高齢者とのゆったりダナン旅(から緊急帰国した話)①平和な旅立ち編
今までは一人旅の旅行記ばかりでしたが、今回はある意味一番恐ろしかった旅の記録です。
おじちゃんおばちゃんと旅行
今回一緒に旅行したのは親戚のおじちゃん(75歳)とおばちゃん(74歳)。正確にはうちの祖母のいとこ夫婦にあたるのですが、関係性としては叔父叔母、というか第二の親のような人たちです。
私は小さい頃からよくこの二人に面倒を見てもらっていて、おじちゃんは父親のいない(この世にはいるっちゃいるが)私のために保育園の運動会に出てくれたりもしていました。そして親子リレーは毎度O次郎の絶望的な足の遅さにより最下位。父親の有無に依存しない結果だ。
コロナ禍の前にはこのおじちゃんおばちゃんと祖母を連れて4人でハワイ旅行をしたこともあります。
当時祖母は79歳だったので長時間のフライトはやや心配でしたが、離陸後即眠剤(マイスリー5mg 0.25錠)を飲んで爆睡していました。途中全然動かなくて死んだかと思った。
おじちゃんおばちゃんはネットに疎く、いつも旅行会社のパッケージツアーに参加していたためこのハワイでの個人旅行がえらく楽しかったようで、会うたびにまた一緒に旅行に行こうねと言われていました。
その後元気いっぱいだったおじちゃんに早期癌が見つかり、その治療が終わって体調が万全になったタイミングで私の夏休みに合わせて行きますか〜、となったわけです。今回おばあちゃんはさすがにもう疲れちゃう、とのことでお留守番。
ベトナム・ダナン
今回の行き先にダナンを選んだ理由、それは
円が安いから。
これに尽きます。
私が高齢者との旅行で気を付けていることとして、①スケジュールを詰め込みすぎないこと、②疲れたらホテルに戻ってゆったり過ごせること、③食べやすいごはんがあること、④移動は極力車にすること、があります。
どんなに元気な高齢者であっても旅行先、ましてや海外では疲れやすく、体調を崩しやすいため、ある程度ゆっくりできる居心地の良いホテルを取り、移動は極力タクシーやUber(もしくはGrab)を使うようにしていて、どうしても旅費が嵩みやすいので今回は物価の安いベトナムで、リゾート地として人気のダナンを選びました。
また、ベトナム料理はアジアの中でもスパイス使いがあまりきつくなく、辛くない料理が多いので高齢者が食べやすい、というところもポイントでした。
ダナンではホテルに3泊して4日目は終日観光、深夜便に乗って5日目の朝帰国できるような旅程に。(そして私はそのまま韓国に飛び、母親と落ち合って韓国にも行っちゃうゾ、という算段です。)
ホテルはダナン・マリオット・リゾート&スパを予約しました。正直マリオットでもヒルトンでも、ある程度質が担保されたチェーンのホテルならどこでもよかったのですが、今回はアメックスのポイントが溜まっていたのでマリオットにしました。
出発まで
九州在住のおじちゃんとおばちゃんには前日東京に来てもらい、京成スカイライナーで成田に向かうべく、上野に泊まってもらいました。
おじちゃんおばちゃんはもともと年齢に比して体力もあり、かなり元気な方ですが、4ヶ月ぶりに会うおじちゃんは少しだけ歩行時に息切れしているように見えましたが、特に自覚症状はなく、早期癌を内視鏡で切除したあと、少し運動不足だったとのこと。
もともと循環器系や呼吸器系の持病はなく、半年以内に大学病院で癌の精査のために心エコーや呼吸機能検査などあらゆる検査を受けており、いずれも異常ナシとのことで安心。
一応既往歴を全て確認しつつ、ちょっとした腹痛や頭痛に使えるよう痛み止めやアレルギー時の抗ヒスタミン薬を持っていきます。
ちなみに以前も書きましたが私は一人旅の時も痛み止めと抗ヒスタミン薬は持ち歩いています。以前出先で一緒にいた人が突然アレルギー起こしたことがあったので。ドラッグストアで売ってるアレグラでヨシ。
保険に関して、インターネットで契約できるような海外旅行保険は持病があったり高齢だったりすると除外されることが多いので、必ず事前に入れる保険を確認、さらにクレジットカード付帯の海外旅行保険の規約もチェックしておいた方がいいと思います。
いざダナンへ
成田空港までは京成スカイライナーで楽チン、と思いきやスカイライナーがまるまる1時間止まっておしまいかと思った。なぜいつもこういう目に遭いますか?
フライト2時間半前到着のつもりで予定組んでてよかった〜。高齢者はダッシュさせられないのでかなり時間に余裕を持った方がいいです。ダッシュさせたら死ぬかもしれないし。
ダナンから成田までは直行便で5時間40分程度。
そんなに長くはないですが、フライト中は深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)予防にしっかり水を飲ませ、足首をパタパタ動かしてもらいます。
ちなみにエコノミークラス症候群で足にできたデカ血栓が肺動脈に飛ぶと下手すればそのまま心停止、ECMOを回すような事態になることもあります。それも病院に辿り着ければの話ですが…。みんな気をつけてネ。
ダナンに到着
無事ダナンに到着、そのままGrabでホテルへ直行し、夕飯を食べに海鮮レストランへ。
普段の一人旅ならヒョイと適当なレストランに入ることもありますが、高齢者との旅ではある程度下調べして事前にお店を予約しておいた方が無難です。
初日のディナーはこちら。
生簀に入った魚介を選んで調理してもらうスタイルのレストラン。
お、美味し〜!!!!
当たり前に魚介は新鮮で日本人に合う味付け。
この他にも空芯菜炒めやおかず数点を頼みましたが全部激ウマ、おじちゃんおばちゃんもニコニコでモリモリ食べていました。しこたま食べて(本当にしこたま)1人2000円いかないくらい。
現地の相場で言えばかなり高級な部類のレストランですが、お店も綺麗でかなり美味しく大満足でした。
その後は21時頃ホテルに戻り、明日に備えて就寝。
と言いたいところですが、私は元気が有り余っていたのでホテルのジムで1時間半ほど走り、筋トレしました。一人旅ならあと二時間ぐらい外を歩き回っていたと思う。
マリオットやヒルトンを選ぶ理由、それは24時間使えるジムがあるから。高齢者との旅行には絶対ジムのあるホテルと決めています。目がギンギンに冴えて眠れなくなっちゃうので…。
(つづく)



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