ニートデビュー

傷病休暇に入るまでは、私は税込収入が650万円あった。
実質ヒラ社員の主任でこれだけの収入なので、
元職場は待遇面「だけ」なら県内でも屈指のホワイト企業である。
しかし実態はどうか。私にとっては精神を破壊されて死に至る、
言わばハイパーブラック企業だった。
現在でも、やっぱり辞めるんじゃなかった、などという後悔の念は微塵もない。
辞めて正解だった。無理してあのような職場で働き続けたら、
私は今頃廃人になっている。
やはりどこの職場へ行っても、裏田や藤野のような他人を傷つける奴がいる。
火田山のような悪事を働く奴がいる。
そして、その企業の上層部のモラルが低ければ目も当てられない。
もう二度と、会社組織に属するつもりはなかった。
では収入はどうするかと思われるだろう。
リスクがある事を認識した上で、これらに託すことにした。

投資信託
 ピクテ・アセット・アロケーションファンド
 ピクテ・ゴローバルインカム株式ファンド
 USハイイールドオープンBコース
 コーポレート・ボンド・インカム為替ノーヘッジ
 グローバル・リート・オープン
 財産三分法ファンド
 ダイワUS-REITオープンBコース
 ラサール・グローバル・REITファンド
 アジア・オセアニア債券オープン
 アジア・オセアニア好配当成長株オープン

外貨建債券 
 ドイツ復興金融公庫ブラジルレアル債
 フィンランド地方金融公社インドルピー債
 (同上)トルコリラ債
 北欧投資銀行ブラジルレアル債
 (同上)トルコリラ債

これならばFXや株式投資と違い、四六時中PCの画面を睨む必要がなく、
寝っ転がっていても収入が入ってくる。確かにその通りだった。
退職当初は、順調にニートライフを送れると思っていた。

「でもお前、これは完全に詰むぞ。」
と、他人事とはいえ心配される方もいらっしゃるだろう。
その通り。僅か2年でアパート暮らしができなくなるまで、
基準価額と分配金が暴落した。
特にトルコリラショックが酷かった。無価値になった。
リスクは覚悟していたが、これほどとは思わなかった。
全て基準価額0円となり、運用を停止した。
トルコリラも、あのジンバブエドルと同じ運命をたどり、消滅した通貨となった。
わずか数年で、3千万円近い金が全て吹き飛んだ。
退職金、それまで貯えていた金の全額だ。

私は2019年3月から、実家で母親と二人暮らしだ。
侘しい暮らしをしながら、二人で死の時を待っている。
母は長生きして欲しいが、私は短命で終わりたい。

このカテゴリでは、このようになるまでの2年間の事をグダグダと書かせてもらう。





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