5pb.よりPS4/Nintendo Switchで発売中のアドベンチャーゲーム「JUDGEMENT 7 俺達の世界わ終っている。」のインプレッションをお届け。
周囲のアドベンチャーゲーム好きたちが口をそろえて「神ゲーだ!」と感想を漏らしていた「俺達の世界わ終っている。」。自分はタイミングが合わずプレイできていなかったのですが、このたびPS4&Nintendo Switchで「JUDGEMENT 7 俺達の世界わ終っている。(以下、JUDGEMENT 7)」と名前を変えて登場したことをきっかけにプレイ! 想像通り……いや、想像以上の面白さだったので、ここではその魅力を伝えるインプレッション記事をお届けしていきたいと思います。
ちなみにタイトル名がよく間違えられることでおなじみの本作。「俺達の世界は終っている。」でも「俺達の世界わ終わっている。」でもなく「俺達の世界わ終っている。」が正しい表記なので覚えておきましょう(笑)。
さて、アドベンチャーゲームということで気になるのはストーリー。簡単に「JUDGEMENT 7」の内容を紹介しましょう。本作は浅草の弱小ゲーム開発会社に勤める個性的なメンバーが主役のストーリー。AR(拡張現実)技術を使った新機軸RPGを制作中に、自分たちの過去に考えたゲームの設定やキャラクターが登場する新世界のなかに巻き込まれるというものになっています。
新世界では、セクシーな女性NPCと変態的な武器を作ったり、登場人物全員でリア充ポイントを上げたりと、多彩なイベントが発生。キャラクターたちのドタバタ劇が楽しめます。
シナリオを読んでいてとくに面白いのが伏線の回収の仕方。「なんでもないギャグシーンのひとつかな?」と思っていたセリフや行動が、ちょうど忘れていたぐらいのときに回収されるので心地いいです。
また、読みやすくテンポのいい文章もポイントかと。本作のシナリオは「僕の血を吸わないで」や「住めば都のコスモス荘」などで知られるライトノベル作家の阿智太郎さんも参加しているのですごく軽快。ライトノベルやコミックを読み進めるような感覚で物語を楽しむことができます。そのため、普段は文字を読むアドベンチャーゲームをプレイしないという人にも手を取ってほしいですね。
システム面では「S.O.S.(Selection Of Soul)」というものを搭載。これは文字が消える前に主人公の心の声を選択するというもので、物語を読むだけではない緊張感を生んでいます。また、用語集もこまかく更新されるのでそちらをチェックするのも面白いですね。
物語を彩るキャラクターたちはどの人物も濃い! よくゲームの魅力を紹介するときに「個性的なキャラクター」という常套文句がありますが、そんな言葉には収まらないぐらい濃いです(笑)。変態や中二病、残念娘などさまざまな属性を持ったキャラクターが登場しますが、彼らの織りなす軽快な会話がすごくおもしろいです。また、本作では各キャラクターの性格や過去が1章ずつ丁寧に使って描かれていくのも特徴。いつの間にか彼らのことが本当に好きになっていきます。
本作の原作・制作はレッド・エンタテインメントなのですが、今回は発売元が5pb Gamesとなったことで「科学アドベンチャーファンに捧ぐ渾身の1作」と銘打たれており、プレイしていて「なるほど、確かに!」と感じました。最初は個性的なキャラクターたちと過ごす部活やサークルのような雰囲気が心地良いですし、キャラクターが大きな事件に巻き込まれ、その真実を知ったときは「ゾワッ……」とします。こういった感覚は「STEINS;GATE」シリーズにかなり近いため、同シリーズが好きな人なら確実に楽しめると思います。
と、いうことでノベル系ゲームが好きならぜひプレイしてもらいたい「JUDGEMENT 7」。プレイ時間は長めですが、仲間たちと過ごす日々はかけがえのないものになるはずなので、じっくり遊んでみてください。
本記事で興味を持った方は声優の三宅麻理恵さんによるコラム「マリエッティのゲーム探訪」でPS Vita「俺達の世界わ終っている。」発売時に掲載した、以下の記事もどうぞ!
【前編】ディレクター森田さんとシナリオ阿智太郎さんへのインタビュー
https://www.gamer.ne.jp/news/201711080003/
【後編】三宅さんによるゲームインプレッション
https://www.gamer.ne.jp/news/201711170045/
(C)RED
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。