--パリやベルギーでの同時多発テロなど、テロへの懸念が高まっている
「とるべき対応は3つ。制服警察官の数を増やすなど『見せる警備』を通じた従来型の警戒強化。防犯カメラや警備員の増強、手荷物検査を通じた駅や集客施設での自主警戒。最後に、住民一人一人の意識向上。『いつもと違う』という感覚をいかに持ってもらうか。市民の目が最終的に大きな力を持つと思う」
--具体的な対策は
「三重県警では昨年10月末、民間と緊密に連携しテロ対策を行う『テロ対策三重パートナーシップ推進会議』を立ち上げた。今年1月末までに県内全18署で地域版パートナーシップも構築し、爆発物の原料になり得る化学物質を扱う薬局・ホームセンターを対象とした訓練などを通じ、『みんなでテロを警戒する』という機運を高めている」
--安倍晋三首相は期間中に各国首脳を伊勢神宮に招く意向を示している
「各国首脳が訪問するという意識で警備計画を策定している。大規模集客エリアもあり、人員を十分配置する。賢島と伊勢神宮の間の移動をどう警備するかも課題になる」
--改めて、サミット警備に向けた抱負を
「主要国の首脳が世界の進むべき道を議論する極めて重要な会議。安全な環境を提供するのが絶対の責任だ。全国警察が一致団結し、関係機関とも十分連携を図って万全を期したい」