【箱根駅伝】青学大・原晋監督 区間配置には統計学と確率論を駆使「情が一番の敵」
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で3年連続9度目の総合優勝を飾った青学大の原晋監督が区間配置のコツを明かした。 【写真】胴上げされた原晋監督の両足がきれいな〝Vサイン〟 今大会は往路の5区に主将兼エース・黒田朝日(4年)を起用。黒田は初の山上りだったが、区間新記録の快走で往路優勝に大きく貢献した。3日の復路も6区に起用した石川浩輝(1年)が区間3位の走りで流れをつくり、頂点の座を引き寄せた。指揮官は采配のポイントについて「統計学、確率の問題。分析していく力が監督には求められる」と持論を語った。 指揮官によると「選手の能力の絶対値、最高値は例えば必ず100いくとは限らない。(絶対値や最高値を)何割の確率で出せるのか」などを徹底的に調べるという。「中国電力時代に日々電気料金の計算をしていた。中国電力時代に培った能力がここにも生かされている」と笑い飛ばした。 確率をもとに区間を組むため、私情を挟まない努力をしているという。箱根駅伝直前は寮内での会話をあえて減らしている。「12月になったら(食堂などに)できるだけ入らないようにしている。選手選考に情が入ったらいけないので。見守ってさっと帰るぐらいかな。情が一番の敵、平等に選手選考するためにも」と振り返った。 選手の起用法を細かく考え、数字をもとに最適解を模索。箱根駅伝に合わせたプランニングはさすがと名将といったところだ。
東スポWEB