アイマスライブ 良かったモーメンツ '25
これは2025年に見たアイマスのライブで印象的だった記憶の断片を書いていく記事です。
アイドルマスターにおけるライブは、多くの場合で映像商品が出たりライブレポートが上がったりするので、音声や画像という形でライブを振り返ることはできます。
ただ、そのライブをリアルタイムで見ている自分の主観、感覚とか思い出ってその場限りのものなんですよね。時が経つにつれて記憶のディテールごと薄まっていってしまうことも多かったり。
アイマスが20周年を迎えたメモリアルイヤーの2025年、「自分の体験・感じたこと」を一つでも書き残して保存しておきたいなぁと思ったので、過去のツイートなどを遡って思い出せた限りで書かせていただきます。ライブそのものに関する紹介とかはあんまりないのでご了承ください。
【この記事で取り扱うイベント】
・現地参加したイベントのみ(配信で視聴したものは除外)
・アイドルマスター単独イベントのみ(主にライブで、外部フェス等は除外)
やるぞっ!
1/11-12 283 Production LIVE Performance [liminal;marginal;eternal]
・入場して「お、ピアノがあるな」と思ったこと
年明け最初に参加したライブの最初の記憶。
会場に入って、ステージを見るとピアノが置いてあった。
「生のピアノ演奏とセッションするってこと!? DMMシアターでやってたMUSIC GROOVE♪で生のダンサーさんと絡んだみたいに!? ピアノといえばSHHisのコミュで重要なアイテムでもあるし……」と、ひとしきり興奮した後で気づいた。
これって本物のピアノじゃ…ない…。
要は投影映像の技術がめっちゃ凄くなってた、という話なのだが、結果的には観衆をいきなり虚構空間に誘うフックになっていて良かった。
また、そのピアノと入違う形で登場した鈴木羽那の「無垢」がオープニングナンバーだったのにも痺れた。
取捨選択は二者択一じゃない
どこかで交わるはず そう信じてたい
今年鑑賞したxRライブの中でも、現実とフィクションが混交する感覚に特に打ちのめされたのはLMEだったと感じる。
・[odd;2]終演後、駅のホームではづきさんの留守電を聴いた
これもライブ本編ではないが、どうしても忘れたくない瞬間として書き残しておく。
初日の夜公演[odd;2]を終えた帰路。肌寒い駅のホームで、はづきさんからの留守電を聴いた。
これがXのポストとしてみんなが見れる状態なのはリアリティライン的にどうなの? とかは冷静な立場から言えることではある。
ただ、「これからどうなっちゃうんだろう…」と、筋書きのある未来に対して本気で不安がらせてくれたあの瞬間は貴重な体験だった。
2/1 961 PRODUCTION presents 『Re:FLAME』追加公演
・「空」から「オーバーマスター」につなぐピアノ
奇しくもピアノ繋がりですね。
千秋楽のアンコール、プロジェクトフェアリーとアルバノクトが合同で歌う曲として「空」が選ばれた。心白によれば、あの黒井社長はリハーサルを見て笑顔を浮かべていたという。その一言にはコミカライズ『朝焼けは黄金色』などの媒体で描かれてきた物語を想像させる余白がある。
5人がステージを下りた後、暗転した会場に「空」のピアノインストが流れはじめた。誰からともなく始まる拍手。終焉を惜しみつつ余韻に浸っていると、そのピアノはまるでそれが当たり前かのように「オーバーマスター」のイントロにフェードする。そしてステージに再臨するプロジェクトフェアリー!
あの時の会場が爆発するような熱狂を、未だに忘れることができない。
始まりとお終いは繋がって巡る。プロジェクトフェアリーの舞台という夢はここで一段落だとしても、またいつでも始められる。そんな心強いメッセージを感じられた一幕だった。
3/1-2 THE IDOLM@STER SHINY COLORS 2nd season LIVE Over the prism
・「想像のつばさ」で真乃を感じたこと
Day2のオーラス「想像のつばさ」。アニメ1st Season冒頭、プロデューサーと真乃の出会いのシーンで歌われる劇中歌だ。
アリーナ後方の席から、人の頭と頭の間、わずかな視界に、私は櫻木真乃を見た。
前提として、制服に身を包んだ関根瞳さんの佇まいがあまりにも櫻木真乃すぎた、というのはある。ただそれを置いておくにしても、あの瞬間の自分は紛れもなく「真乃がいる」と感じていたように思う。
年始からxRライブが続いていたこともあり、久々に見たキャストによるライブで、アイドルが「在る」と感じさせてくれたことは嬉しかった。それは、自分がアイマスのライブに通い始めた頃にも似た感覚だった。
・シャニソンに765AS実装発表
ただただ幸せだった。おれがアメリカ人だったらきっと右腕にVOY@GERのタトゥーを入れてたと思う。
VOY@GERは、ブランド合同曲でありつつもスタイリッシュなコンセプトを前面に打ち出した楽曲で、アイドルマスターの中でもユニークな立ち位置にある。
実際、2025年だけでも多くのライブで披露されたわけだが、イントロでモニターに「VOY@GER」の文字がでっかく表示される演出がブランドを超えたお約束となっているのが嬉しい。
3/22 PROJECT IM@S vα-liv 1stLIVE -HERE WE ARE!!!-
ヴイアライヴの1stライブであり、自分にとっても大きな意味を持つライブになった。ということで、思い出せる限りで書いていく。
・めっちゃ天気がよかったこと
当日は「DYE BAD DAY」が似合う、笑えるくらい雲一つない快晴だった。
上り続けてっていつか気づくのさ 後ろ振り返って きっと青空
アルバム「彼方」の収録曲の歌詞は当時ネットに上がっておらず、自分は歌詞カードの画像をスマホで撮って見返す、ということをやっていた。開演前に話していて知ったのだが、知人のPも同じことをやっていたらしく、偶然が妙に嬉しかった。
・協賛コールで全力の感謝をしたこと
開演前の協賛コール(画面に企業ロゴが表示されるのに合わせて企業名を読み上げるという風習)は、ずっとアイマスを追っている人間には呼吸ぐらい自然なものになってしまう。ただ、それは本来呼吸ぐらいに大切なものでもあるわけだ。
開演前の会場には、この日を待ちわびていた、なんとしてもライブを成功させねばという熱に満ちたプロデューサーたちが集っていた。そんな中で始まったヴイアラにとって初めての協賛コールで、「全身全霊で感謝しながらコールするとこんな清々しい気持ちになるんだな……」という感動を私は静かに噛み締めていた。
感謝って大事だ。
・"軌道"を感じたこと
終演後、他の人たちと話していた時に誰かが放った「(今日ヴイアラは)軌道に乗った」というワードが俄かに盛り上がった。実際、それも頷ける内容のライブだった。
ライブ前半はまず各自のソロ曲パートが続いた後、アイドル衣装の3人による「リローディング」で締め括られる。
一転して、後半は新衣装 "スーパーバトルスーツ" に身を包み、アルバム「彼方」のリード曲「CQ」からスタート。バンド演奏のイントロと共に奈落からせり上がってくる3人の姿は、彼女たちが軌道に乗ったーーあるいは文字通り彼女らの「ステージが上がった」という宣言のようだ。
その日までヴイアラは、まずは興味を持ってくれるPに、ひいては自分自身に価値を証明しなければならない、という内向きの戦いをしていたように思う。
1stライブを満員で迎えたことで一段落がついたが、これからは外側に向けて価値を発信し、ファンを増やすことが求められる。
「CQ」はその開戦の狼煙とも呼べる楽曲であり、彼女たちはまさしく「誰もいない夜空に向かって」「何千回も叫ぶ」ような途方もない戦いに、身を投じていく。
ただ「CQ」をあの場で聴いた時、わたしは「もうすでに外部から見ても結構良いものを作れている……じゃん!!」と感極まっていた。
今思うと贔屓目で感情がフライングしている気もする。
・「私たちが頑張ってきたからです」
一番印象に残っているMC。
こうしてこんな素敵な会場でライブができるようになったのは、ーー胸を張って言います、私たちが頑張ってきたからです。
この言葉が心の底から嬉しいと思えるぐらいには、すでにヴイアラをプロデューサーとして応援できるようになっていたということかもしれない。
・終演後の彼女たち
終演後、限定チケット購入者を対象にお見送り会が実施された。お見送りをするにあたって一旦会場に客を入れ直し、3人がアフタートークをする時間があったのだが、これがとても良かった。
さっきまでの熱がうっすらと残っているような空間で、特にエモくもない話をしつつ、それを聴いてるPたちも余韻に浸っていて、「なんか文化祭終わりに帰らずに駄弁ってた時みたいだな」と思った。ずっとこの時間が続いていいのにとさえ感じた。
ヴイアラには夢を見させてもらっているし、青春させてもらっている。
3/29-30 THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!! 2
・「待ちぼうけのLacrima」のたかはし智秋さん
全編聴かせどころのようなこの楽曲の中でも、Cパート「夜がはじまる」の箇所は特にエモーショナルだ。今回そのパートを歌ったのが三浦あずさ役のたかはし智秋さん。
鳥肌とかいう次元ではなく、心臓に手を入れてこじ開けられるような感覚、とでもいうのだろうか。色んな意味付けとか解釈とかを飛び越えて、歌声の響きにただただ泣いてしまった。
・やっぱり大好きだ平田宏美さん(のMC)
おれはこの人が何歳になってもずっと好きでいるんだろうなという確信がある。そして、愛美さんに関しても完全にそのカテゴリーに入っている。
4/26-27 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT STAGE 10th ANNIVERSARY TOUR Let's AMUSEMENT!!! 東京公演
・担当が歌う「モーレツ★世直しギルティ!」を聴いた
聴いたんだよ。関裕美の世直しギルティを――。
いちプロデューサーとしては「Absolute NIne」で第4回総選挙のことを思い出して熱くなっていたが、直後この曲で関裕美(そして会沢紗弥さん)にメッタメタにされていた。「確保ーーー!!!」が良すぎた。
今でもあの時を思い出すと夜道に向かって駆け出したくなる。
・ピッチングマシーンみたいに腕を回してた会沢さん
MC終わりの「レッツ、アミューズメント~~」のところで会沢さんが腕をグルングルン回してた、という記憶。以上です。
5/10-11 283 Production LIVE Performance Uka,
・黛冬優子に会った
普段、フルグラフィックTシャツ(アイドルのイラストがデカデカと描かれたTシャツ)とか法被をライブで平然と着ているタイプなのだが、今回は色々な思いが駆け巡った挙句に私服で見ていた。
何といっても、2公演目「Pupa,2」は黛冬優子初のxRライブ出演。私と冬優子がこの世界で初めて相見える瞬間なのだ。
冬優子は優しいから、私がフルグラ法被を着ていても後でイジってきたりすることはないだろう。ただ、万が一にでも公演中に私を見つけてしまった場合、パフォーマンスのノイズになるのではないか? そういうことを考えた結果、ニュートラルな私服で行くことにした、というわけである。
こういうやかましいことを考えるぐらいには、私は未だに黛冬優子を実存的存在として捉えているし、愛している。
その意味でもこの公演の感動はひとしおだった。
・串カツとイルミネーション、大阪の夜
打ち上げで美味しい串カツを食べて、帰り道はイルミネーションで光り輝いていて、なんか幸せな夜だった。
5/31 学園アイドルマスター The 1st Period Harmony Star Day1
・アイヴイからの乱入、総力戦
月村手毬のソロ曲「アイヴイ」を聴いていると、なんと途中で十王星南が参戦。このHarmony Star公演ではソロ曲の2番から別メンバーが参加して歌唱する構成が取られたのだが、それが「どの曲を誰が歌ってもいい」というアイマスのDNAが受け継がれているという証左のようにも感じられた。
総体としてのアイマスを追っている身としては嬉しく、誇らしく、1stライブにして攻めの姿勢を見せてくれた学園アイドルマスターの心意気に惚れた。
・「標」を歌うこと
実際に会場で「標」を歌ってみると感動したし、ここまで込み上げてくる感じになるんだ、と自分自身にも若干びっくりした。
プロデューサーであり、同時に学生でもあるという特殊なロールプレイができるこのブランドで、この曲を合唱できることにはなんとも言えない喜びがある。学マスらしく、伝統として末長く続いていってほしい。
卒業式で感極まるタイプではなかったのだが、校歌という文化は好きなのかもしれない。
6/15 THE IDOLM@STER MILLION RADIO! SPECIAL PARTY 06
・カッチカチの冷やし中華/残されたハンバーガーに2秒ぐらいでかぶりついたもちょ
すみません、前後の流れを殆ど覚えてないんですがこの2つだけは当日メモるくらい印象に残ってたので書いておきます。めちゃくちゃ笑ったな〜
7/5 THE IDOLM@STER SHINY COLORS 7th UNITLIVE TOUR 円環 -Halo around- second quadrant (横浜公演) Day2
・めっちゃ暑かったこと
配信で見ていたDay1でも河野ひよりさんがめちゃくちゃ汗をかいていたのが印象的だったが、実際現地で汗だくになった。
法被着てたし、アリーナ4列目で周囲の熱気が凄かったし、担当ユニットの放クラストレイ揃い踏みということでハッスルしてたんだろうと思う。
・ソロ曲トリの「SOS」
黛冬優子の担当プロデューサーで在り続ける中で、彼女がシャイニーカラーズを牽引するアイドルになりつつあるということについて、目を逸らずに受け止めていきたいと思うようになった。
それは自惚れと反復横跳びするような感情だったが、この公演におけるソロ曲のトリ(アンコール)枠で「SOS」が披露された時に、改めて覚悟に変わったような気もする。
7/12 THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE 〜P@SSION-ING!!!〜 (横浜公演) Day1
・今年のライブでたぶん一番疲労したメドレー
後半のユニット曲メドレーがshort ver.で約30曲あった。こんなことできるんだ。アイドルマスターSideM凄すぎる。
とはいえ文句なしで今年一疲れたのは間違いないのだが、客席でも各々の判断で座ろうね〜みたいな空気に自然となっていたのも良かった。みんな分別のある大人だ……
・Take a StuMp! (ゲスト出演)の脳汁
アンコールで出てきた瞬間、「あれなんか多くね……?」ってなってから、「神速一魂!」で全てが繋がった瞬間。あえて野暮な言葉を使うと脳汁と言わざるを得ない。会場の爆発するような歓声と、そこから誰が来ても嬉しいボーナスタイム状態。超楽しかったです。
7/21 THE IDOLM@STER 20th anniversary ORCHESTRA CONCERT SYMPHONY OF BRILLIANT STARS
・「ARRIVE TO STAR」で涙がビャッと出た
あの場で、数ある楽曲の中から「ARRIVE TO STAR」を(選んで?)歌った桜庭薫の想いを想像した時、号泣してしまった。
あの桜庭薫が一人で立つステージで、自分自身でも315プロでもなく、あくまでドラスタを背負って歌う。
かつては仲間と歌うことの意義も理解していなかったであろう桜庭薫が、である。
歌詞の「We are DRAMATIC STARS」が繰り返されるところとか、メンバー3人の名前を言っていくところ(「夢の薫り 未来の翼 輝く理由」)とか、薫の声を聴いてるだけでもう勘弁して……と嗚咽を我慢する以外行動が取れない状態になっていた。
・千早の輪郭を感じたこと
夜公演で披露された「細氷」。如月千早の代表曲の一つだが、今回これを歌唱したのはカノンさん、中川奈美さんの両名。ステージ上には、如月千早も今井麻美さんもいない。
しかし、オーケストラの音色が表現する悲哀と激情は、紛れもなく私たちが親しんできた少女、如月千早の内面そのものなのだ。その心情の機微が、身体に振動となって直接響いてくる。それは例えるなら切り絵のように、彼女のシルエットだけを浮かび上がらせ、この世に顕現させる営みにも思えた。千早の不在が、むしろ千早の存在を近くに感じさせる。オーケストラコンサートだからこそできる表現であり、あまりにも強烈な体験だった。
7/26 THE IDOLM@STER 20th anniversary special party アイ MUST GO ON!! これからもアイマスですよ!20th特別生配信
・MOIW2025の発表
この日、M@STERS OF IDOL WORLD 2025の開催が告知された。年内開催であることにも大阪であることにも驚いたのだが、やはり自分が一番度肝を抜かれたのが、DAY1 Special Guest、ヴイアライヴ。
MOIWに出ること、それはヴイアラを知った時から頭の片隅にはあったビジョンだ。しかし、全てを成し遂げた先にあるトゥルーエンドのような目標だとも思っていた。(そもそも876プロフェスが2026年に開催されること自体にも私は心底ビビっていたのだ!)
それが今年、叶う。
会場を後にして、大阪の宿を取ったり、連番を調整したりしつつも、どこか夢見心地のままでいた。
8/2-3 THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS LIVE 〜NEVER END IDOL!!!!!!!!!!!!!〜
・「M@STERPIECE」
集大成と呼ぶに相応しく思い出も多いこのライブだが、ここでは2日目トリに披露された「M@STERPIECE」の話をしたい。
どういう流れかは正確に覚えていないが、みんなで歌おう!という機運になり、客席で一人また一人と、この曲を口ずさみ始めた。演者の歌声をかき消すほどではないが、確かに背中を押すような心強い声量。
そして迎えたCパートのことである。
STAGE 歌いたいから
LIVE 踊りたいから
新しい幕を開けよう
NEVER END IDOL
M@STERPIECE
このフレーズを歌いながら、「NEVER END IDOL…まさに今のことじゃん!!」となり、それに続く「M@STERPIECE」で周囲の声量が一層大きく、私を包み込んだ。
あの瞬間、同じ空間の人たちとの心が一つになったと本気で感じたのを鮮明に覚えている。今でも大切な思い出だ。
9/6-7 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th MEMORIAL LIVE STARLIGHT STAGE
・俺たちのおねシン
音響トラブルでライブが一時中断するというアクシデントがあったのだが、演者の機転とコール&レスポンスで場を繋ぎつつ、最終的には「お願い!シンデレラ」を合唱した。その場に居合わせた人達には印象的な場面だったが、恐らくあの光景は映像として出回ることはないだろう。真の意味で、私たちの記憶にだけ残り続ける瞬間だ。
アクシデントはアクシデントなので、それに対して特段感動したとかいうことでもない。ただ、復旧までの時間をみんながニコニコとポジティブに過ごしていたのが印象的で、コミュニティとしてのシンデレラガールズの強さ、しなやかさを感じられた一幕だった。
シンデレラガールズが次のステージに進んでいく一つの区切りとなるライブで、それを再確認できたことはとても嬉しかった。
9/22 学園アイドルマスター クラス対抗初星大運動会 Day2
・手毬の「生きててよかった」
ライブパートにて、ことねのソロ曲「世界一可愛い私」を1年1組メンバーで披露する場面があったのだが、2番Aメロの「生きててよかったって思った」という箇所を手毬が歌ったのが印象的だ。
手毬の物語は、他者を愛するために、まず自己を真の意味で愛せるようになるまでの旅路、と捉えている。その自己には、手毬本人にとってささくれのように残っている過去のことも含まれるだろう。
手毬が心から「生きててよかった」と言える日のために、みんなプロデュースをしているのかもしれない。
・七瀬つむぎさんが良すぎたこと
いかに私が有村麻央役 七瀬つむぎさんにやられてしまっているかという話は割愛する。
前半の運動会パートでは、進行が押さないようにしつつ盛り上げて見せ場を作って…という察するに難しい立ち回りが要求される中で、七瀬さんの頑張っている姿は輝いて見えた。急にお姫様抱っことか……凄いよ……。
Day2のMVP賞は飯田ヒカルさんに贈られたのだけど、次点として七瀬さんの名前が挙げられたのはほんっっっとーに嬉しかった。これからも陰ながら応援していきたい。
10/11-12 THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 12thLIVE
・ぴらみ砲をみんな待っていた
DAY1、北上麗花の主演公演。「花ざかりWeekend✿」といえば彼女の代表的な曲の一つだが、ステージ上に平山笑美さんの姿がない。そういうこともあるか…と思いながらも、ラスサビが近づくにつれてどうしても気になってくる。
いや流石に来るでしょ…来ないわけ…来るよね? という空気がふわっと漂う中、迎えたラスサビで平山さんが登場した瞬間の堰を切ったような歓声、永遠を思わせるほど長い「It's like a magic yeah~~」の響き。そして新曲「Irodori」の披露…という流れ、あまりにもエンタメとして美しすぎた。
2日間通してだが、麗花さんも歌織さんも、愛されてるな〜!というのが実感できる瞬間が多くて最高だった。続く主演公演も本当に楽しみ。
・風船をポンポンした時のこと
運の良いことにDay1をアリーナ前方で見ていたところ、アンコールでは大量の風船が上から降ってくる演出があった。記念に持って帰ることもできたのだが、「いやここで俺がやるべきなのはそれじゃないだろ!」と思い、風船をとにかく後ろにボレーすることに全力を注いだ。楽しかった。
Day2はスタンドから見守っていたのだが、やはり風船をポンポンしている人たちの姿を含めた光景はハッピーだった。
10/18-19 高槻やよい・水瀬伊織 twin live "いつまでもなかよし!"
・水瀬伊織というロイヤルストレートフラッシュ
水瀬伊織がいるライブで、改めて「ロイヤルストレートフラッシュ」という曲に向き合ってみると聴こえ方が変わって面白かった。
水瀬伊織という存在はそもそもロイヤルストレートフラッシュ的だ。家柄はもちろん、容姿とか機転とか理知とか、人間として最強になれるだけの手札を兼ね備えた存在。だからこそ敗北した時の言い訳が効かないわけで、人一倍努力もするし自分を追い詰める。15歳にはあまりにも重い宿命ともいえる。
このライブでは年相応の少女としての面もたくさん見ることはできたのだけれど、伊織へのリスペクトの気持ちが改めて強くなったように思う。
・「はんげつであえたら」BD発売告知
「いつまでもなかよし!」のBD発売が告知された瞬間は、「はんげつはどうなるんだ……」と内心絶望的な気持ちになっていたのだが、ほんっっっとーに安心したし嬉しかった。
カメラが草原から夜空へパンしていく時の祈るような気持ち、忘れられない。
10/25-26 THE IDOLM@STER SHINY COLORS 7th UNITLIVE TOUR 螺旋 -Halo around- “The origin on the axes”
・トロッコがめちゃ近かったこと
DAY2ではトロッコが目の前に来る席で、全てを記憶しておきたい!と思ったのだが実際のところ殆ど思い出せない。たぶんずっとそわそわしてたから。無念。
トロッコ激近席あるある→土屋さんとか川口さんみたいなしっかりとキャラを下ろしているタイプの演者さんが目の前に来ると、なんかそれを邪魔したくなくてどうしていいか困りがち
・PJ: REFRAC7IONS発表
シャニソンにおけるユニット再編プロジェクト、PJ: REGRAC7IONSのトレーラーが公開された。
トレーラーは冬優子の「譲らないわよ、今後こそ」というボイスオーバーで締め括られる。それが何を指しているかは直観的に分かった。冬優子がセンターになるということだ、と。シャニマス新章の始まりの予感と共に、襟を正すような思いで会場を後にした。
その後のアイキューでの活躍は言うに及ばず、2026年も冬優子がどんな景色を見せてくれるのか、いちプロデューサーとして楽しみにしている。
11/29-11/30 CINDERELLA GIRLS fes. Once Upon a St@rs
・Utopinya(ゆーとぴにゃ)の匂い
巨大なぴにゃこら太をみんなで回すというシュールさは事前に話題になっていたのだが、実際に体験して一番度肝を抜かれたのが、(ケーキを模しているため)「内部がほんのり甘いケーキの匂いがする」ことであった。拘りの方向性がすごい。
・文香の言葉
アンコール後、終演の幕が降りる時に文香が「後ろの方まで見えています」的なことを言っていたのが良かった。
天海春香の「いちばん後ろの席まで、ちゃんと見えてるからね〜!」を彷彿とさせるフレーズではある。もちろん、春香を直接引用した訳ではないと思うのだが、「かつて(精神的に)アイドルから程遠いところにいた子が同じところまで来たんだな……」と、かえってエモく感じたところだった。
12/12 THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2025 前夜祭DJイベント
全体的な話として、前夜祭というイベントが開催されたこと自体がめちゃくちゃ嬉しかった。実質3Daysになったようなもん。更にはヴイアラがフィーチャーされてライブまでさせてもらえるという。会場にはヴイアラPっぽい人たちが多くて、コールとか心強くて最高。
なんとなく2階席を取ったのだが、約4時間という大ボリューム、そして2日間ライブが控えていたということで結果的にすごく良い選択をしたように思う。眺めも素晴らしかった。
あとは印象的だった瞬間をいくつか書いておきます。
・大阪で聴く「Home is a coming now!」
アオワイファイさんの「自分大阪育ちで〜」というトークがあってからのこの曲。直前まで大阪の街を歩いてきたこともあって色々と実感が乗っかってきてめちゃくちゃ泣いてしまった。
遠征するたびに思うけど大阪って良い街だ。
・烏屋茶房さんの繋ぎが熱すぎた
烏屋茶房さんパートの中でも、特に「RELOADING」→「Dye the sky.」→「CQ」→「夢にかけるRainbow」の流れ。自分がアイマス全体に対して思っている「こうありたい」というスタンス、まさにこれだな〜と思った。
・「ソウソウ」が好き
この曲、リリース当時からお気に入りだったのだが、今回はDJイベントという形で作者のTAKU INOUEさん自らが選曲する場で聴くことができ、感無量だった。もう全部みんなで歌おう!って感じだったのも嬉しい。
「キミがどこの誰だってさ 構わないぜ」という歌詞、大好き。
・俺たちのマスピ
DJパートの締めくくりとして、スタッフ陣が勢揃いして「M@STERPIECE」を歌った時間のかけがえなさ。
明確にアイマスの自慢だなと思っている点が「作り手側が本気で楽しんでいて、それがP側にも確かに伝わっている」というところで、あの空間はそれを体現していたように思う。
おれの人生にカーテンコールがあるならあんな感じであってほしい。
12/13-14 THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2025
・MOIWについて
「アイドルマスターを総体として追う」というスタンスでPを続けている。
これは網羅的に全てを把握するということではなく、特定のブランドとかゲームの展開に着いていけなくても、全体的にアイマスを好きで、興味を持ち続けられるのであればそれで良い、というゆるい考えだ。だからこそ、MOIWは自分にとって「総体としてのアイマス」を全身で浴びることのできる時間であり、特別な位置を占め続けている。
そして、自分がMOIWを好きでいる理由のもう一つは、「人は違いを尊重し合って協調できる」という夢物語を、たとえそれがまやかしだとしても本気で信じられる場所だからだ。あの空間では、アイドルとアイドル、演者と演者、PとPの差異はアイドルマスターを豊かに、強靭にする要素でしかない。そこに私は理想郷を見出しているのだろう。暗いニュースが続く世の中であっても、あの日の理想の光が人々の心を照らしていてほしい。
・ヴイアラに関して
個人的に、ヴイアラへの思い入れが年々増している。
そんな中でヴイアラがドームに立っているのを見たら、流石に泣いちゃったりするのかなとも思っていたのだが、実際は楽しさに舞い上がっていて全然それどころではなかった。「ヴヴヴ」も、自分が全力大声でコールすると周囲のコールは聴けないということに当日気づいた。
より印象に残っているのは、アンコールの「アイ NEED YOU(FOR WONDERFUL STORY)」だ。全ブランドの演者が揃っていて、同じ空間にはヴイアラもいて、というあの日の視界は、私が夢見ていた光景そのものだった。
ヴイアラにはヴイアラにしかできないことを追い求めてほしい、という気持ちは当然あるが、同時にアイマスであってほしい、とも思う。
私たちの世界(現実の世界)から向こう側の世界(虚構の世界)に干渉するのがヴイアラのミッションであるなら、私たちと同じ人間がアイドルワールドに飛び込めることを示せるはずで、それはきっと想像もつかないほどの可能性の扉を開く。
そんな願いは独り善がりだろうか、と思いながらも日々を過ごしていたのだが、彼女たちの夢から必ずしも遠いところではなかったのかもしれない、と最近気づいた。
・打ち上げ後の帰り道
Day2終演後、連番を組んだ方々との打ち上げを終え、駅に向かう帰り道のこと。日々お世話になっていることへの感謝を言葉にして伝えた。気恥ずかしさはあったが、それができて良かったと心から思う。
アイマスという共通点で繋がっている友人たち。皆それぞれの人生がある中で、たまたま運命が交わって同じ時間を過ごしている。そのことを当たり前と思わず、大切にして過ごしていきたい。
さいごに
MOIW2025を迎えるにあたっては、「ここで自分は燃え尽きてしまうかもしれない」という不安も少しありました。20周年のメモリアルイヤーであると同時に、自分自身も年齢を重ねてライフステージの変化を意識する時期になってきたからです。
でも、あの日、公演を終えた瞬間からはこう思うようになりました。
まだまだこれから、なのかもしれない。
私たちも、アイマスも。未知なき轍を、まだ見ぬ明日に向かって歩んでいます。そこに正解はなく、終わりは唐突に訪れるかもしれない。
でも私は、今のアイマスがどうしようもないほどに楽しいです。だから、今井麻美さんの言葉にあるように、自分なりの歩幅で、マイペースにアイマスと付き合う人生を送っていきたいと思っています。
それでは2026年も、ライブにゲームに漫画に配信に、その他色々な形で、アイドルマスターを遊んでいきましょう!
お疲れサマーマ☀️
文: ナポリンP(@Napolin_P)
めっちゃおすすめ曲なので聴いてください!


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