ビットコイン ・ 暗号資産で稼ぐってどうやるの総まとめ(2026年版)
はじめに
皆さんあけましておめでとうございます。ヨーロピアンです。2021年以来全く投稿していなかった例の記事の最新版です。
5年も経てばまた随分とクリプトの市場も成熟したもので、また新たな投資手法も出てきていますし、逆に環境的に全く使えなくなったものもあります。網羅率100%とは言いませんが、殆どの人にとって必要十分な情報を提供するべく重すぎる腰を上げて執筆しましたので、最後まで読んでいただけると幸いです。
僕が何者なのか、クリプトが株に比べて何が良いのか?といった前置きは例によって省略します。気になる方は2020年版の「はじめに」を参照してください。
ややこしいのが、直近のニュースとして2028年から暗号資産による所得も株式同様の分離課税になる、と言われています。これまではタックスロスなど気にせず利益を積み重ねていけ、が基本方針でしたが向こう2年ほどは「利益確定は2028年まで待つ」という方針もアリかもしれない、ということです。
しかしながら僕は税の専門家ではありませんので、この辺りの戦略は各々考えましょう、という言及にとどめておきます。まあ、どうせ利益なかったら払う税もないのでまずは稼ごう、でいいのではないでしょうか(適当)。
ではここからはクリプト投資手法の総まとめと所感です。
大型銘柄のバイ・アンド・ホールド
基本中の基本、時価総額上位の銘柄を購入し、後は購入したことすら忘れて気絶しておく方法ですね。多少の値上がり値下がりで手放したりはしません。長期保有を前提とした投資です。
一例としてはBTC、ETH、BNB、SOLなどでしょうか。BTC以外はオフィシャルなステーキングによる利回り(インカムゲイン)も存在しています。ただし本質的には希薄化の還元でしかないため、「ステーキングしていると得」というよりは「ステーキングしていないと損」と理解しておく方がスッキリします。
基本はあくまで差益(キャピタルゲイン)狙いでしょう。僕自身もBTC現物を長期ホールドし続けていますが、それだけでも十分すぎるほどの投資パフォーマンスを得られています。
クリプトは全体的にボラティリティが高いため、全財産を投入するようなやり方は一般的に推奨されません。投資ポートフォリオの中の一つとして考えるのが基本です。
以下の画像は、ビットコインの2009年〜2026年の価格推移(米ドル建て)です。確かに長期的には右肩上がりを続けていることが分かりますが、その道程は決して平坦ではないことが分かります。
この投資を始めるのはとっても簡単、国内の登録事業者に会員登録して日本円を入金するだけです!注意点は1つだけ、
板(オーダーブック)取引がある取引所に登録すること
です。俗に「販売所」と呼ばれる相対取引での購入は売買スプレッド(見えない手数料)が重くのしかかってくる業者がほとんどであるため、必ず板取引を使ってください。
またこれはクリプトに限った話ではありませんが、売買タイミングに迷う方には「積立」を推奨します。
お給料など毎月決まった収入がある方は一定金額を毎月入金し、その全額を使って購入する、これだけです。ドルコスト平均法とも呼ばれます。
また、取引所が自動積立機能を用意してくれている場合もあります。利便性と引き換えに手数料が重いケースがあるという由々しき問題がありますが、手間を惜しむ場合には選択肢に入ってきます。
ちなみに、事業者が手数料無料と謳っていても真に手数料無料とは限りません。何を言っているか分からないと思いますが、要するに購入単価が販売所の提示レート参照だったりするので、そこに実質的な手数料が混ぜられているというわけです。
ちなみに「なぜ時価総額上位の銘柄に限るのか?別に低位銘柄でも良いではないか」といった疑問があると思いますが、理由は簡単で、低位アルトコインは長期投資に向いていないからです。理由は省略しますが、旧い銘柄のチャートを見てもらえば一発で理解できるはずです。
レンディング
誰かにクリプトを貸し付けることで利息収入を得る手法です。バイ・アンド・ホールドとセットで、どうせ売らないなら貸し出して利息を得るのは合理的な考えです。貸す対象は信用取引をするユーザーだったり、取引所だったりします。現在ではDeFi(後述)での貸付が広く普及しています。
残念ながら、国内取引所では様々な事情からレンディングの募集がほとんどなく、あっても非常に低利回りとなっています。
そして2026年現在は日本在住の方はメジャーなオフショア取引所(Binance, OKX, Bybit等)からはほとんど締め出されています。唯一の選択肢として、Backpackという取引所がレンディング機能のみ日本居住者にも開放しており、個人的にはここを利用するのが最適解だと考えています。
Backpackは各国の規制に準拠している取引所で、破産したFTXのEU法人を買収しEU圏にも展開しています。
もちろん全くリスクのない投資などこの世には存在しませんので、レンディングにもリスクは存在します。それは、借り手が破産するなどして、回収できなくなってしまうリスクです。これをカウンターパーティリスクと言います。
さて、Backpackの場合はただレンディングをするだけではなく、貸し出した資産を担保にして別のトークンを借り入れすることができます。
例えばBTCのレンディングで得られる金利は執筆時0.01%と極めて低いですが、それを担保にしてUSDT(ステーブルコイン)等を借り、さらに運用することで実質的な利回りをブーストできます。
例えばBTCの掛け目は50%なので、1000万円分のBTCを預ければ最大500万円分のSOLを借りることができます。(すぐにマージンコールになってしまうことを避けるためにやや少なめに借りましょう)
SOLは執筆時1.19%で借りることができますが、SOLはネイティブのステーキングで6-7%程度の利回りを得られます。つまり、コストを引いて4-5%程度の利回りを確保できます。また、同時にポイント(後述)を獲得することもできます。
紹介したのは最も簡単な方法ですが、ステーブルコインを調達すればイールドファーミングでもっと高い利回りを実現することができます。バイ・アンド・ホールドで銘柄の価格上昇にベットしつつも、インカムゲインも同時に獲得できるわけです。
イールドファーミング(DeFi)
2019年頃に登場し、現在ではすっかり定着したDeFi(分散型金融)を用いた運用方法です。
スマートコントラクトで動作するアプリ(DApps)に自らの資金をロックし、利回りを得ることをイールドファーミング(Yield Farming)と呼びます。
このイールドファーミングでは資金を自らのウォレットで管理することになります。操作自体に難しいことはありませんが、ある程度の慣れとブロックチェーンのリテラシーは必要になります。
最低限、「秘密鍵」「トランザクション」等の用語が出てきても怯まないようにしておかなければいけません。また、PC環境はほぼ必須です。
イールドファーミングの世界ではUSD建で年10-20%程度の利回りを得られるのが標準的で、伝統的な投資手段に比べて高い利回りとなっています。
さて、スマートコントラクトの世界に飛び込むには、コントラクトが動作しているネットワークに応じて対応したウォレットを用意する必要があります。
大別するとEVM系(Ethereumおよび各種レイヤー2)、Solanaの2つが主流であり、ほとんどのDAppsがここに該当します。Phantomというウォレットを使えば両対応しているので楽です。
Chromeのブラウザ拡張として機能し、ChromeからDAppsにアクセスすることでウォレット上で管理している資金をDAppsに接続させます。
ウォレットに資金を入れるためには国内の取引所でETHやSOLを購入してウォレットのアドレス宛に出金するのが主流です。
そして、高い利回りを得るにはドル建てのステーブルコイン(USDTやUSDC)を用いるのが基本なので、DEX(非中央集権型取引所)でステーブルコインに交換します。
世の中には多くのDEXが存在しますが、Titan(Solana用)やRango(全て)といったアグリゲーターを使えば、その中で最もお得なレートのところを探して交換してくれ、非常に便利です。
なお、ETHやSOLはスマートコントラクトのgas代(ネットワーク手数料)として必要になるため、全額を替えずに少額残しておきましょう。
また、2025年からは円建てのステーブルコインであるJPYCの登場により、取引所を経由せず直接ウォレットに資金を入れることが可能になりました。ただし、1日あたり100万円までの制限により資金が大きい場合は時間がかかる上、結局gas代となる少額のETHやSOLは別途どこかから調達しないといけませんが…。
さて、利回りを得るためのパターンを大別すると、貸す・流動性提供者(Liquidity Provider)になる・投資信託(Vault)に預託する、この3つになります。
貸す
最も直感的です。
例えば、Aave等のレンディングプラットフォームで貸し手になり、金利を得ること。非常に直感的ですが、大した利回りは得られません。これ単体ではあまり魅力的な選択肢とは言えないでしょう。
流動性提供者(Liquidity Provider)になる
現在、DEXの主流はAMM(Automated Market Maker)です。一般的なAMMでは2種類のトークンを即座に交換することができますが、そのために必要なのが在庫です。
流動性提供者はまるで両替商のように2種類のトークンの在庫を両方提供しておき、利用者が交換するたびに少しずつ手数料を徴収します。こうして利益を積み上げることができるのです。
ただし、2種類のトークンにステーブルコイン以外を採用するとインパーマネントロスと呼ばれる損失を被るリスクがあり、やることの単純さに対して難易度の高い運用となります。
投資信託(Vault)に預託する
最近メジャーになってきた運用方法で、Vaultに資金を預けることで自動的にスマートコントラクト上で運用して利回りを出してくれます。
例えばSolana上に構築されたVectisでは、後述する無期限先物を使ったヘッジ等を駆使したVaultを提供し、執筆時の利回りは大体10-20%くらいです。
その他、無期限先物を提供しているDEXが流動性確保のために用意しているVault運用もメジャーです。無期限先物については次項で説明します。
無期限先物でのトレーディング
クリプトの世界で主戦場となっている特徴的な金融商品で、無期限先物(Perpetual Swap)というものがあります。レバレッジをかけた売買をするなら事実上のデファクトスタンダードとなっています。
BitMEXというオフショア取引所が発明したのが始まりですが、今では多くの取引所・DEX(非中央集権型取引所)で採用されています。なお、残念ながら国内取引所では取り扱いがありません。
一般的に、先物では限月が設定されていて清算日には全てのポジションが原資産価格で清算・クローズされます。つまり、ポジションを維持しようと思うと限月が先のの商品に乗り換えていかなければなりません。
これでは長期的なポジションを組むのが大変ということで、資金調達率(Funding Rate)という金利をポジションに課す代わり、清算日を設けない先物が発明されました。それが無期限先物です。
特徴として、ロング(買い)・ショート(売り)どちらからも入ることができ、さらにレバレッジをかけることができます。株式の信用取引やFXの経験がある方であれば概念は理解しやすいでしょう。
現物をバイ・アンド・ホールドする投資手法は単純である一方、下落局面に対処できません。下がりそうな場面では適切な価格でショートポジションを建て、価格が上がりそうな場面でロングポジションを建てる、いわゆる「トレード」と言った時に多くの人がイメージするのがこれでしょう。値上がり局面でも値下がり局面でも全く同様に利益を得るチャンスがある上、上手く相場を乗りこなせば大きな収益を得ることができます。
チャート分析やニュースを追いかけるといった行動を通じてよりアクティブに相場に参加することが好きな人に向いていて、僕自身も積極的にこのトレードを行っています。また、投資時間軸が短い(スキャルピング・デイトレード等)場合、長期投資よりも実はリスクそのものは低くなります。
欠点ですが、当然時間が取られます。また、あまり高いレバレッジをかけてしまうと逆行した場合に強制清算のリスクがあります。
繰り返しますが、相場が好きな人向けです。あるいは中長期(10年〜)と言わずとにかく短い期間で結果を出したい人や、専業トレーダーに転身したい人もこのようなスタイルを好むはずです。しかし相場をうまく乗りこなすにはそれなりのリテラシー・情報収集能力が必要になります。
売買するに当たって何を指標にしたらいいか分からない、という方はまずはCoinGlassを見るのが良いでしょう。
短めの時間軸のトレードに必要なデータは大体網羅されてます。見ている指標は人それぞれですが僕は資金調達率、未決済建玉(OI)、清算の情報あたりをチェックしています。
取引所の選定
実際にトレードを行う取引所の選定ですが、流動性があるメジャーどころなら何でも良いと思います。個人的に使っているのはGrvt, Extended, EdgeXあたり。
Grvtは証拠金を置いておくだけで10%の利回りが確定するEarn on Equityにより運用効率が極めて高いです。日本語対応、スマホアプリ有り。
ExtendedはVaultに預託した資金を証拠金にできるのが特徴的。
EdgeXは日本人の利用人口多め、日本語対応、スマホアプリ有り。
どれもDEXなので当然KYC(本人確認)は必要なく、気軽に始められます。自分にあったところを使いましょう。
スキャルピング
数秒〜数分単位でポジションを建てたり閉じたりして数ドル〜数十ドル幅の細かい利益を積み上げていくトレードスタイルです。
株式では様々な理由から証券会社で禁止されていたりするものの、クリプトの世界ではルールが存在しないため多くの方が採用しています。
例えば、現在値付近に厚い売り板があれば極短期的に下がり、厚い買い板があれば極短期的に上昇すると見込んで一瞬でポジションを建て手仕舞いする、などの一定のルールを設けて淡々と売買を繰り返します。
時間軸が極端に短いことで相場全体の方向性に左右されにくく、長期の相場見通しを立てることができなくてもある程度なんとかなってしまうところが魅力かもしれません。手法の汎用性が極端に高いことも含め、トレードの中でも異色の存在です。
とにかくやることが明確であるというのもあり、試行錯誤がしやすいため、自分なりのデータを集めるタイプの方に向いています。実際、板読みには常にある程度の価格変動説明力はあり、戦略次第で常にエッジが残されています。これ一本で生計を立てるような方が実際に存在しているのも、つまりはそういうことなのでしょう。
僕自身はbot(後述)でこの戦略を実践していたことがあり、その場合は「高頻度取引」「HFT(High Frequency Trading)」などと呼ばれています。
裁定取引(アービトラージ)
同一の銘柄が複数の取引所に上場しているとき、その価格差を利用して利益を上げる手法です。
クリプトの世界はほとんど一物一価になっておらず、各取引所ごとに微妙に価格が違っているのが現実です。こうした価格の違いを一般的に鞘(サヤ)と呼びます。取引所Aで安く買って取引所Bで高く売る、この単純な作業で鞘の分だけ利益を得ることができます。
現物の場合はA -> Bの送金時間があり、その間にも価格は変動するため、このような単純な手法が通用するのはよほど鞘が大きいときのみです。
過去には国内の取引所を使ったBTC/JPYだけの裁定取引でも十分すぎるくらいの鞘があり利益を得ることができましたが、現在はかなり効率化されてきており、満足いく収益を上げることはほとんど不可能になりました。
しかし、無期限先物を使うと話は変わってきます。取引所Aでのロングポジションと、取引所Bでのショートポジションを同時に構築することができます。価格差が逆転すれば、反対売買によってポジションをクローズする、ないしはひっくり返せば良いだけです。裁定取引は利ざやが小さいですが、無期限先物はレバレッジをかけることができるために資本効率が高く、確実に利益を積み重ねることができます。
狭義の裁定取引以外にも、USDT/USDCなどステーブルコイン同士のペアや、tBTCとcbBTCなどBTC代替トークン同士のペアで価格が高い方から安い方にスワップするなど、様々な裁定取引のアイデアが存在します。
かなり上級者向けですが、自分でトランザクションを書いて発行できる場合は、取引所Aでの買いと取引所Bでの売却を1つのトランザクションにまとめて発行し、トランザクションが通れば裁定取引が成功し、失敗すれば何も起こらない、極めて効率的なトレードを行うことも可能です。これをアトミックアービトラージと呼びます。
ベーシス取引
キャッシュ・アンド・キャリー戦略や、現先(現物&先物)と呼ぶこともあります。
現物価格に対して先物価格が上回っている時、現物を購入し、(その現物を担保にして)先物で同額の売りポジションを建てます。こうして価格変動を完全に相殺しつつ、先物の清算日に鞘の分の利益を得る手法です。
ただし、現在のクリプトでは無期限先物が主流であるため、限月を待つ代わりにFRを受け取り続けながら鞘が消滅するのを待つことで利益を得ることができます。
この手法は裁定取引同様に最初から実質的に利益が確定しているポジションを組めるため、まさに「落ちているお金を拾う」と言って差し支えないでしょう。
トークンセール / IEO(Initial Exchange Offering)
公募でトークンを購入し、売却することで利益を出す手法です。
トークンの発行元は資金調達のために未流通のトークンを売り出すのですが、実際に流通するようになったときにこれが購入価格の何倍にもなることがあります。株式におけるIPOに類似しています。
かつてはICOと呼ばれていましたが、最近は公募の前のラウンドでVC等を相手に調達を行うからか、公募では単にトークンセールやパブリックセールと呼ばれるのが主流になってきました。一時期は米SECによって規制が厳しくなり姿を消していたものの、第二次トランプ政権以降は劇的に緩和されたため再びトークンセールが復活してきています。
IEOは、その取引所版です。単にトークンセールのプラットフォームが取引所になっただけで、実質的に同じものです。
トークン販売枠は予め決められているので、需要超過になった場合は割当を決めなくてはいけません。単なる抽選の場合もあれば、特定の資格をプロジェクトや取引所側が定めている場合もあります。
日本国内でも毎年いくつかのIEOが実施されますが、今のところ長期的なパフォーマンスは良いとは言えません。
一方で、抽選倍率が高いものに申し込んでおいて初値で売却するという手法に限っては利益を得られる機会がそこそこあります。どうしても国内取引所しか使いたくない、DeFiも手を出したくない、という場合はある意味これくらいしかできることがないので、機会を逃さないようにしましょう。
ポイ活
ポイ活(ポイント活動)は、一般的にはクレジットカードや電子マネーを利用して貰える現金相当のポイントを貯めて、お得に消費することを指します。
しかし、クリプトにおけるポイ活は全く文脈が違います。
事前知識として、DeFiの多くのプロジェクトではいつかトークンを発行するのが通例となっています。それは開発チームへのリターンを用意するためであり、プロジェクトを支えてくれたコミュニティに還元するため、あるいはマーケティングのためでもあります。
この、「コミュニティへの還元分」を一般に「エアドロップ」と呼びます。
黎明期では、TGE(トークン発行)はいつか起こる偶発的なものでした。エアドロップ狙いのハンター達は様々なプロジェクトにトランザクションを刻みまくり、「お触り」したうちのどれかがTGEすることをひたすら祈る… そんな不確実性の高い投資(?)手法でした。
時は流れ、現在ではプロジェクト側がトークン発行時期を大まかに予告することが当たり前になっています。更に、数量も一定額をばら撒くのではなく、ポイントに応じて従量でトークンを配布する、といった形式が定着しました。
これがクリプト界のポイント制度です。そもそもトークン自体が電子的で概念的なものであるにも関わらず、いつかトークンに替わる謎のポイントを収集することに人類は疑問を抱かなかったのでしょうか?
しかし、そこに収益機会さえあれば頭と手を動かすのが我々クリプト投資家です。TGE時にできるだけ多く割り当てを貰うため、なんとか効率良くポイントを集めなくてはなりません。
近年では多くのDEXがこのポイント制度を導入しており、例えば2024年のHyperliquidでは1億円相当以上のエアドロップ、通称「億ドロ」と呼ばれる報告が多数ありましたし、他のプロジェクトでも「車が降ってきた」「タワマンが降ってきた」などと景気の良い言葉が踊ったのを観測しました。
とにかくポイントさえ稼げばいつか大きな利益になるかもしれない、ある意味シンプルなルールの中で自分なりのやり方や楽しみを見つけられる方に向いている活動ですね。
僕自身は今のところGrvtとExtendedの両建て鞘取りで建玉を維持することで着実にポイントを稼いでいますが、Hyperliquid時代には同値付近での売買を繰り返し、手数料分だけ損をする代わりにポイントを荒稼ぎする「お削り」と呼ばれる手法を行った方が億ドロを手にするなど、攻略法によって大きくリターンが異なってくる可能性があるのが面白い分野だと思います。
追記:「一般的なポイ活とクリプトのポイ活は意味が違う」と書きましたが、クリプトデビットカードだけは同一の意味となります。
DeFiの収益を何らかの手段で消費したい場合、ウォレットから直接送付することで残高をチャージし、VISA加盟店で利用できるデビットカードが主流になってきています。これらのカードはマーケティングも兼ねて還元率が4-6%ほどあるため、まさに典型的なポイ活となっています。
マイニング
コンセンサスアルゴリズムがPoWである暗号資産(主にビットコイン)にハッシュパワーを投じて、暗号資産を掘る行為のことです。
2026年現在、ほぼ儲からないと思ったほうが良いです。たまに節税商品と称してマイニング機器の販売をする業者が出てきますが、儲かるわけがありませんので実質詐欺みたいなもんです。やめておきましょう。
マイニングと名のついた何かにどうしても手を出したくなった場合、代替行動としてマイニング銘柄の株を買いましょう。
botトレード
自動売買システムを用いたトレード手法です。
クリプト界隈特有の呼び方としてbotという呼び名が定着していますが、株や為替の世界だとシステムトレードと呼ばれるのが一般的です。
トレードの戦略をロジックに落とし込んだり、プログラミング能力が参入障壁となっていました。しかし近年ではAIがすっかり普及したため、プログラミング能力がほとんどゼロでもChatGPTやGeminiに相談しながらbotを構築する方も出てきています。とはいえ、生成されたコードが何をやっているか理解できないまま実行するのは非常に危険であるため、ある程度プログラミングの知識は必要だと考えています。
僕は本業がソフトウェア技術者であったため、ビットコインのトレードを本格的に行い始めた2015年頃からすぐにbotトレードを中心に行い、現在に至っています。
トレードの戦略と言ってもそこまで難しいものではなく、ここまでに紹介してきた手法をプログラミングで再現するだけです。手動でできることはほとんどbotに置き換え可能で、手間がかかったり速度が要求される部分で有効となるでしょう。botであれば「利ざやが小さすぎて人間なら馬鹿馬鹿しくて選択肢に入らない」ようなトレードでも十分ターゲットになりえます。
システムトレードに興味がある場合はUKIさん・Hohetoさんのnoteを読みましょう!
終わりに
5年ぶりに書いたということもあり、内容を大きくアップデートして執筆することができました。
と言っても、どちらかというと全体的に選択肢は減っています。その理由の一つはオフショア取引所が日本居住者を追い出し始めたことなのは皆さんご存知の通りです。BinanceやOKXが当たり前に使えていたあの頃を思うと、いかにPerpDEXが発展してきたとしてもまだ少し厳しいものがあると感じます。
また、この世界も随分洗練されてきており、非効率を飯の種にするようなトレードはかなり厳しくなってきているという感想です。美味しいトレード機会はすぐに消滅し、放置されることは決してありません。
それでも、やり方を間違えなければ爆発的な収益を得ることも現実的ですし、イールドファーミングによって当然のようにAPR10-20%を実現できるのも凄いことです。
ということで今年も我々みんなで何とか勝っていきましょう。初心者から上級者まで一様にPerpDEXのポイ活戦争に明け暮れている昨今ですが、今年中に殆どがTGEを迎えるはずなので結末が楽しみです。
それでは皆さん、今年も良いトレードライフを!



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