軍事侵攻ではなく「逮捕」 米国のベネズエラ攻撃に潜む覇権主義
毎日新聞
2026/1/4 20:37(最終更新 1/4 20:55)
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米トランプ政権は3日のベネズエラ攻撃後、同国の政治や経済、石油資源についても関与を深める方針を明らかにした。圧倒的な軍事力を背景に、周辺地域で強める覇権主義的な動きに問題はないのか。
「そもそも今回は、起訴された2人の逃亡犯の逮捕だ」
3日、トランプ米大統領と記者会見に臨んだルビオ米国務長官は、ベネズエラのマドゥロ大統領夫妻の身柄を拘束した今回の作戦についてこう強調した。
マドゥロ氏は米国への麻薬の密輸に関与したとして2020年に米国で起訴されている。ルビオ氏は「国防総省は司法省を支援した」とも述べ、ベネズエラに対する軍事侵攻には当たらないとの論理を展開した。政権は3日にマドゥロ氏や妻子を含めた起訴状を新たに公開し、正当性をアピールしている。
またルビオ氏は米国が第1次トランプ政権の時からマドゥロ政権の選挙不正を指摘し、マドゥロ氏の正統性を否定していることも強調した。
連邦議会議員らに作戦を事前通知しなかった点についても…
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