Firefox 軽量化手順!メモリ食い過ぎFirefoxが劇的に速くなる “about:config” 魔法の設定
「タブは閉じたくない、でも動作は軽くしたい」――そんなヘビーユーザーのわがままを叶えるのが about:config です。
本記事では、実際に私が検証しながら効果を確認できた “魔法の設定” を 再起動ほぼ不要 の手順でまとめました。すべて クリック&数値入力だけ ですので、コマンドラインが苦手な方も安心してお読みください。
about:config とは?──安全に編集するための事前知識
Firefox のアドレスバーに about:config と入力すると現れる“開発者向け裏メニュー”。
ここでは GUI の設定画面にない細かなパラメータまで変更できます。操作を誤るとブラウザが起動しなくなるリスクもゼロではないため、以下の 3 点だけ先に対策 を行いましょう。
殆どの人がGooglechromeを利用していると思うので、あまり需要があるかどうかわかりませんが(笑)
about:config を触る前の準備
プロファイルのバックアップを取る
アドレスバーに about:support と入力 → 「プロファイルフォルダーを開く」 → フォルダーごとコピーします。
変更箇所をメモしておく
キー名と元の値を書き留めれば、トラブル時にすぐ戻せます。
復旧手順を知っておく
Firefox を終了 → Shift キーを押しながら起動 → 「アドオン無効で起動」を選択するとセーフモードになります。
効果が大きいおすすめ設定 7 連発
下記の手順をすべて Firefox のアドレスバーに about:config と入力して開いた画面 で行います。
ここに設定名を加えるだけです。
browser.sessionstore.interval を 300000 に変更
セッション自動保存間隔を 15 秒 → 5 分に延長し、I/O とガベージコレクションを大幅に削減します。
browser.tabs.unloadOnLowMemory.min_inactive_time を 600000 に設定
10 分以上触っていないタブだけ自動アンロードしてメモリを節約します。
dom.ipc.processCount.webIsolated を 4 に設定
同一サイト用プロセスを 4 本に抑え、プロセス増殖と GC 負荷を防ぎます。
gfx.webrender.all を true に変更
GPU 描画エンジン WebRender を強制オン。スクロールや動画再生が滑らかになります。
javascript.options.mem.high_water_mark を 2048 に変更
JavaScript ヒープ上限を 2048 MB に引き上げ、GC 回数を減らします。
browser.tabs.unloadOnLowMemory を true に変更
Windows がメモリ逼迫を検知したとき、古いタブを自動でアンロードします。
browser.sessionstore.max_tabs_undo を 10 に変更
「閉じたタブを元に戻す」履歴を 50 → 10 件に減らし、メモリ使用量を抑えます。
例
プロファイル運用とアドオン併用でさらに快適に
用途別プロファイルを作る
firefox.exe -P "Work" で仕事用、firefox.exe -P "Private" でプライベート用のウィンドウを起動します。
片方だけ再起動してメモリをリフレッシュするなど、運用が柔軟になります。
3-2. おすすめ軽量化アドオン
Auto Tab Discard
一定時間操作していないタブを自動スリープします(例: 20 分)。
Tab Stash
タブを束ねて一括保存・復元できます。プロジェクト単位でタブ山を収納しましょう。
ビフォー/アフター実測データ
メモリ使用量: 9.2 GB → 5.3 GB(約 42 % 削減)
タブ切替遅延: 1.8 秒 → 0.6 秒
セッション保存 I/O: 4 回/分 → 0.2 回/分
まとめと次のアクション
7 つの設定変更だけで メモリ 40 %以上削減、操作レスポンスも大幅改善しました。
効果が薄れたと感じたら プロファイルを新規作成し、古いプロファイルを整理すると再び快適さを取り戻せます。
最後に Auto Tab Discard + Tab Stash を入れて「使わないタブは眠らせる」習慣を付ければ、再起動なしでも快適さを保てます。
ただし一度リセットされるケースもあります。以下参照。
作業効率を極限まで高めるには、ブラウザのキビキビした動きが欠かせません。
僕は常に 4 面マルチモニターで Firefox のタブを 20 枚ほど展開しながらChatGPT などのAIツールもフル稼働させる “ヘビー級” ワークスタイルです。
そこに Chrome を 1 面だけサブモニターに配置して負荷を分散させてますがCHATGPTなども実は容量食うんですよね。
CHATGPT 実際の計算はクラウド、でもブラウザ側もそれなりにメモリを食う
推論そのものはサーバー(GPU)で実行
ChatGPT や Gemini などのクラウド型 GPT は、重い行列計算をすべてデータセンターでこなします。したがって PC の CPU 使用率は低め、ファンもほとんど回りません。
ブラウザが抱える“表示コスト”が無視できない
フロントエンド(JS バンドル + CSS + 画像アイコン)だけで 30〜50 MB 前後。
メッセージを表示するたび DOM ツリーがどんどん巨大化。1 スレッド分の会話を 200〜300 メッセージまで伸ばすと、タブ単独で 300 MB を超えることも珍しくありません。
マークダウン→HTML 変換やシンタックスハイライトのJS ライブラリが常駐し、描画更新のたびにメモリ断片化が発生。
生成テキストは WebSocket→Service Worker→UI へと段階的にバッファリングされます。
1 回の応答で数 100 KB 程度ですが、複数タブを並列生成させるとメモリピークが跳ね上がります。
ページ全体をリロードせずに会話を続けられるよう、直近のチャット履歴をローカルに保持。
これが数十〜数百 MB に達することもあるため、同じChatGPT を 3 タブ開くだけで 1 GB 越え、というのは実際に起きます。
実際、OpenAI フォーラムや Reddit には「4 GB 超えてブラウザが落ちた」という報告が複数あります(笑)
再現テスト(ざっくり)
新しいチャットで 20 行程度のやり取り → タスクマネージャー 180 MB。
コードブロック 100 行 × 10 回、さらに長文プロンプト 50 回 → 550 MB。
同じタブを放置し、別タブで同規模の会話を開始 → 合計 1 GB 超え。
「Clear chat」ボタンで履歴を消す → 即 200 MB 台に戻る。
どうすればいい?
会話が 100〜150 メッセージに達したら “New Chat” で区切る
不要タブは閉じるかスリープさせる
Firefox: Auto Tab Discard
Chrome/Edge: メモリセーバー
ブラウザ間で役割分担
GPT は Chrome、調べ物は Firefox のように分けておくと片方を再起動しやすい。
つまり「推論はクラウド、でも UI はローカル負荷」
重い処理は雲の上でも、表示に関わるメモリは確実にあなたの PC を占有します。
長時間・長文で使うほど DOM とキャッシュが雪だるま式に増える──そんなイメージで捉えておけば、1 GB オーバーも“あり得る数字”だと納得できるはずです。
たとえば、
browser.tabs.unloadOnLowMemory + min_inactive_time = 600000
を設定すると、ChatGPT タブを別タブに切り替えて 10 分放置したときに、タブ本体をアンロード → 実メモリ 200〜500 MB 返還してくれるんですね。
browser.sessionstore.interval = 300000 に設定しておけば、すべてのタブで常時 セッション保存の I/O スパイクを 15 秒→5 分へ抑制
=操作中のカクつき減少になる…というわけです。
Auto Tab Discard(20 分でスリープなど)などにしておけば、GPT 以外も含む“使っていない”タブ全般のメモリ解放を自動化、再表示は 1 クリックでできたりします。
「閉じると分かりにくくなるから閉じたくない。」こんな場面が山ほどあれば、20個ほどのタブは開いたままにすぐなります(笑)
でも、こういう設定をしておけば、クラッシュしたりカクつきになる事もなく快適に使えます^^


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