福岡市・天神「新天町商店街」変化のとき…福岡パルコと一体的な再開発、シンボルのメルヘンチャイムは継承
2030年代の開業を目指す
再開発計画では、福岡パルコなどと一緒に取り壊され、大型ビルが整備される。商業施設やオフィスなどが入る予定で、26年度には設計に着手し、30年代の開業を目指している。
福岡市が昨年12月に公表した完成イメージ図では、広場があるメルヘン通りの下に新たな地下通路を整備し、西側のビル1階部分には商店街通路を設ける。メルヘンチャイムは形を変えて継承し、南北の通りも残る見通しだ。
楢崎さんは「祭りや人のつながりを大切にする博多商人の伝統を守り、老若男女が安心して楽しめる場所にしていきたい。『温故知新天町』ですよ」と語る。時代に合わせた新天町へ。先人が紡いできた歴史から学び、みんなで知恵を出し合うつもりだ。(堀美緒)
◆新天町商店街=1946年、福岡大空襲で焼け跡となった当時の天神町の市有地などを博多商人たちが借り受けて創業した。福岡市・天神の西鉄福岡(天神)駅西側に南北二つの通りがあり、飲食やファッション、雑貨、書籍、文具など約100店が営業する。
記者のイチオシ【新天町倶楽部】
新天町で働く人たちの社員食堂として1988年に開店。一般の人も利用できる。壁には芸術家・岡本太郎の作品が飾られている。