狂ったネズミのシリオン   作:葉月ミたウ

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このお話はMAD RAT DEADを知らない人向けの解説?的な話です。
知っている人は飛ばしてええで


追憶の理念

夢がある

貫くべき信念が...あるのだ

悲しい出来事が起きないために

たくさんのヒトを救えるのならこの実験を試すべきだ

この選択をいつか、後悔するかもしれない...

この世には...命より大切なものはないのだから

だから、このラットは生かすべきだ

私は人間が嫌いだ

 

 

 

 

 

...あら?

ニンゲンじゃない

 

ハロー!

 

ハローハロー!!

こんにちはニンゲンさんたち

 

私はご存知の通りよ

 

 

...あら?知らなかったかしら?

...そう、なら、私はネズミの神さま(マッドパラサイト)、よ

もう、ここに彼らはいないわよ

役者に舞台を降りられちゃったわ

 

・・・・・

それで、アナタは何をしているの?

 

もしかして、彼らの物語(ゲーム)を知らないの?

 

そうなの!?

 

・・・・・

なら、彼らの物語を知りたい?

 

仕方ないわね...わかったわ

トクベツに彼らの物語を教えてあげるわ

でも、あくまで一部を教えてあげるだけよ

だって、自分でしてこそじゃない?

それに、舞台を見る権利(ゲーム)も持っていないのに彼らの物語を全て知ろうだなんてズルはいけないとは思わない?

 

それじゃあいいわね?

 

 

これから語るのは彼らが自分の運命に抗った話

マッドラットとハートの最期の一日

狂ったネズミの復讐劇

 

 

 

始まりはそう、ちっぽけなネズミ君が時間を巻き戻すところから始まるわ。

彼は死んでしまったの、寿命よ。心臓が止まってしまったの

でも、彼は自分の死に様に納得がいかなかったわ

当然よね、だってニンゲンに実験用ネズミとして飼われて、ケージの中から出ることもできずにその生涯を終えたのだから

だから私が彼の最期の一日をやり直させてあげたの!

そしたら彼、巻き戻った最期の一日でニンゲンに復讐をすると誓ったのよね。彼は最高にクレイジーだったわ

そして彼は最高のハッピーエンドを目指してケージから脱走したわ

 

脱走してすぐ、彼には相棒ができたわ、ハート

そういえば、なぜ彼が動けたのか、ネズミ君とは別の意識を保っていられたのか、最後まで謎だったわね

まぁ、今更そんなことはどうでもいいわよね

 

ハート。ネズミ君の心臓よ

その後、彼は別のケージの中にいた実験用ラット、通称モブラットが突然豹変して襲われたの

彼は襲ってきたモブラット達を倒した、いえ、殺したわ

だってそうよね、自分の目標を邪魔して来るように見えたのだもの

ただ、彼は仲間、同族を殺した罪悪感か気絶してしまうわ

 

死んでしまったモブラットに囲まれて気絶してしまった哀れなネズミ君は捨てられてしまったわ。死んだと思われたのでしょうね。

 

次に彼が目を覚ましたのは下水道

そこで彼はネズミの幽霊に追いかけ回されるわ。

追いかけ回され続け、逃げ続け、たどり着いたのは研究所(外の世界)

そこで彼はようやくニンゲン?を倒したわ

ふふっ、喜ぶ彼の姿はまさに滑稽と呼ぶのにふさわしい姿だったわね

 

しかし、彼には相棒がいた、ハートにはネズミ君がいるところが外の世界であり、ニンゲンなんて倒していないとわかっていたのよ

その後、ネズミ君とハートは互いに仲違いをし、戦うわ。自分の心臓と仲違いをして戦うなんていつ思い出しても笑いがこみあげてくるわね

その末にネズミ君は勝利を遂げたのだけれど、ハートのビンタで正気に戻ってしまったのよね。そして、自分のいるところが外の世界であり、ニンゲンなんて倒していないと理解したのよ

 

その後、彼は外の世界を探検、もとい研究所に戻るためにいままで辿ってきた道を引き返していったわ

そして、そのうちになんやかんやあってクロネコとの一騎打ちをすることになったわ

私としては願ってもない好機だったのだけれど、彼は勝ってしまったのよね、いくら時間が巻き戻せるにしても、ネズミが猫との真っ向勝負に勝てるなんて思わなかったわ、しかも彼、わずか数回の巻き戻しだけで勝っちゃったのよ

 

しかもなぜか戦う前に巻き戻してクロネコを助けちゃうし、その後もニンゲンの女の子を助けたりもするし、本当に彼が何を考えているのか分からなかったわ

さて、たしか夕方もすぎる頃だったかしら、もう彼も十分満足したでしょうし私の目的のためにも彼の物語もここらで終わりにしようとして

 

私は彼を最高のハッピーエンド(ネコに食われる最期)へと向かわせるために彼の身動きを封じることにしたわ

だって彼、素直に食べられてくれなさそうだもの

彼を精神世界に閉じ込め、身動きを取れなくしハートから切り離す、あとは勝手に野良猫が食べてくれるのを待つだけだった

でも、それでもネズミ君は止まらなかった。精神世界を駆け回り、挙句の果てには来れないはずのハートを呼び出してきて、楔であったファントムムーンまで倒されちゃった

でも目的であった時間稼ぎは十分できた現実世界ではネズミ君のそばにはネコが寄ってきていた。これで最高のハッピーエンドにできたと思っていた。

 

でも、よってきていたのはネズミ君が助けたあのクロネコだった。

ネズミ君が助けたのを覚えていたらしく、ネズミ君を食べなかったわ

正直ここでだいぶ諦めてたわね

 

そこからはトントン拍子。ネズミ君は研究所にもどりニンゲンとの決着をつけ、残った僅かな寿命を謳歌した。

 

 

 

なんて、そんなエンディング、私は認めなかった

そして私は時間を彼の最期の一日が始まる前に再び戻したわ

彼が諦めるまで巻き戻し続けて、彼を諦めさせようとした

 

ただ唯一の誤算が、時間を巻き戻しすぎて、私が彼の中に入る直前にまで戻してしまったこと

ネズミ君は気づいてしまった

自分が心臓移植されたこと

ハートがネズミ君の本当の心臓ではないこと

そして、心臓移植の時に私が彼の中に入ったこと

 

それに気づいた彼は手術が行われる前まで時間を巻き戻してハートを助けようとしたわ、そうすればハートは死ぬことがなく、私も入ってこれないのだから

でも私はそんなことは許さないわ。私だって種の存続という使命があるのだから

そうして、私達は自分たちのしたいことをするために私自身がパラサイトとして彼を操るために最高のハッピーエンドを手に入れるために、ネズミ君、いえ、マッドラットと戦った

 

 

まぁ、結果はお察しの通り、負けちゃった

本当にどこから間違っていたのでしょうね、ネズミ君の中に入った事自体が間違いだったのかもしれないわね

私自身は宿主を好きに選べないというのに...

 

その後は語るまでもなく、ネズミ君はハートを助け出して研究所から逃してあげて、おしまい

 

 

 

まぁこんなところね。一部と言いながらかなり話しちゃったわ

別に動画とかももうたくさん出てるし、まぁいいでしょう

今思い出しても彼は本当にクレイジーだったわ

 

マッドラット、さいっこうにクレイジーなネズミ

もしかしたらいつかどこかの世界では、何かが違っていたら、私がこんな存在ではなければ、友達になれたのかもしれないわね




ちなみに、私がマッドラットデッドを買った理由は世界観と音楽が好きだったのとパラサイトのキャラデザが癖だったからです
ニヤリとした顔と戦闘時にダメージ与えた時の顔が
すこです

実はとある人がメインテーマでもある「MAD RAT HEART」をラップにして歌ってるので聴いてみてください。かなり有名な人ですので知ってる人は知ってるかも?
曲名「MAD RAT DEAD RAP」
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