居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織   作:エドモンド橋本

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総合評価10000pt超えました!!
ありがとうございます!!


ギンガ団?

 

 

 シンオウ調査チームB

 ハクタイシティ

 

 頑張りなさいアタシ。何としてもあのバカだけは暴走させないようにするのよ。前を歩く焼けた肌の巨漢。ウシオ。今まではあれとアオギリという度を超えたバカ2人の面倒を見ていたけど今は違う。アオギリはサカキさんとマツブサさん、ヒガナの巨人捕獲チームとして動いている。ウシオだけならアタシが何とかすれば良い。性癖に問題のあるカガリはホムラに抑えて貰えば、アタシも結果を出せる!今まではバカ2人のせいで良い所無しだけど、シンオウでは、実績を!!

 

 「おお!何だあれ面白そうだな!!」

 

 「勝手に行動するな!!」

 

 大丈夫かな?あれ?既に胃が痛い。どうしよう、アタシこのままだと無価値な存在に。嫌だ!ボスに褒めてもらいたい。慰めの褒め言葉じゃ無くて、ちゃんと活躍して褒めて貰いたい。こんなバカを押さえ込む事でしか存在意義が無い奴にはなりたく無い。

 

 「ウシオ!目立つような事は」

 

 「イズミ、しかし、これは確かに面白いですよ」

 

 「……これは……ポケモン?」

 

 「え?」

 

 3人の視線の先には1つの銅像があった。何と言えば良いか分からないその銅像の下には文章が刻まれていた。

 

 

 …… 生み出されし ディア…… わたしたちに 時間を 与える 笑っていても 涙を 流してい…… 同じ 時間が 流れ…… それは ディア……の おかげだ

 いくつかの 空間を 作り出す 生きていても そうでなく…… 同じ 空間に 辿りつ…… それは パル……

 

 

 「何だこれ?読めねえとこあんじゃねえか」

 

 「見るからに古い銅像ですからね。それも仕方ない」

 

 「時間と空間……創造神アルセウス……アルセウスの天敵の巨人……ボスは一体何を」

 

 「深読みするなカガリ。どうせ我々の思考では辿り着けないよ」

 

 時間と空間。そう言えば、前にボスから借りた神話をまとめたノートにこんな存在が書かれてた。

 

 「もしかしたら、この銅像にあるポケモンってアルセウスが最初に生み出したポケモンじゃないのかい?だとしたら、アルセウスと戦う時、コイツも相手にしなきゃいけないんじゃ」

 

 「そこの貴方達!」

 

 「ん?」

 

 アタシの話を遮る程バカでかい声に振り返るとバカみたいな格好した変な集団がいた。宇宙服のようなピタッとした服を着たおかっぱ頭の連中。アタシ達4人の声は自然と揃った。

 

 「「「「ダッサ」」」」

 

 「何ですとっ!!?」

 

 「あ、ああ、いや申し訳ない。それで何か御用ですか?」

 

 慌ててホムラが謝罪すると、直ぐに元の態度に戻ったクソダサ集団。

 

 「旅の方ですね。我々ギンガ団に見学料を払いましたか?」

 

 「見学料?何のことですか?」

 

 「このハクタイシティに入るなら我々ギンガ団に見学料を払う決まりなのです。さあ早く払いなさい!4人合わせて15万円です!」

 

 「……意味が分からない……」

 

 流石に高すぎる金額の支払いを強要するクソダサ集団。これは完全にヤバい組織ね。

 

 「そもそもギンガ団って何なのよ?」

 

 「我々ギンガ団は宇宙エネルギーの開発を行っているのだ!つまり偉い人達なのだ!さあしのごの言わず15万円払うのだ!!」

 

 呆れてものも言えない。宇宙エネルギーの開発してる連中が何で旅する人達からお金を巻き上げる必要があるのよ。

 

 「待ちなさい!ギンガ団!」

 

 アタシ達が嫌な顔してクソダサ集団を見ていると、白いニット帽を被ったミニスカートの少女が飛び出して来た。

 

 「また悪さしてるのね!」

 

 「小娘!!また来やがったのか!!」

 

 「今日という今日は捻り潰してやる!!」

 

 よく分かんないまま、目の前でバトルが始まった。しかし、これならもう逃げられる。ニット帽の子には悪いけど、ここは囮になってもらおう。3人に目配せしてここから去る、つもりだった。

 

 「おおお!!ガキンチョ!!いいガッツだ!!手ェ貸すぞ!!シザリガー!!クラブハンマー!!」

 

 「ザリアアアア!!!」

 

 「何してんだあああああ!!!」

 

 何故か服を脱ぎ捨ててニット帽の子の助太刀に向かったウシオ。既に8体のポケモンを倒している。完全にクソダサ集団からロックオンされてしまった。

 

 「諦めるしか無いですね。ここは逃げるよりも、とっととあの連中を沈めた方が良い」

 

 「……どうせ直ぐに終わる」

 

 「はあ、もうどうにでもなれ」

 

 5分後

 

 クソダサ集団を縛り上げてその場に投げ捨てたアタシ達は、直ぐボスに連絡を取る。結局問題を起こしてしまったアタシは罵倒を浴びる覚悟で全てを正直に報告したが、ボスからの返事は予想外のものだった。

 

 「あ?お、おお、流石イズミさん。行動が早いね〜。もうついでに、邪魔だからギンガ団のアジト潰しちゃってよ」

 

 通話を終え、ニット帽の子、ヒカリから、クソダサ集団ことギンガ団は現在の世界を消して新たな世界を作り出す事を目的としていると知った。そして、私達はこれからトバリシティに行くつもりだったのだが、どうやらトバリシティにギンガ団のアジトがあるようだ。

 

 「おおおお!!流石はボス!!全部分かってたんだな!!」

 

 「一体何手先まで読んでいるんだあの人は」

 

 「……ボス……すごい♡…」

 

 「……助かったぁ」

 

 

 

 

 

 




次回、カイトさんブチギレ

カグラ団の服装を統一した方が良いか

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