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女の子の日の彼女の取扱説明書/Novel by みずくらげ

女の子の日の彼女の取扱説明書

2,234 character(s)4 mins

「ちゃんと知りたい」

女の子の日で苦しんでいた彼女。
そんな彼女に少しでも寄り添いたい彼氏は、スマホを手放すことがない。
不審に思った彼女は直接彼氏に聞いてみることに…。
大好きな彼女のためにがんばる彼氏との優しいお話です。

■演者様
〇 言い回し、語尾などは、読みやすいように変えていただいて大丈夫です。
〇 リップ音は省略していただいて構いません。
〇 台本使用しての動画削除、垢BAN等があっても作者は責任を負いません。
  自己責任での使用をお願い致します。
〇 読んで頂けたら、「台本 みずくらげ」の記載をお願いします。
  事後でも構いませんので、できましたらTwitterのDMかpixivのメッセージでご連絡いただけると幸いです。

以上、よろしくお願いします。

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(背伸びしてる感じで)ん゛ん゛…。

疲れたぁ…。
うわっ…もうこんな時間…。
ゲームに集中しすぎた…。

ねぇ。
冷蔵庫の中、水以外で、なんか飲み物あったっけ?

ちょっと、聞いてる?
俺の話。


(ソファーで横になっている彼女に近づく)


…寝てるの?

ソファーで寝てたら風邪ひくよ?

あっ、起きてたんだ。
起きてたなら、答えてよ。
シカトしないでさ…。

…どうしたの?
調子悪いの?

『おなか痛い』?

(小声で)あっ…あの日か…。


【スマホをタップする音】


ん。
…分かった。

えっと……まずは…エアコンっと。


【エアコンを切る音】


それから…。


(ソファーから離れて寝室へ向かう)

(寝室からソファーの彼女の元へ戻る)


ほら、タオルケット。
体にけときなよ。

体冷えてるんじゃない?
顔、真っ青だよ。

手、出して。

やっぱり…。
氷みたいにキンキンに冷えてる。

どうして、こんなになるまで我慢したの?
女の子の日はいつも以上に体冷やしちゃダメって言ってるよね?

(溜息)はぁ…。
あのさ、確かに俺は暑がりだよ。
クーラーの温度は常に18℃にしてないと暑くてイライラしてきちゃう。
でもね、彼女がつらくて苦しんでる時くらい我慢できるよ?

謝らなくていいよ。
気づいてあげられなかった俺も悪いし…。

その様子だと、薬、まだ飲んでないよね?

軽く食べられそう?

無理、かぁ…。
ほんの少しでいいから食べれないかな?
何も食べずに薬飲むのは胃に負担かかっちゃうよ?

ん?何?
ごめん。
聞き取れなかった。

……『気持ち悪いから無理』?
吐きそうなの?

ちょっ…!!
ちょっと待ってて!!
すぐ袋用意するから。


【バタバタ走る足音】


はい。
袋用意したから、吐きたかったら吐いていいよ。

ヤダじゃないでしょ。
吐いたら少しはスッキリするよ?

(溜息)はぁ…。
何が気に入らなくて我慢してるの?
吐いてるの見られたら、嫌われるとか思ってる?
悪いけど、そんなことで、嫌いになったりしないから。

えぇっ!?
どうしたの?
泣かなくてもいいじゃん。

言い方、ちょっとキツかったかな?
ごめんね。

おいで。
ギューしてあげる。


(彼女を抱きしめる)


お願い。
泣かないで。

大丈夫だよ。
大丈夫。
全然怒ってないから。

うん。
ほんとに怒ってないよ。


【スマホをタップする音】


今日はお腹だけ痛いの?
たまに腰も痛いって言ってるけど…。

腰も痛いんだ…。
じゃぁ、俺が抱きしめてるの、つらくない?
横になった方が楽でしょ?

このままがいいの?
君がいいならいいけど、どうしてもつらくなったら我慢せずに言うこと。
約束だよ?

腰、さすっててあげるね。


【スマホをタップする音】


あっ…ごめん、ごめん。
感じ悪かったよね。
ずっとスマホいじってて…。
でも、まだ全部覚えられてなくて…。

スマホで見てたのは、女の子の日の君の取扱説明書。
どうしてあげたら楽に過ごせるのか、ってメモしてあるんだよ。

たとえば、お腹が痛い時。
まずは掛ける物を持って行く。
夏だったらタオルケット。
冬だったら毛布。
とにかく体を温めることが大事。
夏はクーラーをすぐに切って、冬は湯たんぽを用意することも忘れずに。

腰が痛い時は、満足してくれるまでさすってあげる。
ただひたすらに。
たまにトントン叩いてあげると楽になる時もある。
様子を見て、対応する。

イライラしてる時は、君のスマホを手の届くところに置いておいて、『何かあったら連絡して』って1人にしておく。
変に声かけたり、気つかったりすると余計にイライラさせちゃうから、君からの連絡が来るまで、ジッと待つ。

痛み止めの薬は常備しておく。
最近は特にひどくて毎回飲んでるから、予備に必ず1箱置いておく。
絶対に薬がないってことがないようにしておく。

…って感じかな。
ほかにも、あるけどね。
どんなにがんばっても、俺は男で、女の子のつらさを理解してあげることはできないから。
少しでも力になれるように、こうやって、メモに残してるんだ。

でも、気持ち悪いってのは今回が初めてだったから、どうしてあげるのが1番いいのか分かんなかった…。
キツい言い方して、ほんとにごめんね。

痛いの落ち着いたら、教えてよ。
気持ち悪い時はどうしたらいいか。

大切な君のことだから、ちゃんと知っておきたい。

…ん。
ありがと。

とりあえず、痛み止め、飲も?
気持ち悪くても、飲まないと、ずっと痛いままだし…。
ね?

ちょっとだけ待ってて。
すぐ戻るから。


(彼女の元から離れて、すぐ戻ってくる)


お待たせ。
冷蔵庫の中からゼリー見つけてきた。
一口でいいから食べて。

はい。
あーん。

気持ち悪いのに、がんばって食べてえらいね。

次は痛み止め飲もうね。

はい、薬と水。

ちゃんとゴックンできた?

じゃぁ、あとは、薬がいてくるまでくっついてようね。
なんなら、少し眠っててもいいよ。
痛いの、我慢して疲れたでしょ。

起きたら、楽になってるはずだから。
もう少しだけ、がんばろうね。

痛いの、痛いの、飛んでけー。

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