仏像の宝庫発見!日向薬師 宝城坊宝殿の特別展覧会

横浜から車で1時間足らず、大山(おおやま)の麓、日向山 宝城坊(ほうじょうぼう)・
日向(ひなた)薬師の宝殿特別展覧会に行ってきました。

本堂(薬師堂)

日向薬師 薬師堂(本堂)


宝城坊はかつて霊山寺(りょうぜんじ)といわれ、霊亀2年(716)、行基により開かれました。
日向薬師として親しまれ、日本三薬師のひとつとなっています。
歴代天皇の勅願寺となり、また源頼朝、北条政子も参詣したという古刹です。

高さ10m、間口20mの立派な茅葺きの薬師堂は、万治3年(1660)、徳川家の援助により
再建されたものです。

本堂内陣には江戸時代の薬師如来坐像と共に、平安時代の十二神将像がお祀りされ、
この雰囲気…もぐまま、すでにただならぬぞわぞわ感を感じます。

本堂のお薬師さんにはお手綱が結ばれ、ご縁を結ぶことができます。

日向薬師 薬師堂(本堂) お手綱


御朱印をいただきました。

日向薬師 御朱印


本堂に隣接する宝殿では1月31日まで、特別展覧会が開催されています。

日向薬師 宝殿


中央に、本格的な建築手法で造られた大きな厨子(国重文)が安置されています。
宝城坊の本尊の薬師三尊像(国重文)が納められています。
平安時代中期の作で、ノミの痕を残す鉈(なた)彫りで造られています。
お厨子の扉は閉じられていますが、お正月の三が日、1月8日の初薬師、本尊開扉大法会
(通常は4月15日ですが、寅薬師と呼ばれる2022年は特別な年ということで4月16日(日)に開催)に
ご開扉されます。

お厨子を挟むように、右手に高さ2.3m(丈六仏)の薬師如来坐像、日光月光菩薩立像、
左手に丈六仏の阿弥陀如来坐像、お厨子を守るように、四天王と十二神将、すべて
国の重要文化財です。
カラフルなLEDでライトアップしたり、タブレットで音声説明か聞けるという試みも施され、
見応え十分な展覧会となっています。

日向薬師 宝殿 文化財


もぐまま、日向薬師という名前は聞いたことがあったのですが、自宅からそれほど遠くない
この地に、こんな仏像の宝庫があるというのは大発見でありました

日向薬師 宝殿 特別展覧会


境内を探検したいと思います。

弘法大師像

日向薬師 弘法大師像


宝城坊は高野山真言宗のお寺です。

大きな木のウロに虚空蔵菩薩がお祀りされています。

日向薬師 虚空蔵菩薩1


枯れ木かと思いきや、青々とした葉が茂り(シラカシ)、これは霊木ですね。

日向薬師 虚空蔵菩薩2


鐘堂

日向薬師 鐘堂


県内十二本の柱で支えられている、県内最古級の鐘堂です。

二本杉と鐘堂

日向薬師 二本杉と鐘堂


樹齢850年の二本杉。
足利基氏が平和と幸せと五穀の豊かな実りを祈る幡をかけたことから、幡かけの杉と
呼ばれています。

駐車場に車を止めて本堂に向かったため、参道は通っていません。
仁王門があるようなので行ってみます。

石段を下って行くと…

日向薬師 参道 石段


木の根っこがぐにゃぐにゃと。

日向薬師 参道 木の根っこ


なるほど、岩盤がむき出しになったところがそのまま石段になっていたりで、
ここは岩山なのかもしれません。

日向薬師 参道 岩盤


日向薬師は明治初年まで日向修験の拠点となっていたそうで、いかにも
山伏が修行をしていた雰囲気が漂います。

仁王門です。

日向薬師 仁王門


力強くて、大きな仁王像です。

日向薬師 仁王像2 日向薬師 仁王像1


ここからもう少し下ると、神奈川中央交通の日向薬師のバス停があります。


日向薬師の帰りに立ち寄ったお寿司屋さん、伊勢原市のふじ丸さん
元々回転寿司だったみたいですが、今はタブレットで注文するスタイル。
小田原から直送の地魚が美味しかったです(*^^*)

伊勢原市 寿司 ふじ丸 地魚にぎり


良いお店を見つけちゃった

食べログ 海鮮問屋 ふじ丸

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こんばんは。

また今回も記事、楽しく拝見させて頂きました。茅葺の屋根、というつくりは寺院のお堂としては珍しい気もしますが、自然豊かなまわりの環境と逆によく馴染んでいる印象もありますし、どうあれ歴史の積み重ねを携えた風格は確かに感じます(一応、再建ではありますが・・・)。

二体の仁王像、特にくっきりと赤い顔面は眉を吊り上げ、鋭い眼光で睨みつける独特の表情と相俟ってまさに「怒り心頭」、の極致と言いますか。只管迫力のある臨場感に現物を前にして思わず「ごめんなさい」と平身低頭してお詫びしてしまいそうです。いえ、何も悪い事はしていませんが・・・(多分)。

山道沿いに生える樹木の複雑に絡んだ根っこ。自然の造形のなせる業と言いますか、逞しさの中にどこかユーモラスな様相を讃えていますね。

如何にも新鮮なお寿司も大変、そそります(食べたい)。

ところで、言うまでもない事でとても野暮なんですがコロナがまたぞろ勢いを増す中、(比較的)近場とは言えくれぐれもお気を付けくださいますよう。





ROWさん、こんにちは(^^)

いつもコメントをありがとうございます\(^o^)/

お寺のことはいろいろと見聞きしているとは思っているのですが、
割と身近なところに、こんなに立派な古刹があったとは、まだまだ
お寺巡りは楽しめそうです( *´艸`)

茅葺き屋根って、メンテナンスにもとてもお金がかかると聞きますが、
地元内外の信仰が篤いお寺なのでしょうね。
ここは大山(おおやま)からの下山路として利用されることが多いらしく、
ハイカーのお参りも多かったです。

仁王像もとても威厳のあるお姿で、仁王門を見ると、結構そのお寺の
隆盛がわかったりするものですが、
立派でしたね。

京都の鞍馬寺はまだ参拝の機会がないのですが、同じような木の根道だそうですよ。

小田原に海鮮を食べに行きたいなぁ、なんて思っていたら、小田原に行かずとも
おいしいお寿司が味わえました(*^^*)

オミクロン大流行で、近場でもちょっと出かけにくくなってしまいました。
私はステイホームで凌げばよいのですが、お忙しいROWさんもお気をつけて、
なんとか切り抜けたいですね。
プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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