マイナ保険証の“三大トラブル”「資格情報が無効」「名前などの情報が●(くろまる)で表示」「認証エラー」 医療機関の7割で発生 トラブルで「いったん10割負担」になる場合も
■本当に厄介な“カードリーダーエラー”
マイナ保険証開始以来、ずっと無くならないのが、接続不良やフリーズ、認証エラーといったカードリーダー等機器の不具合です。 顔認証の精度が低いため、暗証番号入力や目視モードへの切り替えが必要となる場合も多く、受け付けの遅延と負担を引き起こしています。 患者様が並んでいる中で、エラーが続いたり、再起動をするのは、混雑を招くだけでなく窓口業務担当者にプレッシャーを与えます。 マイナ保険証導入に際し、当初、国も一般の人も「お年寄りも慣れれば大丈夫」と言っていました。 しかし「高齢者は慣れません」。 1カ月、2カ月ごとの通院では、毎回スタッフによる説明が必要になっています。 暗証番号を忘れている人もたくさんいます。 実際にやってみて分かった現実です。 これまでこうしたトラブルの時は「従来の保険証による資格確認」で対応してきました。 しかし有効期限が切れ、暫定措置も来年3月まで。 数年間解決されなかった問題を、あと3か月で解決するのは難しいと思います。 患者さんと医療現場のことを最優先に考えるならば、当面はシンプルに「資格確認書」を全員に自動交付することを検討して欲しいと強く願います。 (全国保険医団体連合会副会長 井上美佐医師)
FNNプライムオンライン
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