河合塾、岩手に「ドルトンX学園高校」開校へ 国内外11拠点を移動しフィールドワーク

大手予備校を運営する河合塾グループの河合塾学園は、令和9年4月から岩手県一関市に本校を置く広域通信制「ドルトンX学園高校」を開校すると発表した。来年10月から生徒募集を始める予定だ。

探究学習を中心に据えた教育を実践してきた中高一貫校、ドルトン東京学園(東京都調布市)の姉妹校だが、特定の〝教室〟は持たない。2年次には最大4カ所の国内外拠点に約3カ月単位で滞在し、寮でオンライン授業を受けながらフィールドワークを行う。

世界の各都市に移り住みながら学び、国連関係機関の「世界で最も革新的な大学」に4年連続で選出されている米ミネルバ大の教育を参考にしたという。国内拠点は平成23年の東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県釜石市など7カ所、海外拠点はマレーシア、インド、エストニア、英国の4カ所を検討している。

河合塾学園の河合英樹理事長は「開校の年に高校生になるのは、震災以降に生まれた世代だ。防災教育に加え、これから日本が直面する社会課題の探究にも取り組んでいきたい」と話した。

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