大河ドラマ「べらぼう」放送中に、ドラマに関連した用語や登場人物などを解説している【べらぼうナビ】。第37回の内容をまとめました。
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≪あらすじ≫
第37回「地獄に京伝」
春町(岡山天音)が自害し、喜三二(尾美としのり)が去り、政演(古川雄大)も執筆を躊躇(ちゅうちょ)する。そのころ、歌麿(染谷将太)は栃木の商人から肉筆画の依頼を受け、その喜びをきよ(藤間爽子)に報告する。一方、定信(井上祐貴)は棄捐令(きえんれい)、中洲の取り壊し、大奥への倹約を実行する。そのあおりを受けた吉原のため、蔦重(横浜流星)は政演、歌麿に新たな仕事を依頼するが、てい(橋本 愛)がその企画に反論する。
【べらぼうナビ🔍蔦重 初の自作黄表紙】
蔦屋重三郎は寛政二年、蔦唐丸名義で『本樹真猿浮気噺(もときにまさるうわきばなし)』を出版。主人公・天野邪九郎がさまざまな珍商売に挑戦するも、全て失敗に終わるお話。未来記風の趣向もさえず、秀作とは言えませんでした。
【べらぼうナビ🔍心学早染草(しんがくはやぞめぐさ)】
タイトルは、宝暦十年(1760)に販売された“染め粉”の商品名「早染草」をもじったもの。この本を読めば、着物を手早く染め上げる「早染草」のように、「心学」の教えがたちまち身に染みつくというわけです。
【べらぼうナビ🔍菊園】
扇屋の「菊園」は実在する人物で、天明6年頃から京伝の作品中にも「菊園」の名が度々登場するようになります。寛政2年2月、扇屋の主人・扇屋宇右衛門は、長年のなじみであった京伝に年季の明けた菊園の身請けを勧めました。