INTJがINTJと会った結果
自分はMBTIがINTJ(建築家)だ。
これまでネット上では何度もINTJという存在を見てきたけれど、対面でINTJの人に会ったのは今回が初めてだった。
自然と話題はINTJあるあるへ流れていった。
INTJといえば、
知識に貪欲とか、
人付き合いが不器用とか、
人生をチェスに例えがちとか、
パイオニア精神がどうとか。
……そういうテンプレの話も嫌いじゃない。
でも今回盛り上がったのは、もっと生活に根ざしたものだった。
① 歩いているだけなのに、信号の配置を読んでしまう
歩いていると、無意識に周囲を観察している。
ここに横断歩道がある。
少し先にももう一つある。
この交差点まで進めば、
もし今の信号に引っかかっても、次の選択肢が残る。
そんなふうに、
頭の中では常に小さなシミュレーションが走っている。
これは「最短距離を選ぶ」というより、
失敗しにくい最適ルートを設計している感覚に近い。
一度詰まるとリカバリーが面倒だから、
最初から破綻しにくい道を選ぶ。
この話をした瞬間、
INTJ同士で視線が合い、
「あ、それ分かる」という空気が流れた。
② 本は“内容”より“読み切ったかどうか”が重要
本を読むとき、
「何が書いてあったか」よりも、
「最後まで読み切ったかどうか」を大切にする。
図書館で本を借りるときも、
気合で大量に借りる、みたいなことはしない。
最初に、
「これなら2週間で読み切れるな」
という量を見積もって借りる。
そこから逆算して、
・1日何ページ読むか
・どのタイミングで読むか
を決めて、淡々と消化していく。
読書というより、
タスク処理に近い感覚。
途中で投げるのが嫌、というより、
「未完了」が残るのが耐えられない。
この感覚、INTJじゃない人には割と不思議らしい。
③ 結論が出ない問いほど、話していて楽しい
三つ目はこれ。
これはNT型全般に言えるかもしれないけれど、特に強く共感した点だった。
結論を出したい気持ちはあるけれど、
それ以上に、
「この問い、そもそも構造どうなってる?」
を考えるのが楽しい。
例えばスマホ依存。
タバコやお酒は、
依存しても「やめる」という選択ができる。
でもスマホは、
生活必需品だから完全に手放せない。
じゃあ、スマホ依存ってどうやって克服するんだろう?
こうした問いに対して、正解を出すということより、構造や前提を踏まえて問いについて延々と考えること自体が楽しい。
④ MBTIそのものが好き
自分はMBTIが好きだ。
というより、人や思考を構造として整理できることに安心感を覚える。
この人はこういう傾向がある。
この違いはここから生まれている。
そうやって分類し、言語化できると、世界が少し静かになる。
だからMBTI診断も何度も受けてしまう。
結果が微妙に変わると、
その理由を考え始めてしまう。
この癖すら共有できたとき、
「同じ視点で世界を見ている人がいる」という感覚があった。
INTJあるあるを語る時間は、思考が自然にほどける時間だった
結論として、
INTJあるあるを語っている時間は、とても心地よかった。
ネットに並ぶ記号的なあるあるではなく、
日常の中で実際に使われている思考回路の話だったからだと思う。
その場にはINTJではない人もいた。
きっと少し不思議そうに見えていたはずだ。
それでも気にならなかった。
同じ思考の癖を持つ人と会話が進む時間は、
説明を省いても成立する。
それが、想像以上に楽だった。


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