経済政策の失敗から経済破綻、独裁、麻薬国家に成り果てたベネズエラの現状
米軍がいきなりカラカスを空爆してマドゥロ拘束して、なんじゃそりゃって思っていらっしゃる方多いんじゃないでしょうか。トランプひどすぎと。
トランプ米大統領「ベネズエラに大規模攻撃、マドゥロ大統領を拘束」 - 日本経済新聞
ただ、ベネズエラが経済破綻した2016年以降ずっとフォローしてきた身からすると、ベネズエラの国民はこのトランプの攻撃を絶賛しているのではと思います。そもそも、なぜベネズエラが麻薬を売るしかできないほど経済が酷くなったのか、ご存知ない方も多いと思いますので、その経緯を。
そもそもチャベスの政策が酷かったんです。それがよくわかるのがこちらです。
これ、経済学でやっては行けないことの全てをやってます。タイムリーなので、授業でも取り扱いたい図ですね。これ、今用意したものじゃなくて、2016年に破綻が明るみになった時に出回っていたものを保存していたものです。もう一度使うとは思っていませんでした。ポピュリズムの成れの果てですね。チャベス政権が当時はここまで酷いと思ってなかったので反省しています。
こういうことの積み重ねで、世界でトップクラスの埋蔵量の石油さえ満足に供給できないということが起こっています。
2018年時点でこんな惨劇です。
経済危機で「生き地獄」と化したベネズエラの悲劇|不妊手術する女性、ゴミ漁る子供、餓死する乳児…
しかし、現在のマドゥロ政権はチャベスのこの最悪の経済政策の踏襲しかできない。しかもそれで選挙したら、負けたんですよ。でも結果を無視し揉み消して居座り、独裁制を敷いているのが現状です。
坂口さんが最新記事を投稿されたのでこちらでも追加しました。選挙は完全に不正選挙だったそうです。
それでも所得を得る必要があるわけですが、ここまで破綻するとできるのはジャングルのお口で麻薬の栽培くらいです。そこでトランプ政権が現在の空爆とマドゥロの拘束に至ったわけです。
以上のベネズエラの現状については、ジェトロ・アジア経済研究所の坂口安紀さんが最も詳しく、フォローさせていただいてます。
ベネズエラ-溶解する民主主義、破綻する経済 -坂口安紀 著|電子書籍|中央公論新社
現状について語っておられる最近のものがこちらです。ご参考まで。動画は2ヶ月前のものですが、実現しちゃいました。



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