CIOのフラットスパイラルケーブルは面白いケーブル。しかし、最強ではない。
昨年、良く使ったケーブルにスパイラルシリコンケーブル(マグネットシリコンケーブル)というものがある。磁力でくるくるっとまとまるケーブルだ。これを愛用をしていた。
しかし、さらに新種で、CIOさんからフラットスパイラルケーブルというケーブルが出たので、他のマグネットでまとまるタイプのケーブルや、リール式ケーブルと比べつつ試してみた。
似ているようで違う使い勝手
本製品を見たときは、スパイラルシリコンケーブルと同等の機能が、更にコンパクトに収まる最強ケーブルが出たという先入観を受けたのだが、実際には違っていた。
今回購入したフラットスパイラルケーブルはどちらかというと、通常のしなやかなシリコンケーブルというより、リール式ケーブルに似た特性を持っており、しかしリール式とも違う部分がある。
実際に使ってみた結果は以下。
引っ張ると戻る特性があり、余分なケーブルは両端の真ん中に来る
本製品は、引っ張ると戻る特性があり、この部分がリール式のケーブルと似ている。常に弱く戻る力が加わっているリール式ケーブルという感じ。この戻る力により、丸める手間は格段に楽になるのは良い点。一方、ケーブルの取り回しの自由度は下がるし、シリコンケーブルのようなしなやかさは無いのはトレードオフか。
戻る力はあるが固定する力が無い
リール式のケーブルと似ていると書いたが、リール式は長さを固定できるが、本製品は固定する力は無い。なので、例えば以下のように重力に負ける。ここは使い勝手としてリール式より劣ると感じた。
サイズは確かにマグネットでまとまる系としてはコンパクトに感じるが、リール式と比べてそこまでコンパクトではない
本製品は、リール式の特製があり、しかしガワが無く、ケーブルのみなので、よりコンパクトであるという先入観があるが、実はそこまでコンパクトでは無いと感じている。
もちろん、スパイラルシリコンケーブルと比べるとカバンなどに収納した際に本製品の方が占める容積は小さいだろう。ただし、リール式として考えるとそれ程でもない。理由としてはコード自体が太いのだ。既存のリール式のコードははかなり薄いコードなのだが、本製品は磁力を確保するためなのか、コード自体に太さがある。結果として、リール式とあまり大きさの差が無いし、実は結構重量もあるというのが分かった。
充電可能なW数は本製品が240Wで一番高いという、スペックの違いもあるが、コードの厚みが薄い他のリール式の方がコンパクトさや利便性で勝る可能性もある。
(おまけ)ホワイトボードや冷蔵庫にくっつく
本製品はマグネットが仕込まれているので、ホワイトボードや冷蔵庫にくっつく。しかも、接地面積が広いので、スパイラルシリコンケーブルよりも、より安定して固定される。この機能を重視している人はいないと思うけど、一応報告。
最強の充電コードというわけではないので用途を考えて購入要
今回比べてみて、購入前に思っていた期待と違ったというのが正直な感想。製品が悪いわけではなく、私の思い込みによる期待が大きかっただけなのだが、それでも同じような勘違い(これが最強の充電ケーブルだと思ってしまう)をする人もいると思うので、一応注意喚起ということで。
私の用途では60w充電で十分なので、既存のリール式でいいかなというのが現状の結論。
もし、リール式(60w)を買う場合は、オウルテックの片引き巻取り式120cmがおすすめ。長さが適度に長く、コンパクトで、リール部分を片寄せできるので。


CIOのこのケーブル、気になってたのでかなり参考になりました!ありがとうございます。