午後はT1projectの歌ワークショップ。

声を出す上で、身体のコントロールは必須課題です。


中でも「余計に力が入る」「自分の意思に反して力を入れてしまう」などといった悩みを持っている人は多いと思います。そこで取り組んでもらいたいメソッドがあります。


【身体が勝手に行うことを否定しない】

多くの悩める人は、自分の意思とは違う身体の動き、力みを封じようと考えています。

癖も同じです。自分の意識にないところで動く力をやめさせようとします。


ですが、ここではその全てを否定せずに受け入れてあげてみてください。


身体が本能的にやろうとしていることは、頭が理性的に働きかけようとしていることよりも、自然であり、正しいことであることが多いからです。


高音を出そうとする時に喉(実は舌根)に力が入ってしまう時、その力はきっと本来必要な力です。ところが「力を抜かなきゃ」と思い込んでいる場合、身体は「この力は必要だ!」と訴えかけてきます。結果的に必要以上に力を入れていってしまいます。


まずは身体が入れようとしている力は【必要な力】であることを認め、今度はその動きを補助するように一緒に力を入れてあげましょう。すると、必要な力だけが入り、不要な力みはなくなるはずです。



『犬の散歩』に例えるとわかりやすいです。犬が行きたがっている道があるのに、リードを持っている飼い主が逆方向に行こうとして犬と引っ張りっこをしている光景を見たことがあると思います。その時、犬を引きずるように飼い主の行きたい方へ行くよりも、いったん犬が行きたがる方向へ行ってあげて、その流れで逆方向へ誘導してあげると犬は抵抗なく飼い主の意思に従います。


これが先ほど述べた【身体=本能的・無意識】と【頭=理性的・意識下】の関係に似ています。


まずは身体のやりたいことをやらせてあげる。そしてそれを補助するようにそちらに誘導していくことで、無意識下の自分を意識下でコントロールすることができるようになります。



第1期から継続して通っているメンバーは、かなりこの作業をスムーズに行えるようになってきました。さぁ、追いつけ、追い越せ!第3期メンバーも頑張っています!!
古澤利人のプロフィール
疲れた心と身体は寝ながら治そう
古澤利人
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