居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織   作:エドモンド橋本

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シンオウ到着、運命の再会

 

 

 「うおおおお!!着いたぞシンオウ地方おおおおお!!!!」 

 

 「うおおおおお!!!覚悟しろおおお!!!!」

 

 「やめんかアホ共おおおお!!!」

 

 いつぶりか筋肉バカ2人の尻を蹴り上げる。子供じゃねえんだから一々旅先に着いたくらいで騒ぐな。変な目で見られてんじゃねえか。

 

 「ボスの手を煩わせるな愚か者が!」

 

 「ぐぬぬ、すまねえダンナ」

 

 「悪い、ボス。シンオウには初めて来たからよお」

 

 「本当にすみませんボス!私の方からよく言っておきますので!」

 

 誰が保護者かわからんな。まあ、もう良いわ。

 

 「まずは、服装を整えてから、もう一度ここに集まろう」

 

 流石にマグマ団やアクア団の時のような目立つ格好はしてないが、基本的に目を引く連中だし、ホウエンに比べるとシンオウはかなり寒い。ウシオはほぼ裸だし、アオギリも裸にコート着てる変態だから、とりあえず全員落ち着いた格好をしてもらおう。

 

 「ボスは着替えないのですか?」

 

 「ホムラ、俺にこれ以上どう地味になれと?」

 

 「……」

 

 おいこら、一礼して着替えに行くな。酷い部下だな。悲しいぜ、全くよお。皆が着替えてくるの待つの寂しいんすけど。だから俺を慰めてくれ、相棒。

 

 「ラッ」

 

 「よーしよしよしよしよしよし!可愛いねえブラッキーちゃん!」

 

 「ラッ!」

 

 「痛え!」

 

 はたき落とした!長年連れ添った相棒の手を尻尾で叩いたこの子!この野郎!こちょこちょの刑だ!喰らえこの!あ痛っ!

 

 「ガルルルル!!」

 

 「お前相棒だよな?5歳からの付き合いだぞ?17年の付き合いよ?天敵に向ける目だよそれ?」

 

 ほんで腰につけたボールの1つがえらい揺れてる、落ち着け。君出てきたら何が起こるかわからんのよ。

 

 「何を騒いでるのだ?カイト」

 

 「あ、裏切り者」

 

 誰よりも早く着替えて帰ってきたサカキ。強面はどうにもならないが、カジュアルな服装になった為多少マシになった。スーツ着てるともう犯罪者だからな。まあ間違ってないから良いんだけど。いや良くねえか。

 

 「私が君を裏切る?詳しく聞こうか」

 

 「冗談だよ鬱陶しいな」

 

 嫌だねえ冗談の通じないおっさんは。こうはなりたくないなあ。

 

 「ガッハッハ!!ダンナ!こんな格好も似合うだろ!」

 

 「お待たせして申し訳ありません」

 

 「流石アニイ!何でも着こなしてるぜ!」

 

 「マツブサ様、手袋は必要無いですか?」

 

 ホウエンのおっさんコンビとその側近組が帰ってきた。まあ4人とも派手過ぎず良い感じに着こなせてる。これなら怪しまれることは無いだろ。

 

 「ボス、遅くなりました。申し訳ございません」

 

 「……どう……似合うかな?」

 

 「これちょっと動きづらいよ?それに私だと変じゃない?」

 

 「3人とも最高!!超似合う!!課金したい!!」

 

 「それで良いのかよボス」

 

 ウシオ、良いに決まってんだろ。おっさん共の服装べた褒めしてたら別の怪しさがあるだろ。これで良いのだ!

 

 「さてと、それじゃあ予定通り、一度解散するか」

 

 とりあえず3日間はシンオウの現状を調査。巨人チームは、巨人の眠ってる可能性のある場所を調査。

 

 「じゃあ、皆……」

 

 「……ボス?」

 

 目に焼き付けろ。3日間会えないから3人のカジュアルスタイルを目に焼き付けるのだ。俺の脳内よ鍵付きフォルダに3人の姿を保存しろ。

 

 「じゃあ、安全第一で。命大事に、頑張ってね」

 

 軽く手を上げて皆んなに挨拶をすると、各々返事が返ってくる。

 

 「無茶はするなよ?」

 

 「ダンナ!巨人捕まえて来たらシンオウで1番良い店で飲み明かそうぜ!」

 

 「どうかご無事で」

 

 「ボス!面白え事あったらまた教えるぜ!」

 

 「ボス、綺麗な女性に誘われてもホイホイ着いて行ってはダメですよ」

 

 「18時に経過報告をします」

 

 「ボス……死なないでね……」

 

 「カイトさん!また3日後に会おうね!」

 

 サカキ、子どもに言い聞かせとんのか?そんで、ホムラ、お前俺を何だと思ってんだ?イズミさんは真面目ねえ。カガリちゃん、物騒なこと言わないでね?ヒガナちゃんは元気いっぱいで可愛いねえ。

 

 「はあ」

 

 結局4人ずつに分かれて皆調査に向かった。俺1人。寂しいなあ。飲み屋でも探すか。

 

 「カイト、くん?」

 

 「んあ?……え?」

 

 振り返った先にいた人に、俺は目を奪われた。全身黒のコーディネートは、長く美しい金髪をより映えさせていた。最後に会った時よりも大人びたその顔は、傾国の美女も嫉妬する程無駄がなく整っていた。

 

 「久しぶりね」

 

 「あ、どうも、相変わらず、お美しいですね」

 

 「ふふ、ありがとう。貴方も変わってないわね」

 

 仕草一つ一つに目を惹かれる。俺が告白した時よりも更に磨きの掛かった美しさ。

 

 「あはは、よく言われます」

 

 「ねえ、カイト君」

 

 「はい?」

 

 「少し、時間あるかしら」

 

 「勿論です!」

 

 すまんホムラ。俺はこのシンオウ一の美女。チャンピオンシロナの誘いについて行く。

 

 

 

 

 

 




どうでも良い設定
現状1番カイトと距離感近いのはウシオとホムラ。
よく3人で飲んでる。
カイトがくだらない事を言い合える関係。
友人に近い。

カグラ団の服装を統一した方が良いか

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