セレウスさんの『鳴潮モーニエ』発言炎上…でもこれが問題とは思えない
そういえば、TwitterのタイムラインにVTuberのセレウスさんに関する炎上騒動が流れ込んできました。正直、うんざりする思いです。セレウスさんは独立系VTuberとして、クールで少し毒っ気のあるトークと、ゲーム実況や歌ってみたで人気を集めています。ファンの間では「セレウス教団」と呼ばれるほどの熱狂的な支持層を持ち、日常の雑談配信から本格的なRPG実況まで幅広く展開。今回の騒動以前も、独自の視点でエンタメを届けるスタイルで知られていました。
騒動のきっかけは、先日の『鳴潮』配信とTwitterポストでした。新キャラクターの「モーニエ」――可愛らしい少女型のデザインに目を奪われ、「この子、私に似てる」「声優を私にさせて欲しい」「分身みたい」と喜んだ発言が、突然の反発を呼んだのです。実際のポストや切り抜きを見ると、ただゲームに興奮したファンらしい素直なリアクションにしか見えません。それなのに、「鳴潮をプレイしていないのに声優を望むのは失礼」「業界を侮辱している」といった批判が殺到。一部ではYouTubeのコメント欄にまで飛び火し、攻撃的な声が飛び交っています。なぜそんな純粋な喜びが、こんな騒ぎになるのか。意味が分からなすぎて、深く掘り下げる気力すら失せてしまいます。狂人の頭の中を覗き込むのは、汚れた公衆トイレのドアを開けるようなもの――できるだけ避けたいのです。
VTuberを追いかけるようになってから、当然のようにそのカテゴリの話題が次々と目に飛び込んきます。ポジティブなものもあれば、ネガティブなものも。たとえば、ほんの数日前、別のVTuberがスパチャの収益を被災地に寄付すると宣言しただけで炎上した件もありました。なぜ「寄付します」で炎上するのか、そもそも理解できません。
さて、セレウスさんのこの発言、何が問題なのでしょう。ゲームで自分の好みにぴったり合うキャラクターを見つけたら、「かわいい」「これをメインキャラにしよう」と喜ぶ――至極普通の反応ではありませんか。VTuberの多くは、自身の外見や感性をモデルにデザインされていることが多いので、「自分に似ている」と感じるのは自然なことです。それを「声優をやりたい」「分身みたい」と表現したところで、ゲームへの最大限の賞賛にしか聞こえません。どこが失礼だというのでしょう。さっぱりわかりません。
これに対して怒り散らかしている人たちを見ていると、どうしても思うのです。VTuberのファン層には、実年齢や精神年齢が比較的若い方が多いという話を、以前耳にしたことがあります。当時は偏見や悪口のように感じていましたが、こうした炎上騒動を目の当たりにすると、あながち嘘でもないのかもしれないと。持ちキャラを決めるような、素直な喜びを「問題視」する感覚が、どうにも理解しがたいのです。
私自身、VTuberのファンではあります。しかし、最近は年齢層が合わないのではないかと、薄々感じ始めています。たとえば、子供向けイベントのあのコーナー――ふわふわの遊具や、色とりどりのプラスチックボールが詰まったプール、飛び跳ねる滑り台があるような場所を想像してください。無邪気に遊ぶ子供たちの輪の中に、なぜか大人である自分が紛れ込んでしまったような感覚です。居心地が悪く、周囲とズレているのです。
これは、もうどうにもならないのかもしれません。VTuberの活動は、子供たちを主なターゲットに据えつつ、大人ファンも取り込もうとする難しい商売です。炎上の嵐に巻き込まれるたび、心中お察しします。セレウスさんのようなクリエイターが、ただ純粋にゲームを楽しもうとしただけで叩かれるのを見るのは、虚しいものです。
結局、こうした騒動を眺めていると、VTuberの世界に少し距離を置きたくなる瞬間が増えました。それでも、素晴らしい才能や表現に触れたいという気持ちは変わりません。ただ、狂騒の渦中で消耗するより、自分なりの楽しみ方を見つけていくしかないのでしょう。ふわふわのプールの中で、ただ静かに浮かんでいるような、そんな距離感で。


俺もこの1件見たけど、少し訂正すると、この子分身みたい!じゃなくて、 これ、私の分身。ってニュアンスの方が近いよ。 私のモノ扱いになってるわけ。 それもそのゲームを一切しておらず、その分身発言も無言削除してるし、 削除する時になにか一言会ったら違うんじゃないのかなって思いました。…
リルさんコメントありがとうございます! 非常に冷静で鋭いコメント参考になります。 おっしゃる通り配慮に欠ける発言だったかもしれません。 事務所所属のVTuberさんとしてツイートにもう少し気をつけていた方が良かったかもしれませんね。