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イスラエルが「ソマリランド」を国家承認…国連安保理が緊急会合 批判相次ぐ

2025年12月30日 12:36
イスラエルが「ソマリランド」を国家承認…国連安保理が緊急会合 批判相次ぐ

イスラエルがアフリカ東部「ソマリランド」を国家承認したことをめぐり、国連安保理が緊急会合を開きました。ソマリランドをガザ地区住民の移住先のひとつとする構想があると報じられた事などにも絡み、批判の声が相次ぎました。

「ソマリランド」は、1991年にアフリカ東部ソマリアから一方的に独立を宣言したものの、国際的には独立国として認められていません。

こうした中、イスラエルは26日、ソマリランドを正式な国家として承認すると発表しました。地域情勢の不安定化を招く恐れもあることなどから、国連安保理は29日、緊急会合を開きました。

出席国からは「地域の平和と安全を損なう恐れがある」などと、イスラエルを批判する声があがったほか、ソマリアも「国家の主権と領土保全の尊重という国際法の礎を損なう」として、ソマリランド国家承認の撤回を求めました。

また、イスラエルがソマリランドをパレスチナ自治区ガザ地区の住民の移住先の一つとして検討していると報じられていることに触れ、「パレスチナ人民の未来も、ソマリアの領土主権も、交渉材料として利用されるべきではない」と強調しました。

一方、イスラエル側は「ソマリランドは国家としての客観的な基準を満たしている」として、国家承認を正当化しています。

最終更新日:2025年12月30日 12:40
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