「イズミヤ撤退で空きテナントだらけに」「フロアは不気味に静まり返る」…駅前一等地でも閑散「栃木の廃墟モール」の“惨状”
「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」は2007年、「小山ゆうえんち」の跡地にオープンした。広い敷地を使ったゆとりある空間が特徴的で、遊園地の名残りが感じられる楽しいショッピングセンターである。 遊具のある広場や、遊園地時代からそのまま残されたメリーゴーラウンドでは、子どもと親の笑い声が響いている。ヨークベニマル、ダイソー、ユニクロ、GU、無印良品、3COINS+plus、西松屋、ケーズデンキなどショッピングセンターでお馴染みの大型店がそろい、買い物するにも便利だ。
駐車場はたくさんの車で埋まっており、平日でも賑わいが感じられる。 ■「ロブレ」から客足を奪った「ジャスコ」 小山駅から車で10分少し、小山環状線沿いにある「イオンモール小山」の駐車場にもびっしりと車が並んでいる。「イオンモール小山」は、小山駅を挟んで「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」と反対側にある。 「イオンモール小山」にも若者から子ども連れ、お年寄りまで多くの人々の姿が見られる。平日のため人がごった返しているといったことはないが、空き区画は少なく、ショッピングや食事を楽しむ人々の声が聞こえてくる。
「イオンモール小山」は、1997年に「ジャスコ小山ショッピングセンター」としてオープンした。「ロブレ」のオープンから3年後のことである。 「ジャスコ小山ショッピングセンター」の影響で売り上げが伸び悩んだ「ロブレ」の核テナントであるイズミヤは、1998年に食料品売り場を閉店した。オープンからわずか約4年での閉店であった。さらに2015年、売り上げの低迷を理由にすべての売り場を閉鎖した。 その後、イズミヤは売り場を市に無償譲渡し、市が後継の核テナントとなるスーパーを探すも苦戦。2016年〜2017年にかけて「キッズランドおやま」「ドン・キホーテ」「TSUTAYA」などが出店したが、施設全体で大きな空き区画を抱えている。