昨日、DPZで石井公二さんの記事「パートを細かく分ければ完成度の高いボイパができると思ったのに…」が公開されました。



みなさんはこの異色記事を読まれましたでしょうか。
衝撃的な体験だったからか、今の今までこの当時の記憶が飛んでいましたが、記事を改めて読んでみて、あの時の記憶が次々とよみがえってきました・・・

一人の語り部として、今日はあの日を思い出したいと思います。


私が覚えていること
①石井さんが撮影前に映画『セッション』の話をしてきた


昨年、寒くなってきたある日。

林さんから「石井さんのボイパ記事を撮影するので来てください」と連絡が入り、レンタルスペースに集合しました。もちろん企画内容に対して混乱はしていました。

レンタルスペースが開くのを待つ廊下で、石井さんから

「今日のボイスパーカッションですが、『セッション』のように指導します・・・!」

と言われました。

『セッション』は、ドラマーの主人公が、鬼スパルタ教師に理不尽ともいえる教え方でドラムの技術を叩き込まれる映画です。


(予告編では、主人公が先生に頬をはたかれています)

「マジでなんでなん」と思いました。

石井さんは真剣に言葉をつづけます。
「『セッション』の教師のスパルタ音楽教育は、いくつかの音楽家から「音楽はたのしんでやるもので、こんなのはだめだ」という批判があるけれど、きつい練習も音楽の一部かと思うんです。今日はこのことを胸に撮影します。」

「マジでなんでなん」と思いました。

石井さんの記事の中では、

でも「ばらばらだったチームが徐々にまとまって、最後はまさかの大逆転!」みたいな展開の映画が脳裏によぎる。私は発案者であると同時に、チームリーダーでもあるのだ。完成させてみせる、とんでもない集団ボイパを。

このあたりが、撮影前の熱を表しているように思えます。

「皆さん、なかなか良いじゃないですか」
と言いながら指導している石井さんの写真が、だいぶ指導者ハイになっていて趣深いです。

私が覚えていること
②石井さんがバスドラムの関西と関東の違いを教えてくれた

石井さんは我々の指導のためにいろいろと準備していて、GarageBandでの打ち込み、わかりやすいパワーポイントのほか、スネア・ハイハット・バスドラムを自ら練習して見本を見せてくれたのです。

しかも、バスドラムにいたっては関西と関東の違いも教えてくれました。この企画のためだけに急速にボイパを吸収した人なのに、地域差まで押さえてる・・・!と驚きました。

石井さんの熱いコーチに応えようと私も真面目にスネアのボイパに取り組みました。

私が覚えていること
③ボイパ本番が終わったあと、石井さんの「OK!」がキメキメだった

いよいよ本番、石井さんが用意した本格的なマイクの前にドキドキしながら座ります。

テンポがくずれないように気を配りながらも、みなさんと合わせる気持ちで演奏し・・・

「OK!」と、めちゃくちゃプロ風吹き荒れる石井さんの声が響きました。指導者として、演者としてやりきった感が伝わってきました。

私が覚えていること
④石井さんがなかなか録音を聞かせてくれなかった

石井さんはさっそく機材の方へ向かい、録音を確認しはじめました。

さっきの演奏はどうやったんやろ・・・うまくいったんかな・・・とドキドキしながら待つも、石井さんが一向に聞かせてくれません。あれ、私失敗しちゃったかなと不安に。

たまりかねて「どうでしたか?」と聞くも、なかなか聞かせてくれませんでした。



そのあとの衝撃の展開は記事をお読みください。




(演奏中、「石井さん、なんかブンブン言ってはるなあ~」とは思っていました。)


〜追記〜
この振り返りブログを確認してくださった石井さんからコメントをいただきました

「え!凄い!あの日セッションを意識して撮影したんだけど、唐沢さんにも伝わってサムネイルにしたんだ!」と驚きましたが、私自身が事前に言ってたんですね…私もあの日の記憶が曖昧になってしまっているみたいです…。内容、なんの問題もありません!問題があるとすれば私自身です。振り返りまで書いてくださって、ありがとうございます。

石井さんも諸々の記憶が曖昧だったようです。