なぜ学食も売店もない? 2029年開学目指す佐賀県立大、狙いは
石田一光
佐賀県が2029年春の開学を目指している大学には学生食堂(学食)がない――。このほど公表された県立大の基本設計の概要について、県議会でそんな点が指摘された。
県は、JR佐賀駅から北へ約1キロ離れた、佐賀市八丁畷町にある県の総合庁舎の敷地内に大学建設を計画している。そばにドン・キホーテやナフコがあるところだ。現在ある4階建ての建物を改修して使い、他に4階建てと平屋の建物2棟を建てる。経営情報学部を設け、定員は1学年200~300人を予定。建設費は130億~140億円を見込み、総事業費は200億円以内に収めたいとしている。11月26日に基本設計の概要を公表した。
12月12日にあった県議会の高等教育機関問題対策等特別委員会で、猪村利恵子委員(自民)が「多くの人が集まる場所になるうえ、学食は学生生活に欠かせない。県産食材を使った学食をイメージしていたが、設計に見当たらない」と問うた。
県議「学食は親の安心材料」
県立大学担当の中島健二政策…