自民維新の幹事長合意。
なんと栄養補助食品(ONS)の保険外しがしれっと紛れていた。
低栄養は、誤嚥性肺炎や骨折など高齢者の脆弱性疾患の普遍的な主要要因。栄養サポートは入院期間短縮、合併症・死亡・再入院を減らすことが明らかになっているが、在宅での栄養介入の主力がこの栄養補助食品。アクセスが悪化すれば急変・入院が増える。
「栄養治療」は、少量で高密度・高濃度の栄養・必須微量元素+機能性成分が確保できるよう設計されている。通常の食事で代替できない。
ICD-11には「成人の低栄養」が疾患として収載されるが、その唯一の直接治療薬が保険から外されるのはいかがなものか。FAOから日本は飢餓(高齢者の低栄養)が多いと、先進国として恥ずかしい指摘まで受けている。
本人のQOL・生命予後のみならず、入院・医療費の拡大を抑制するためにも、少なくとも低栄養の患者に対する処方は保険のカバーを継続すべき。