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しみけん・宮地の下ネタ控えめトークライブ(全8記事)

「殺人犯がよだれを垂らしながらこっちを見ていた」 しみけんが裁判傍聴の怖さを語る

ニブンノゴ!宮地とAV男優のしみけんが、お互いのマイブームについて語り合います。裁判傍聴にハマっているしみけんは、「美しすぎる殺人者」と呼ばれたニューハーフ、菊池あずは氏の裁判を見たときの印象を振り返りました。菊池氏は女性ホルモンを長期間打てていないために、顔が膨張し、拘禁症(拘禁反応)で前かがみのままずっとよだれをたらしていたそうです。傍聴席にいたしみけんは菊池氏とばっちり目が合ってしまい……。

ニューハーフの殺人者・菊池あずはの裁判を傍聴

宮地謙典(以下、宮地):最近のマイブームってなんかありますか?

しみけん:僕ね、地下クイズに向けての裁判傍聴が僕の中でハマってまして。

宮地:阿曽山大噴火さんとか、すごいですよね。

しみけん:阿曽山さん、いらっしゃってました。

宮地:あの人のすごいのは「見て、おもしろく伝える」。真実の中のおもしろさだから、あそこは勝てないですよ。

しみけん:ねー! 阿曽山さんがいらっしゃるってことは、「注目の浴びてる裁判だな」と思いましたよ。僕ね、菊池あずはっていうニューハーフで殺人を犯した人に、すごい興味を持っていたんです。逮捕された時に「美しすぎる殺人者」って。

宮地:ありましたね。

しみけん:刺してボコボコに殴って……。今回、初公判。たまたま知り合いに裁判傍聴マニアがいたんで、それに乗っかって一緒に行ったんですよ。

1回目は抽選外れたんです。2回目は、「しみけんさん、ファンです!」って人にもらえたんです。「あ~、よかった」って。

僕、それで裁判を見たんですけど。ごめんなさい、あのね……「ヤバい人って本当にやべぇんだな、ヤバいオーラってこれなんだな」って、初めて俺、感じました。

宮地:えー!

しみけん:いっぱいいますよ、歌舞伎町行ったらなんかほら。

宮地:危なっかしい人います。

しみけん:「薬やってるのかな」とか「ヤンチャしてるんだろうな」のオーラとは別のオーラがあって。怖い!

傍聴席のしみけんと目が合った

しみけん:元男性ですから179センチあるんです。20歳の時、性転換して女性になってるんですけどね。拘留されてるから、その間に女性ホルモン打てませんよ。

俗に言う「ムーンフェイス」ってやつで……顔、パンパンになっちゃってたんですよ。打てないから、パンパンになっちゃってるでしょ。

で、拘禁症っていうのも出てたんです。拘禁症っていうのは、監禁されることでちょっと(頭が)「プツッ」っていっちゃうことで、現れたのが179センチ色白の女性が腰縄と手錠つけて、こうやって(前かがみで)現れたんですよ。

口は開いてるんですよ。よだれをずっと垂らして、上目づかいで「あ゛~」。こうやってきたの。「うわっ、全然違う!」と。パトカーでああやって映ってる顔と全然違う。

「あ゛~」って来るでしょ。やっぱニューハーフ、元ホステスっていうんで、人の目が気になるんでしょうね。傍聴席をキョロキョロ見渡すんです。こうやって「あ゛~」って見渡すんです。

「あ゛~」……僕ですよ、「あ゛~……あ?」って目が合ったんです。

宮地:うわ、こわっ!

しみけん:その距離、本当に1メートル。一番前で座ってたから。「初公判が行われました」って、後頭部映ってますからね、ニュースで。裁判長、こうやってるでしょ?

「菊池あずはの初公判の2回目が行われました」、後頭部映ってるの僕ですからね、俺だっていうの確認しましたから(笑)。

で、目が合ったんですよ。もしかしたら万が一、僕のこと知っているかもしれない。その時は16年の刑ってまだ決まってなかったですから。もし障害があって、罪が5年……そこから松沢病院みたいな感じになったら、「すぐ出てきちゃうな」って。

僕なんか、Twitterで「トークライブやります」みたいな感じで言ってね……「来ちゃうんじゃないかな」って。宮地さんのこういう時に来ちゃうんじゃないかなって、怖くて。

僕は頭をすって下ろすわけですよ。ぱっと上げると……まだ見てるわけですよ。

宮地:うわっ!

震えながら、よだれをたらしながらしゃべっていた

しみけん:ほんっとに怖いの……本当、怖い。証言する時ね、あんまりメディアには出てなかったけど、どもるんですよ。IQがね、58しかなかったんだって、その時。

宮地:え。低いすね(笑)。

しみけん:笑っちゃいけない(笑)。低いです。ててて……って、震えながらしゃべるんですけど、ずっとよだれ垂らしてるんですよね。あれは本当に怖かったな。ただ、人をぶっ殺した人の主観的な話なんか、そうそう聞けなくて。

宮地:どういうことを言うんですか?

しみけん:これね、不謹慎だからあんまり言えないんですけど……。状況がどんどんどんどん犯行現場に近づいてくるんです。どんどんどんどんその事件がアンビリーバブルの再現VTRみたいに構築されていくんですよ。怖かったな~、あれは。

別の部屋では盗撮や集団強姦の裁判

それから「30分休憩です」って言われて。ぱっと出て見たらね、他の部屋も裁判やってるんですよ。「じゃ、ちょっと30分あるから裁判見ようかな」って行ったら、こっちはこっちで盗撮で捕まってる人の裁判。

帽子とカバンの中にカメラ仕込んで、盗撮してたの。お兄ちゃんが証言人として、どれだけこの人はいい人かっていうのをしゃべるわけです。モルモット飼ってたみたいで、「すごいモルモットをかわいがってた。そんな人がカメラで盗撮やるなんていうのは、本当に思い立ったとしか思えない」みたいなことて言うんだけども。

そいつはどうも2回目らしくて、この問答をしている……被害者いるにしろ、こっちはなんとなくほんのり聞けるな。別の部屋で「こっちもやってるじゃん!」って上に「裁判中」みたいなランプ点いてるから見ると、こっちは集団強姦だったんですよ。

宮地:うわ~。

しみけん:ちょっと好奇心だから見ちゃうでしょ。むりやりフェラチオさせられて……とか言ってて。あのね、その時に僕、気付いたのが、女性をクンニすることとか手マンすることを、裁判官は言わないんですよ。

「女性の下腹部をもてあそぶ」って言うんです。もてあそぶの連呼、半端じゃなかったですけど(笑)。相当もてあそんだんだんだなっていう……。もてあそび、もてあそび、もてあそび……。「むりやりフェラチオさせた時は、歯が当たって痛かったから痛いしか覚えてません」みたいなこと言ってるわけです。

「あ~、また30分経つわ、菊池あずはのところ行かなきゃ」って。そうしたらね、盗撮してたヤツが裁判終わって「さよなら~」とか言って、弁護士とお兄ちゃんと当の捕まってる人が3人でワイワイ会話しながら、人混みに消えていくわけです。

ようするに、この人は逃げる可能性が少ないと思って保釈されてるわけですけど、こうやって犯罪者が世の中に紛れてって、普通に帰っていくんだーと思ったりとかして。こっちでも裁かれて、こっちは人殺しみたいな。「えらいカオスだな~」って。

宮地:それは怖いですよね。その裁判を見て、そのまま街に消えてくわけですもんね。

しみけん:そう! それも怖いし、こんなベルトコンベア式にどんどん人が、犯罪者が裁かれて……なんやかんや……。あれ、衝撃的でしたね。

詐欺の裁判は勉強になる

でもね、詐欺の裁判は見るべきっていうふうに言われてますね。詐欺、ようするに刑務所っていうのは別名「犯罪大学」って言われてます。

悪い人達が、結局捕まったんだけどね、「もっと、ああすりゃ捕まらなかったんだよな」とか、「お前どうやったの?」「こういう手口でアレでした」「だからああいう手口はこうしなきゃダメなんだよ」と、どんどんどんどんね。

大麻で捕まった人がね、詐欺とかいろんなもの吸収して覚えていく、それで詐欺やったり空き巣やっちゃうみたいな。

詐欺が「犯罪大学」って言われてる最たるもので、いろんな悪知恵があるんですよ。だから、詐欺の裁判は勉強になるみたいなね。今年一番の儲かる詐欺みたいのがあって、やくざが違法B-CASカードを売るんですって。

買った人は衛星放送とか見れるんですよ。「普通じゃん」とか思うでしょ? そうしたら1本で電話かかってきて「あなた違法のB-CASカード買ってますよね? 情報が流出してますよ。このままじゃ警察に捕まるから、うちの会社だったらこの情報を消すことができる。消すには13万円かかります」っていう、マッチポンプを完全にやっちゃうんですよ。

捕まりたくないから「完全に消してください」って振り込むでしょ? 

宮地:安く感じますしね。13万ってとこがね。

しみけん:そう、そうすると10年分くらいの衛星代払ってるのと一緒だみたいな感じになるって言ってましたね。いろんなことがあるんですよね。

宮地:いろんな、ね。

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#1 ”熱狂体験”をどうアップデートするか?(全2記事)

「週刊少年ジャンプ」を超えると宣言した日 「ジャンプ+」が受け継いだ“新連載推し”の文化 [1/2]

【3行要約】
・デジタル化で伝統メディアが苦戦する中、出版社やラジオ局の変革が急務となっています。
・集英社「少年ジャンプ+」編集長の籾山悠太氏とニッポン放送の冨山雄一氏が対談し、デジタル時代における新作重視の戦略を語りました。
・両者の共通点から、メディア企業は既存ブランドを活かしつつ新コンテンツ創出に注力すべきことが示されています。

前回の記事はこちら

『ゲルゲットショッキングセンター』を聴いていた中学生時代

入江美寿々氏(以下、入江):籾山さんは、ラジオの世界に対して何か思いとか、「こういうふうに見ていた!」というところはありますか?

籾山悠太氏(以下、籾山):僕は不勉強で、ラジオをこれまでたくさん聞いてきたわけじゃないんですけども。中学生ぐらいの時に『新世紀エヴァンゲリオン』がすごく流行っていて、エヴァンゲリオンの特集をすごいやっている『ゲルゲットショッキングセンター』というラジオ番組があったんですよね。

冨山雄一氏(以下、冨山):ニッポン放送の夜にやっていた番組ですよね。

籾山:それをよく聴いていました。当時、クラスでも『エヴァンゲリオン』の話はするんですけど、今みたいにSNSやインターネットもほとんどなかった時代だし、友だちもそんなに多くなかったので、クラスの中では話し足りないというか。もちろん会話ができるわけじゃないですけど、当時はラジオでエヴァの話題をたくさん聴いていて、その時一番「ラジオを聴いていたなぁ」という思い出があって。

そのあと、インターネットやスマートフォンが世の中に普及する中で、YouTubeも出てきて、出版と一緒で「ラジオって世の中にちゃんと残っていくのかな?」と思ったことはありました。今は編集部の後輩もラジオとか、Podcastとか、本当に音声のものをすごく聴いていて、その話題がたくさん出てきます。

そのタイミングで冨山さんの本もタイトルに『今、ラジオ全盛期。』と「全盛期」って書いていますし、めちゃくちゃラジオが盛り上がっているんだなと思って。なんで盛り上がっているのかとか、どうやってラジオがここまで来たのかというのを僕も聞きたいなと思って、今日は楽しみにして来ました。

出版社におけるデジタル部署の立ち位置

冨山:ありがとうございます。僕も今回『王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記』を読ませていただきました。聞きたいことがいろいろあるので、どんどん聞いていっちゃうんですけど(笑)。

僕の会社にもデジタルの部署があるのですが、やはりラジオ局なので、基本的にはラジオを作るのがメインなので、制作部とか編成部とか、営業部とかが、なんとなく会社のメインとしてあります。そういうところでいうと、2010年から今に至るまでの、出版社の中のデジタル部署って、どういう立ち位置なのかなと思って。

籾山:僕が移った2010年のタイミングでは、部署に何人ぐらいいたのかな? 正確な数字はちょっと覚えていないんですけど、10人はいなかったんじゃないかなと思います。当時はスマートフォンではなくて、ガラケー向けに1コマずつ携帯に漫画が表示されるような漫画を売っていました。

もちろん売上も大きかったんですが、ただ、僕は編集部にいる時に、正直に言うとそこまで意識をしていなくて。ガラケーで漫画も読みにくいし「そういうことをやっている部署があるなぁ」というぐらいだったんですね。しかも僕自身が、デジタルにあまり強くないというか(笑)。

冨山:あ、そうなんですね。

籾山:パソコンが苦手ということもあって、異動した時も「いやぁ、ちょっと……。どうしようかな?」みたいな(笑)。「困ったなぁ」みたいな感じでしたね、最初は。

「ジャンプLIVE」から「ジャンプ+」への転換

冨山:「ジャンプ+」の前に、先に「ジャンプLIVE」の立ち上げがあるじゃないですか。あれは、どういう中身だったんですか?

籾山:そうですね。「ジャンプLIVE」という、増刊としてお試しでやったものがあるんですけど。最終目標は「ジャンプ+」と一緒で、『週刊少年ジャンプ』のような、新しい漫画がどんどん生まれる場所にしたいということで、漫画アプリをスタートしたんですが、今の「ジャンプ+」とはちょっと内容が違いました。

まず1つ大きく違うのが、スマホならではの「紙の雑誌ではできないものがあったほうがいいんじゃないかな?」ということで、動画とか、グラビアとかミニゲームとか、漫画以外のコンテンツをたくさん配信しました。もう1つ、有料だったというのも「ジャンプ+」とは違うんですけども。そういうものが「ジャンプLIVE」でした。

冨山:それは、あまりうまくいかなかった感じなんですか?

籾山:そうなんです、はい。もちろんいろいろな作家さんにも協力していただいていて、人気はあったんですけども、「週刊少年ジャンプ」のようなものになりそうかというと「ちょっと物足りないかな?」みたいな感じがして、途中から作戦変更をして、それで「ジャンプ+」になった感じですね。

雑誌作りとアプリ運営に必要な2つの視点

冨山:ディレクターだと、もうその目の前の番組に集中すればいいというのがあると思うんですけど。たぶん今の籾山さんのお立場だと、アプリの中をどうやって使うかというところで、作品を作る脳みそと違う脳みそがある感じがしているんですけど。仕事の仕方ってどうなっているんですか?

籾山:確かに少し違うところはあるなぁとは思います。ただ、最終的にゼロイチで人気漫画を生みたいという意味では一緒です。

これは紙の雑誌もそうだと僕は思っているんですが、漫画家さんと、より漫画が魅力的になるように打ち合わせを重ねて、作家さんをサポートしながら漫画を生むという、漫画編集者としての仕事と、『週刊少年ジャンプ』なり、「ジャンプ+」なりの雑誌を編集する仕事。雑誌があってこそ、人気漫画も生まれやすくなりますし、人気漫画があってこそ、雑誌も活性化するので、それぞれちょっと違いますが、絡み合っているというか。最終的には目標も一緒なので、両方大事だなと思いながら、やっていますね。

入江:冨山さんが手書きで質問メモを書いてきてくださっているんですよね。

冨山:そうなんですよ(笑)。

入江:どうぞ、どうぞ。

競合が増える中で貫く“新作重視”の思想

冨山:あと、本の中に書かれていましたが、その10年ぐらいの中で、やはりどんどん競合の漫画アプリがたくさん出てきて。課金システムがあったほうが稼げるので、ポイント制にするか、ライフ制にするかみたいなところで、単純に雑誌じゃなくて、競合他社があることについては、どういうふうに考えていたんですか?

籾山:そうですね。おっしゃるとおり、LINEマンガさんとか、ピッコマさんとか、いろいろな漫画アプリが増えていく中で全体が盛り上がってスマホで漫画をたくさん読む人が増える、「場所が増えるのはうれしいな」とは思っていたんですが、一方で、周りの方はよく一括りに「漫画アプリ」とよくおっしゃっていたんですけど、僕はけっこう差があるなと思っていました。

「ジャンプ+」に近い漫画アプリは、あまり少ないというか。「ジャンプ+」しかないんじゃないかなみたいな(笑)。そう思っているところもあります。先ほど申し上げたように、本当に新作を生むということを目標にしているという。

「ジャンプ+」は、最新話は無料ですし、連載中の作品は、初回1回は全話無料で読めるんですね。それは『SPY×FAMILY』でも『怪獣8号』でも同じです。なので「そのアプリだけで利益、売上を求めるぞ!」というのもあまりなかったりします。ユーザー数、雑誌も部数とかが大事だと思うんですが、必ずしもその数字だけを追っていないんですね。

例えば『DRAGON BALL』とか、『幽☆遊☆白書』とか、『SLAM DUNK』とか、過去の名作をどんどん配信していけば、読者もいっぱいアプリを使ってくれると思いますが、それはしないようにしています。本当に新作を推すという、そういう思想を思い切ってやっているところは、けっこう少ないなと思っていて、漫画アプリはたくさんあるんですが、実は「ジャンプ+」っぽいのは1個しかないような気がしています。

入江:新しい作品を生んでいく場所というのが、もう固定でブレないものってことなんですね。

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#1 ”熱狂体験”をどうアップデートするか?(全2記事)

「ジャンプ+」と「オールナイトニッポン」の現在地 異分野メディアに通じる“進化の共通点”

【3行要約】
・デジタル化で従来メディアの価値創造が課題となる中、異なる分野の実践者による対談が実現。
・集英社「ジャンプ+」編集長の籾山氏とニッポン放送プロデューサーの冨山氏が、10年の試行錯誤を経た成功体験を共有。
・伝統ブランドを維持しながら、デジタル時代の新しい価値を段階的に構築していくことの重要性と難しさを語りました。

共通点の多い二人の初対面トーク

入江美寿々氏(以下、入江):みなさんこんばんは。番組MCの入江美寿々です。『混沌前夜』。この番組は、ビジネス書の出版社であるクロスメディア・パブリッシングによるPodcastです。コンセプトは、ずばり「こっそり世界に楽しいカオスを生み出そう」です。世の中を少しだけカオスな方向に変えてしまいそうなビジネスパーソンや、クリエイターのお二人をお招きしてお話ししていただきます。

初回のお客さまは集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」編集長の籾山悠太さんと、『オールナイトニッポン』統括プロデューサー(※収録当時)の冨山雄一さんです。よろしくお願いいたします。

籾山悠太氏(以下、籾山):よろしくお願いします。

入江:初めまして!

冨山雄一氏(以下、冨山):よろしくお願いします。

入江:そして、お二人も初めましてなんですよね?

籾山:はい。

冨山:そうです。

入江:(笑)。

籾山:でもなんか、名前の雰囲気が似ているなと(笑)。

入江:名前の響き、似ている部分がありますよね。

冨山:そうですね。経歴も「似ているなぁ」と、勝手に思っていますね。

入江:先ほどお話ししていたら、年代もすごく近かったと。

籾山:年齢も、ほぼ一緒でしたね。

冨山:僕は2004年に仕事を始めているので、たぶん1個学年は上なんですけど。「辿ってきた道が近いなぁ」と非常に思っていますね。

「少年ジャンプ+編集長」 籾山悠太氏

入江:じゃあ、いろいろと共通点もありつつ、今日は違う分野の話をしていただけるということで、非常に楽しみにしております。それでは簡単に、お二人の経歴を紹介させていただきます。

まず、籾山悠太さんです。株式会社集英社「少年ジャンプ+」の編集長、デジタル担当でいらっしゃいます。2005年に集英社入社、「週刊少年ジャンプ」編集部、デジタル事業部などを経て、「少年ジャンプ+」の創刊に参画。漫画編集と並行して、「ジャンプルーキー!」、「MANGA Plus by SHUEISHA」などのデジタルサービスの立ち上げに携わっていらっしゃいます。

そして(2025年)5月9日には、戸部田誠さんが取材されたノンフィクション作品『王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記』が発売されます。今ちょうど、目の前にも、本がありますね。

籾山:はい。「ジャンプ+」が2024年の9月で10周年になったんですけれども。その10年間を戸部田さんに取材していただいて、本にしてもらいました。

入江:私も少し読ませていただきました。「籾山さんのエピソードもたっぷり入っているなぁ」と(思いました)。みなさんにもぜひ読んでいただきたいと思います。

ニッポン放送メディアプロデュース部の冨山雄一氏

入江:続いて、冨山さんですね。冨山雄一さん。2004年にNHKに入局。2007年ニッポン放送へ。『オールナイトニッポン』では、ディレクターとして岡野昭仁さん、小栗旬さん、AKB48、山下健二郎さんなどの番組を担当されていました。イベント部門を経て、2018年4月から『オールナイトニッポン』のプロデューサーを経て、現在は、ニッポン放送メディアプロデュース部に所属し、ラジオの広告企画全般を手掛けています。

そして2025年1月にクロスメディア・パブリッシングより『今、ラジオ全盛期。』を、出版されました。よろしくお願いいたします。

冨山:よろしくお願いします。

入江:この番組はこの本の編集担当である小山さんが企画をして生まれたんですけれども。

冨山:今日これから話していくんですけど……まさに小山さんに「どういった人に話を聞きたいですか?」と聞かれた時に「ジャンプ+に関わっている人に話を聞きたい」というリクエストをさせていただいたきました。

入江:そうだったんですね!

冨山:今日、編集長の籾山さんにお会いできて、すごくうれしいです。

入江:じゃあ、冨山さん的にも念願が叶ったんですね。

冨山:はい、念願が叶った感じです。

入江:そうなんですね。

冨山氏、念願の「ジャンプ+」編集長との対談

入江:冨山さん自身、「『オールナイトニッポン』を作る時に、「ジャンプ+」をかなり意識されていた」というお話を小山さんから聞いていました。

冨山:そうなんです。今日、いろいろお話をうかがえればと思っているんですけど。実はそう思ったきっかけがあって。

僕、今43歳なので、『ジャンプ』というと中高生の時に『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』『るろうに剣心』『幽☆遊☆白書』とかが連載中でした。毎週月曜日になるとコンビニとか、売店とかで紙の『ジャンプ』を買って読んでいた世代なんですけど。

ある日、『ジャンプ』の話を若いディレクターとしていたら、微妙に話が合わなかった時があって。そのディレクターはジャンプ、イコール「ジャンプ+」のアプリの話をしていて、僕は紙の話をしていて、ズレた時に「あ、もう今の若い人にとって、『ジャンプ』という名詞だけでいうと、紙の『ジャンプ』じゃなくて、アプリのほうの「ジャンプ+」を指すんだ」となって。

『ジャンプ』は、もちろん50年以上の伝統があるものだと思うんですけれども。『ジャンプ』というブランドは維持しながら、アナログからデジタルになっても新しい価値観を作っているというのが、まさに『オールナイトニッポン』も、ラジオからradikoで聴かれるようになったことと通じるなと思って。

若い人たちにどうやって『オールナイトニッポン』というものを知ってもらうかという課題に取り組んでいた時に、勝手にアップデートが非常にされているなと思ったのがきっかけです。

紙からアプリへ 「ジャンプ+」誕生の背景

入江:具体的にこういうところを参考にしたとか、取り入れたという部分はあるんですか?

冨山:いや(笑)。逆にどうやって紙からスマホの中のほうにスムーズに移行できたかを今回すごく聞いてみたいです。

入江:そのあたり、籾山さんいかがですか? 

籾山:そうですね。もちろん移行も、すぐにできていたわけじゃなくて。僕は昔『週刊少年ジャンプ』編集部にいて、そのあと2010年ぐらいにデジタル事業部という部署に異動になったんですけども。ちょうどスマートフォンが世の中に増えていった時代でした。

『週刊少年ジャンプ』の雑誌の部数もちょっとずつなくなっていくタイミングで「このままいったら、『ジャンプ』は大丈夫かな?」と思うことも当時は多くて。僕が一番『ジャンプ』ですごいと思うところは、毎年のように新しい漫画がどんどん生まれるところです。それができなくなっちゃうと、作家さんも困るし、読者も困る、もちろん集英社も困る。

今『ジャンプ』は絶好調なんですけど、『ジャンプ』のように新しい漫画がたくさん生まれる場所を、スマートフォンで読める場所として作りたいと思って、2014年に「ジャンプ+」をスタートをしました。最初は、なかなか読者も作家さんもいなくて苦労したんですけども、ちょっとずつ、ちょっとずつ右肩上がりに増えていった感じですね。

2024年が10周年だったので、10年ぐらいかけてここまで来た感じですね。

作家も編集者も少なかった当初の苦労

入江:本の中でも、漫画家の人や作品がなかなか決まらずかなり苦戦したという内容もありましたよね。

籾山:はい。そうですね。今から11年前の2014年だと、スマホで漫画を読む人が今ほど多くなかったので、そこで「発表したい」と思う作家さんも少なかったんですよね。「そこで仕事をしたい」という編集者も少なくて。なので、ちょっとずつ小さな実績を残しつつ「だったら自分たちもやってみたい」という人がちょっとずつ増えてきて、本当に階段を一歩ずつ上るような感じで、やってきた感じですかね。

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第682回 仕事に役立つABC『日記を書く習慣』(全1記事)

1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由

日本最大のビジネススクール「グロービス経営大学院」が、ビジネスパーソンに向けて、予測不能な時代に活躍するチャンスを掴むヒントを配信するVoicyチャンネル『ちょっと差がつくビジネスサプリ』。今回は、「日記を書く習慣」についてお届けします。
■音声コンテンツはこちら

「日記」がビジネスパーソンに有効な3つの理由


熊谷翔大氏:今日は、「日記を書く習慣」がテーマです。新年が明けて、新しい習慣を身につけようと取り組まれている方も少なくないかと思います。

私も先週チームのメンバーと習慣について盛り上がったタイミングがありまして、私が一番人におすすめしているのは、日記を書く習慣です。

私自身は2018年の年始から始めたんですけれども、当時は仕事もプライベートも何をやってもうまくいかない時期でした。そこで、現状を少しでも変えるものはないかと本を読んで調べて、日記にたどり着いた経緯がありました。

最初はその日に起こったポジティブなことを3つ書くとかルールを決めて書いていたんですが、途中からは、その日起こったこと、思ったことを思うがままに書くように変わりました。

私は手帳の高橋さんの「3年日記」を使っていたんですけれども、2年目以降は昨年の同じ日付の欄に日記を書くかたちになっているので、1年前〜2年前のことを振り返りながら、楽しんで書いています。

ビジネスパーソンにとっても、日記はけっこう有効だと感じています。うれしいポイントを3つご紹介いたします。

まず1つ目は「その日の振り返りができる」ということです。書く内容は仕事でも仕事以外でもいいかと思うんですけれども、これが良かった、これが良くなかったということが言葉にするとわかります。人間は頭で考えるとモヤモヤしがちなんですけれども、言葉にするだけで、「もっとこれからこうしよう」みたいな次のアクションが浮かび上がりやすくなるかと思います。

私の尊敬する講師の方に聞いても、いいリーダーになるために、苦しいことも含めて日記を書いて読み返すとおっしゃっていました。

特にビジネスパーソンにとっては、少しでも仕事のレベルを上げたり人間としても一回り、二回り成長するためには、日記がPDCAを回すためのツールとして最適じゃないかと思います。

キャリアにも人生にもいい影響がある

続いて2つ目ですが、「感情のコントロールにつながる」です。今で言うマインドフルネスみたいな感じかなと思いますけれども、日々仕事や生活していく中で、良いことも良くないこともあるかと思います。

特に良くないことが起こった時に、常に聞いてくれる友人、家族がいればいいと思うんですが、そんなに毎日話を聞いてくれる人ってそういないと思います。自分で溜め続けると大きなストレスに変わってしまいますので、日記のように自分だけの世界を持てるといいかと思います。何かをデトックスする場を持っているということは、やはり精神衛生上すごくいいかなと思っております。

あとは、後に読み返してみた時に、「あぁ、この時はこんなことでイライラしていたんだな、若かったな」みたいに笑って読み返せるというところも、励まされるポイントだと感じています。

そして最後、3つ目は「キャリアを考えるヒントになる」です。その日起こったこと、うれしいこと、嫌なことを書き続けていくと、自分自身がどんなものにテンションが上がったり下がったりするのかが、少しずつわかってきます。ある意味心の叫びが聞こえてくるイメージかと思います。

これは言語化し続けるからこそ気づけるものだと私自身も感じておりますし、実は私も、日記を書き始めた2018年に転職に踏み切れたのも、日記のおかげだったんじゃないかなと感じています。

3つのうれしいポイントをおさらいします。1つ目、その日の振り返りができる。2つ目、感情のコントロールにつながる。そして3つ目、キャリアを考えるヒントになるということをお伝えしました。

毎日書くのは難しいという方は、ノートや携帯のメモアプリに書くのでもいいかと思います。頭の中を言語化するアクションは、きっと仕事、キャリア、人生に何かしらプラスの影響があるように思っております。

日記を習慣にしようと思ってみた方は、ぜひハードルを下げてやり始めていただけるといいんじゃないでしょうか。年始のタイミングですので、まだ習慣にするのにも遅くないかと思います。

変な話ですけれども、もし三日坊主で終わったとしたら、それはそれでいいと思います。割り切りましょう。三日坊主を何回か繰り返すと習慣に変わるということもあるかと思いますので、あんまりハードルを上げ過ぎずにやってみることをおすすめします。

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