れいわ新選組・足立区議会議員 高橋真由美さんとの対談記録
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――現場から見える地方政治と、れいわの現在地――
今回は、れいわ新選組・足立区議会議員の高橋真由美さんと対談を行った。
本編動画では語れない内容についても、彼女は議会の現場で実際に追及している立場として率直に語ってくれた。YouTubeでは制限のある部分については、ニコニコ動画やX(旧Twitter)にて公開している。
初の「現職議員」との対談
私自身、これまで立候補経験者や活動家との対談はあったが、現職の地方議員と腰を据えて話すのは初めてだった。
れいわ新選組は比較的自由闊達な党だという印象はあったが、党本部から発言を止められることはないのか、という率直な疑問を投げかけたところ、高橋さんは笑いながらこう語った。
「私は“れいわの反乱分子”みたいなものなので」
もちろん冗談を交えた表現ではあるが、同時に、れいわ新選組が一定の多様性を許容する政党であることも感じさせる一言だった。
高橋真由美さんの経歴と、れいわとの出会い
高橋さんは現在、足立区議会で一期目の議員として活動している。
会派は組まず、いわゆる「一人会派」での活動だ。
れいわ新選組との出会いは2019年。当初は山本太郎氏に対してむしろ否定的な印象を持っていたという。
しかし、偶然目にした街宣動画をきっかけに考えが変わる。
特に心を動かされたのは、「生きててくれよ」という街宣での言葉だったという。
原発問題や政策論争以前に、「一人ひとりの生活や命に本気で向き合っている政治家だ」と感じたことが、支持に転じた決定打だった。
ボランティアから候補者、そして区議へ
れいわの都知事選・都議選をきっかけにボランティアとして関わり始め、ポスター貼りや選挙後の後片付けまで担う中で、「誰かが前に出なければならない」という状況に直面する。
「本当は、誰かが出てくれればその人を支えたかった。でも、前に立つ人がいなかった」
そうして自ら出馬を決意し、2023年の足立区議会議員選挙で当選。
地道な駅立ち、チラシ配り、ポスター管理など、約1年にわたる草の根活動が結果につながった。
一人会派だからこそ見える「行政の歪み」
高橋さんは、所属委員会に限らず、ほぼすべての委員会を傍聴しているという。
その理由は明確だ。
「全体を見ないと、点と点がつながらない」
実際、災害備蓄倉庫の廃止と大型スーパー建設の案件を別々の委員会で見ていく中で、「なぜその備蓄倉庫が邪魔なのか」という構図が浮かび上がってきたという。
学校跡地の再開発、公共施設の統廃合、大企業への土地売却。
長期政権の区長のもとで、住民共有の資産が静かに切り売りされていく現実に、強い危機感を抱いている。
会派に属さないことの不利と、それでも譲れない立場
足立区議会では、自民・公明が多数を占め、その他の会派も政策的に相容れない立場が多い。
緊縮財政を前提とする会派とは、根本的な方向性が合わないため、あえて一人会派を選択している。
ただし、一人会派では幹事長会や主要な調整の場に参加できず、もどかしさも大きい。
「それでも、逆のことを言ってしまうよりは、住民に対して誠実でいたい」
この姿勢は一貫している。
れいわ新選組の「内側」から見える課題
高橋さんは、れいわ新選組を批判する立場ではない。
むしろ、内部からより良くしたいという思いが強い。
特に指摘していたのは、
ボランティアに過度な自己負担を強いてきた体制
地方議員とボランティアの役割分担の曖昧さ
組織化・広報のスピード感の遅さ
現場の落胆や疲弊を誰よりも理解しているからこそ、厳しい意見も口にしてきた。
「代弁者だと思って言ってしまう。それが煙たがられることもある」
それでも、少しずつ改善の兆しは見えているという。
山本太郎“依存”からの脱却は可能か
対談の終盤で、最も重要な論点として共有されたのがこの問題だった。
れいわ新選組は確かに山本太郎という圧倒的な存在に支えられている。
しかし同時に、「山本太郎しか見えていない」党だと思われている側面もある。
「太郎だけじゃない党なんだ、ということをもっと見せていきたい」
地方議員、ボランティア、発信者。
それぞれが可視化され、複数の“顔”を持つ政党になることが、次の成長には不可欠だという認識で一致した。
市民が主導する政治へ――サンライズ・ムーブメント
高橋さんが最後に語った言葉は、非常に象徴的だった。
「れいわを引き上げるのは、れいわ自身じゃない。市民です」
待つのではなく、要求し、動かし、押し上げる。
AIもSNSも、使えるものはすべて使う。
山本太郎一人に背負わせる政治ではなく、市民が主体となる政治へ。
そのための勉強会や情報発信の連携を、今後も続けていく予定だ。
地方政治の現場から見える現実は、決して理想論では語れない。
それでもなお、現場で声を上げ続ける議員がいるという事実は、希望でもある。
今後も、このような形で現場の声を丁寧に記録し、伝えていきたい。
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