「ググれば分かる時代」になぜ学ぶのか?
~4,300万件のデータが証明する「あなたはすでに勝てる」という真実~
YouTubeを見れば優位性のある手法が無料で公開され、SNSを開けば億トレーダーの目線がリアルタイムで流れてくる時代です
「勝ち方」の情報そのものはネット上に溢れかえっています
それなのになぜ「9割が退場する」といった通説がなくならないのでしょうか?
多くの人はこう考えます
「自分には相場を読む才能がないからだ」
「まだ知らない『秘密の手法』があるはずだ」
しかし最新のビッグデータ分析はその思い込みを完全に否定しています
あなたが勝てない理由は分析能力が低いからではありません
実はあなたはもうすでに、十分に勝てるだけの分析能力を持っているのです
今回も、精神論ではなく「大規模な統計データ」と「脳の仕組み(科学的根拠)」を用いて、なぜあなたが勝てないのか?
そしてどうすれば「勝ち続ける上位1%」に入れるのかを解き明かします
「9割負ける」の正体はサイコロの確率と同じ
まずインフルエンサーが好んで使う「FXは9割が負ける」という言葉
これは単なる脅し文句ではありません
実際に公的な裏付けがあります
【データ1:フランス金融市場庁(AMF)の調査】
フランスの金融規制当局が個人トレーダー約1万5000人を対象に行った調査(2014年公表)では「確かに89.4%が最終的に損失を出していました」
この数字だけ見ると絶望的に思えます
しかしここには数字のトリックがあります
確率論の基本である「大数の法則」を使って考えてみましょう
例えばサイコロを5回振ったとします
本来特定の数字が連続で出ることは稀ですが、計算上たった5回の試行でも「1」が2回連続で出る(運良く連勝する)確率は約10%もあります
ここである事実に気づきませんか?
「運だけで連勝できる確率(約10%)」と、「相場で生き残れるトレーダーの割合(約10%)」が、不気味なほど一致しているのです
これは何を意味するのでしょうか
初心者のうちは実力の有無に関わらず「たまたま運が良かった1割」が生き残り「運が悪かった9割」が退場しているに過ぎないということです
【データ2:カリフォルニア大学バークレー校の研究】
台湾市場の全デイトレーダーを追跡した研究(Barber et al., 2010)でも、その実態が如実に示されています
開始から1ヶ月以内: 約 40% が辞めている
開始から2年以内: 約 80% が辞めている
3年後の生存率: わずか 13% 程度
つまり「9割が負ける」という統計の正体は実力の差ではありません
「確率の偏りに一喜一憂し、サイコロの目が収束するのを待たずに1ヶ月〜2年で退場した人たち」の屍の山なのです
この「運の1割」から抜け出し「実力の1割」になること
それが私たちが学ぶ本当の理由です
4,300万件のデータが暴いた「あなたの分析はプロ並み」
「でも長く続けたところで、相場分析が当たらなければ意味がない」 そう思うかもしれません
ここでさらに衝撃的なデータをお見せしましょう
世界的な大手FXブローカーであるFXCM社が顧客の取引データを解析したレポート『Traits of Successful Traders』です
【データ3:FXCM社の取引データ分析】
対象となった4,300万件以上という膨大な取引データから個人トレーダーの「勝率」が判明しました
EUR/USD(ユーロドル): 勝ちトレード 59%
GBP/USD(ポンドドル): 勝ちトレード 59%
AUD/USD(オージードル): 勝ちトレード 62%
なんと、個人トレーダーはコイントスの確率(50%)を大きく上回り、約6割の確率で「相場の上がる・下がる」の分析を的中させているのです
このデータは「初心者は相場が読めない」という定説を完全に否定しています
分析は当たっている
それなのになぜトータルで負けるのか?
同レポートはその残酷な原因も特定しています
勝ちトレードの平均利益: 43 pips
負けトレードの平均損失: 83 pips
勝つときは小さく勝ち、負けるときはその倍近く大きく負ける
いわゆる「損大利小」です
分析能力の問題ではありません
利益を伸ばせず損失に耐えてしまうという「行動」の問題がせっかくの高い勝率をすべて食いつぶしていたのです
日本だけでも「1万人」が勝ち続けている現実
「損大利小を克服して勝ち続けるなんて、一部の天才にしか無理なのでは?」
そう感じる方のために視点を「世界」と「日本」の規模に広げてみましょう
【データ4:世界のFX人口とトップ層の規模】
各種業界レポート(Modern Trader等)の推計によると、全世界の個人FXトレーダー数は約1,400万人と言われています
また、日本の「金融先物取引業協会」のデータでは国内の稼働口座数(実際に取引している人)は約100万人規模で推移しています
ここで先ほどのバークレー校の研究データ(トップ1%が勝ち続けている事実)を当てはめてみましょう
全世界の勝ち組(トップ1%): 約14万人
日本の勝ち組(トップ1%): 約1万人
どうでしょうか?
「1%」と聞くと狭き門に感じますが日本国内だけでも「日本武道館が満員になる人数」が、実力で利益を出し続けているのです
世界規模で見れば、「日産スタジアム2つ分」**の人々が勝っています
彼らが全員生まれつきの天才だと思いますか?
違います
彼らは天才ではなく脳の仕組みを理解し、技術を習得した「技能者(職人)」たちです
1万人の席が用意されている世界でその席に座る権利は誰にでも開かれています
あなたもその1万人の中に入れない理由などどこにもありません
脳科学が教える「知識」と「知恵」の違い
分析能力はある(FXCMデータ)
勝つための席も十分に用意されている(人口データ)
それなのに勝てないのはあなたの脳が緊急時(含み損を抱えた時)にパニックを起こし「損大利小」という自滅行動を選んでしまうからです
ここで重要になるのが「脳の記憶の仕組み」です
① 宣言的記憶(知識)=「海馬」の領域 「損切りは大切だ」と言葉で説明できる状態
Google検索やYouTubeで手に入るのはこの「知識」だけです
② 手続き記憶(知恵)=「大脳基底核」の領域 自転車の乗り方や箸の使い方のように無意識に体が動く状態
これこそがトップ1%が持っている「技術」の正体です
人間はお金が減るという恐怖を感じると、脳の「扁桃体」が警報を鳴らし理性を司る前頭前野をシャットダウンします
『これを情動ハイジャックと言います』
この時「知識(海馬)」へのアクセスは遮断されます
平時は分かっていても本番で損切りできないのはこのためです
緊急時に頼りになるのは思考を必要としない「手続き記憶(体の記憶)」だけなのです
「泥臭いプロセス」こそが唯一の道
Google検索で「知識(やり方)」は拾えても「知恵(できる)」はダウンロード、インストールできません
自転車の乗り方を検索しても、乗れるようにはなりません
あなた自身が少額でもリアルマネーを投じ、恐怖や強欲と戦いながら何度も何度も「正しい行動」を繰り返す
そうやって脳の回路を「海馬」から「大脳基底核」へ物理的に書き換えていく
この泥臭いプロセスだけは、検索エンジンの外側にしか存在しないのです
情報の海を彷徨い「ノウハウコレクター」になるのは、もう終わりにしましょう
あなたが今持っているその知識を、実戦で使える「知恵」に変えること
誰かの正解を探すのではなく自分自身の脳を書き換えることこそが、相場で生き残り続けるトレーダーへの唯一の道なのです



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