僕はげきからマホイップと世界を巡る   作:三笠みくら

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年末年始風邪で死んでましたが皆様は如何でしょうか


激辛クリームによる人助けはよいこと

 

 

「着いた、パルデア地方……!!」

 

 

空港から一歩踏み出すと、ガラルとは違う爽やかな風が吹いてきた。僕の肩に乗っているフランも、体を伸ばして風を浴びている。

 

 

「ほみ〜〜」

 

「さて…これからどうしようかな〜」

 

 

空港で配られていたパンフレットに目を通す。パルデアのグルメや町並みがいっぱい描かれていてそそられるね!その中でも目を引くのは…

 

 

「テーブルシティ、行ってみようか!」

 

「ほみ!」

 

 

カラフルな広場が目を引くガラルの中心、テーブルシティにレッツゴー!!中心街ならおいしいご飯もあるはず!

 

 

 

 

「はい、テーブルシティ着きましたよ!」

 

「あ、はい、ありがとうございます……」

 

 

そらとぶタクシーに乗って、テーブルシティにたどり着いた……はいいけど、運転荒いな!!この運転手さんが荒いのか、それともガラルと運ぶポケモンが違うから荒いのか。かなり酔っちゃったぞ。

 

 

「とりあえずお水飲んで……ん?」

 

 

おいしい水を飲んで休憩しようとしていると、近くの路地である光景が目に留まった。りんごみたいな髪の女の子?に、3人組が絡んでいる。うわあ、ヤンキーじゃん。パルデアも治安悪いのか。

 

 

「おいおい、オレらのジュースこぼしちゃってさあ!こりゃお詫びしてくんないとなぁ!」

 

「………」

 

「なんとか言えよ、おぉ!?」

 

 

そのうちの1人が、女の子の腕を掴む。おっと、これはまずい!!

 

 

「フラン、クリームいっぱい!!」

 

「もがっ!?」「ぎゃあ!?」「なんだ、辛い?!」

 

「なんだ……って、うわ!」

 

 

不良3人組にフランのクリーム(激辛)をかけて悶絶させている隙に、りんごの子の腕を引っ張ってその場を離れた。問題は僕が運動神経良くないことだけど、まあ追ってこないだろうし大丈夫でしょう!

 

 

「ふう……ここまで来たら大丈夫かな」

 

「オマエ…助けてくれたのか、ありがとうな」

 

 

りんごの子は、そばかすが特徴的なかわいい女の子だった。でも目はぱきっとしてて強い感じだ。

 

 

「ううん、気にしないで。それにしても、パルデアも治安悪いんだ…」

 

「まあアカデミーにもいじめっ子どもはいるからな。つーかオマエ、パルデアのやつじゃねえのか?」

 

「あ、うん。ガラルから旅行に来たんだ、まさかいきなり不良に遭遇するとは思わなかったけど」

 

「なるほどな……」

 

 

りんごの子は、何か考えている。なんでしょう、僕何かしちゃった?

 

 

「よし、だったらオレが案内してやるよ。パルデアはそらとぶタクシーじゃ見きれないところだってあるんだぜ」

 

「えっ、いいの?僕としては助かるけど…」

 

「気にすんな、さっきの礼だ。オレも暇だしさ」

 

 

なんと。旅行において地元の人に案内してもらえるのはこれ以上ない収穫だぞぅ!

 

 

「オレはメロコ。まあテキトーに呼べ」

 

「僕はアマネ。こっちはマホイップのフラン。よろしく、メロコちゃん」

 

「ほみ!」

 

「メロコ、ちゃん……??まあ、いいか」

 

 

こうして僕はメロコちゃんに案内してもらうことになったのでした。楽しみ!!

 

 




アマネ
パルデア到着早々ヤンキーの現場に居合わせた。見て見ぬふりはできなかった。女の子にはちゃん付けする主義。

メロコ
すっぴんモード。メロコちゃん呼びに慣れていないので戸惑った。いい子。

不良3人組
スター団だが、フェアリー組だった上メロコのすっぴんは雰囲気が違いすぎたので気づかなかった。なお全員激辛クリームで重傷を負った。まあ自業自得だね。しばらくクリームは見たくないってさ。
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