居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織 作:エドモンド橋本
創造主アルセウス
目の前にいるのは紛れも無くそうだと、確認しなくてもその場にいた全員が理解した。
「我が分身に続き、まさかギラティナまでも。どこまで害をなすのだ、貴様ら人間は」
一言一言に重圧がのしかかる。誰も口を開けない。それでも、俺は何とかアルセウスに対して言葉を投げる。
「欲が、尽きるまでかな?」
「話にならんな」
「そう言わずにさあ、話し合おうぜ。案外、仲良くなれるかもよ」
「下らん。貴様の様な愚かな者を排除するのも、我の使命。消えろ、ゴミが」
アルセウスが俺に向けて光を放とうとする。あれはきっと、救いの光じゃねえわな。
「ボス!」
「カイト君!」
「1つ、この世が綺麗になる」
俺に向けて放たれた光は、大きな壁に遮られた。
「ギガアアア!!!」
俺の前に立った巨人、レジギガス。アルセウスの放った光を受け止め、そのまま拳を振り下ろす。
「ッ!ノロマな巨人が、我の邪魔をするなあ!!」
「ギガアアアアアアアアアアア!!!!!!」
「ッガフっ!!!??」
レジギガスの一撃目は軽やかに躱したが、2発目の拳により、アルセウスは地面に叩きつけられた。
「っそんな、何故」
地面に倒れるアルセウスに歩み寄り、俺は満面の笑みで声をかける。
「ねえ神様、教えて欲しいんだけど、自分がノロマだと笑った相手に舐めさせられる砂って、どんな味?」
「ッ人間!!!貴様はただでは殺さんぞおおお!!!」
「殺されるつもりなんて毛頭無い。アンタは俺が貰うぞ!」
再び空に浮かぶアルセウスに、レジギガスが向かい合う。やはり大陸を引っ張った巨人は実に頼もしいな。
「カイトさん!私達も援護を!」
「いや、それはダメだよヒガナちゃん」
「何で」
「見てよあの背中、手を出すなって、そう言ってる」
逞しく、力強い、しかしどこか寂しげな背中。
「あいつは、ずっと1人で悲しみを背負って来た。大切な友人、信頼できる仲間、全てを奪った因縁の相手が目の前にいるんだ。サシでやりたいだろうよ。散っていった仲間に、自分は最後まで1人で戦ったのだと、そう胸を張って言える様に」
神と巨人。2体に何があったかは分からない。でも、レジギガスにとってこの戦いはあの日の続きなのだろう。
「レジギガスは力よりも先ず、プライドを取り戻そうとしてるんだ」
見せてくれよレジギガス。神話の続きを。
「ッうん!そうだね、頑張れ!!レジギガス!!」
大きな声でレジギガスに声援を送るヒガナちゃん。それに応える様に、レジギガスは両手を広げた。
「ノロマな巨人が、人間の前に立って勇者にでもなったつもりか?」
「ズッ!ズッ!レジガガガガ!!」
「ッあの日私は貴様を殺せなかったのでは無く、殺さなかったという事を教えてやる!!」
2体の放った光線がぶつかり合い、辺りは光に呑まれた。
アルセウス挑発後の主人公
「おっかねえ〜、神様怖え!後はレジギガスに任せよ」
カグラ団の服装を統一した方が良いか
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YES
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NO