3日、和歌山県すさみ町周参見で)
再会した友人と記念撮影を楽しむ参加者(3日、和歌山県上富田町朝来で)
進学や就職で地元を離れた若者が帰省する正月に合わせ、和歌山県紀南各地で二十歳を祝う式典があった。華やかな振り袖やはかま、スーツ姿の若者が再会を喜び、大人としての決意を新たにした。
■イルカショー楽しむ
白浜町
白浜町は4日、町内のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で「20歳を祝う会」を開いた。
アドベンチャーワールドでの開催は5回目で、施設が対象者やその家族を無料で招待。対象者218人のうち135人、家族ら315人が参加した。
式典は施設内の「ビッグオーシャン」であり、中学校時代の恩師のビデオレターの上映やイルカショーなどを楽しんだ。
大江康弘町長は「生涯を通じて同級生は特別な存在。隣に座る友人を大事にしてください。これからの限りない可能性に躍動されることをお祈り申し上げる」と激励した。
謝辞では、参加者を代表して横浜市の大学2年生、芝桜花さんが「この日を迎えられたのは、温かい愛情をもって支えてくださった地域の皆さまや先生方、家族のおかげだと感謝している。これからも仲間とのつながりを大切にし、周囲への感謝の気持ちを忘れず、さまざまなことに挑戦していきたい」と述べた。
■大人としての抱負語る
すさみ町
すさみ町の式典は3日、町総合センター(すさみ町周参見)であった。14人が参加し、二十歳の抱負や決意を述べた。
式典で参加者を代表して神奈川県横須賀市の海上自衛隊員、片山慎大郎さんは「社会人としてはまだまだ未熟。大人としての自覚を持ち、社会の一員として歩んでいく」と述べた。
岩田勉町長は「いろんな試練が人生の中にあると思うが、自分の人生を豊かなものにしてもらいたい」、塩路隆人教育長は「失敗を恐れず、夢に向かって精いっぱいチャレンジし続けてほしい」とエールを送った。
会場では参加者が画用紙に「挑戦」「無病息災」といった二十歳の抱負を書いた。式典後には保育園や小中学生時代のスライドショーもあり、旧友との思い出を懐かしんだ。
■それぞれの道を誠実に
上富田町
上富田町の式典は3日、上富田文化会館(上富田町朝来)であった。108人が参加し、「仕事と遊びのめりはりをつけて楽しみたい」「起業し、地元に貢献したい」などと語り合った。
奥田誠町長は「さまざまな分岐点で困難を乗り越えなければならないが、皆さんには無限の可能性がある。多くのことに挑戦してほしい」とエールを送った。
出席者を代表して金沢大学2年で医師を目指す中村樹さんは「これまでの支えに感謝し、それぞれの道を誠実に歩みたい。将来は医療を通じ、地域に恩返ししたい」と感謝を述べた。
式典では中学校時代の恩師によるビデオレターが上映され、笑いや歓声が起こった。受付や司会など運営は上富田中学校の生徒が担当した。