MoIW2025の2日間で命と大量のカロリーを燃やした男
2025/12/13、14の2日間に亘って開催されたアイドルマスターのブランド合同ライブMoIW2025、出演された皆様、開催に携わった皆様、参加された同僚の皆様、大変お疲れ様でした。本当に凄かった。事前の配信などでも今回は凄いぞと何度も言われており、そりゃ凄いだろうけどそんなにハードル上げて大丈夫?という心配が全くの杞憂。期待に応えてくれた部分も予想を裏切って上回ってくれた部分も全く予想も付かなかった部分もあり、知っているブランドのアイドル・キャストが存分に活躍してくれて、詳しくないブランドのアイドル・キャストの凄さを見せつけられて、ブランドのシャッフルによるシナジーに驚かされる。2日とも現地にいたのですが、帰宅してからもアーカイブ配信で何度見ても楽しめる、本当に楽しく素晴らしいライブでした。
1つだけ思うところがあるとすれば、開催発表が7月下旬だったので、さすがに年内にこんな大型ライブは無いだろうと思って別の予定を入れてしまっていたということ。発表遅くない?(と思ったけど調べてみたら2023もアイラブ歌合戦も同じくらいだった。)結果的に何とかなったから良かったものの、運が良かっただけに過ぎません。もちろん私がどう判断して選択するかということだけなので、運営側に落ち度は無いのですが。
というわけで、ライブへの感想を含めて開催当日に何があったのかを記載したいと思います。京セラドームのキャパが約5万。特にDay2(12/14)の5万人の中には私みたいな人は……まあ5万人もいたら他にもいるかも知れませんが、極めて特殊な状況だったことに間違いはありません。
12/14の予定
私はマラソンというかランニングが趣味で、今まで何度もハーフマラソンのレースなどには出場していました。そして今年こそはフルマラソンに初挑戦するぞと思って出場するレースを検討していたのですが、それこそアイマスのライブ日程とバッティングしないようにと思って調整した上で出場を決めたのが12/14開催の「奈良マラソン」。6月下旬にはエントリーしていました。唯一日程が読めなかったのがシャニマス7thツアー、ファイナル公演があるはずだけどいつになるのかこの時点では分からなかったのですが、7月の横浜公演でファイナルが10月だということが発表されて安堵していました。
が、そのすぐ後。MoIW2025が12/13、14に開催されるとの発表。日程を聞いたときの私の動揺たるや。とは言え、絶対に逃せないライブなのでノータイムでアソプレ先行で申し込みました。この時点では、チケット取れたら最悪どっちか諦めるしか無いかと思っていましたし、アソプレ先行で外したらそういう運命だったのだと考えて現地は諦めるつもりでいました。
無事取れました。しかも通し券。
運がいいのか悪いのか、MoIW2025は東京ではなく大阪開催。マラソンは奈良。……もしかしたら間に合うのでは?レース開始が9時、ライブは16時開演だけど遅くとも15時半には現地に着きたい。ということは、フルマラソンを4時間程度で終わらせれば14時頃には奈良駅周辺のホテルにチェックインできる。そこからシャワー浴びて着替えて荷物を整理して、30分で支度すれば1時間程度で京セラドームに着けるので15時半頃。うーん完璧なスケジューリングだ。俺の体力のことは全く考慮していないがな!
そして練習と本業と副業に励みつつ月日は流れ、当日。
12/13 MoIW2025 Day1
この日はまず埼玉の自宅から奈良へ移動し奈良マラソンのランナー受付、その後に奈良駅付近のホテルにチェックインしてから京セラドームへ。早朝に自宅を出たのにタイトスケジュールすぎて現地施策も物販も利用できませんでした。
ライブの構成としては、最初に各ブランドの全体曲で始まり、前半3ブロック・後半3ブロックで各ブロック間にMCを挟む形。メドレーやショート版も含めて50曲以上披露され、合計約4時間とは思えないほどあっという間に時間が過ぎたあまりにも楽しいライブでした。詳細に書くと長くなりすぎるので、ブロックごとにまとめて感想を書きます。
担当というか知識量的にデレ・シャニ・学マスが中心になろうかと思いますが、ASとミリは多少知っています。Mは正直過去の合同ライブで披露された曲くらいしか知りませんので悪しからず。
各ブランド全体曲
やっぱり『READY!!』は特別だよなぁ……と思っていたら、次はブランドリリース順にデレ、ではなく学マスの『初』。20周年のASからまだ2年目の学マスに直接バトンを渡すエモさよ。更にシャニ『虹の行方』は、現在の主要6ブランドにヴイアラを加えた7色を表しているかのようです。
第1ブロック
早苗さん不在のセクギルに元警察官が加わるというのは大方の予想通りではあったのですが、FLAME全員で来るとは。センターステージでのフォーメーションも完璧、男声のセクシーさと男性アイドルならではのアクションの大きさやコミカルさも加わって、まるでこういうユニットが元々あったかのような親和性です。
第2ブロック
6月の円環1stで2回、10月の螺旋でも披露され仕上がりに仕上がっている『Break Chain』でシーズが圧倒的なパフォーマンスを見せつける。2人とは思えないほどの存在感と掌握力です。そこにミリオンの静香と翼という強え2人が加わって、まあ強えのなんの。MoIW2023の時もそうでしたが、歌唱を別ブランドに任せて自由に踊れている時のシーズのキレと楽しそうな様子には目が惹きつけられます。
そして学マスの『乙女よ大志を抱け!!』。歌詞が合いすぎる。藤田さんはバイトを辞めてください。最後の歌詞を手毬に歌われたら泣いちゃうじゃん……
第3ブロック
ヴイアラの『RELOADING』だけはスマホ撮影が許可されました。そんなことあるんだ。撮影に集中しすぎないよう、スマホは構えて撮影ボタンを押すだけ、あくまで目はステージに。
『UNIQU3 VOICES!!!』で学マスからリーリスが途中参加。歌詞を思いっきり改変してリーリスの状況を見事に表していました。久しぶりだったので2番の歌詞はうろ覚えだったのですが、お陰で改変後の歌詞がスッと入ってきました。
デレの『STARLIGHT CELEBRATE!』はまさにデレステ合わせとしてピッタリだなと思ったのですが、フロート上でマスカレード側が肩を組んで歌い始めたのを見て慌てて真似して肩を組み始めたユニクスとセクギル。デレらしすぎてさすがに笑う。(一応事前打ち合わせで肩組みをやるのは決めていたそうですが、タイミングまで決めていなかったので結局向こうの状況を見て慌ててやり始めたとのこと。)
第4ブロック(メドレー)
メドレーで次々変わっていくのがもったいないほどの楽曲とアイドルの組み合わせばかり。フルで聴きたいと思う反面、メドレーでたくさん披露できるからこそ実現できたという面もあるので、今回はこれで良かった。今後にも期待したい。
ブロックの最後にSideMの『Orange Sapphire』。とんでもない量のUOととんでもない声量のパッションコール。Mに合いすぎるだろうと思われつつ2023では披露されなかった曲が遂に観れました。
第5ブロック
予想してなかったわけじゃないんですけど、まさか学マス単独ライブでもやってない曲の初披露をここでやるとは。学マスPなら当然知ってるし大運動会で一応の予習もしてるんですが、何であの数の観客があの声量で揃ってしゅきしゅきコールできるのか。楽曲の出し惜しみはしないという学マスの意志と、コンテンツとしての学マスの強さが如実に表れていました。(披露に至るまでの顛末は学マス放送部で明かされていました)
第6ブロック
『紅白応援V』は見事に客席真っ二つのペンラ芸。自席がほぼセンターのスタンド席だったため、全体がよく見えてそれはもう美しい光景でした。コールの左右分割も見事。長年の舞台装置経験が発揮できる機会を用意してくれたのは有難い限り。
なんでラス前の重要なところにウンババを持ってくるの……このままではミリの代表曲がウンババになってしまう。いやもう手遅れかも知れない。
いやーDay1楽しかった。エモさよりも祭り感というか盛り上がりの方に重点を置いたようなセトリで、コール曲も多数あったためいきなり声が枯れるかと思うほどに声を出し過ぎました。
フルマラソン前日にこんなにカロリー消費して疲れることをやってて大丈夫なのか、とか考えてる暇が無いほど怒涛の展開。とりあえずライブが終わったら急いで奈良まで戻って最後のカーボローディングをキメつつ、できるだけ早く就寝しました。
12/14 奈良マラソン→MoIW2025 Day2
いよいよやってきた、フルマラソンとライブのバッティング当日。もつのか俺の体。
まずはマラソン。朝6時前に起床して朝飯、準備を整えて会場に行き、9時スタート。
詳細は上の記事に書きましたので省きますが、4時間9分と許容範囲内のタイムで完走。休憩する間もなく荷物を回収して軽く着替えて近鉄奈良駅近くのホテルにチェックイン。ここからはほとんどタイムアタック、30分で支度しな!ドーラより遥かに優しいね。シャワーを浴びて着替えてマラソン用の不要な荷物は置いていき、計画通り14時半ごろの電車で京セラドームに向かい、無事15時半には到着。入場してからコラボドリンクを飲んでる余裕もありました。
ちなみにDay2の席位置はアリーナでしたが、メインステージからもセンターステージからもフロート通路からもそれなりに離れている下手側の位置。銀テもギリギリ届かない場所だったので良くも悪くもないという程度でしょうか。
各ブランド全体曲
ASはDay1の『READY!!』に対してDay2は『CHANGE!!!!』。やっぱりそう来るか、そう来て欲しいという期待に応えてくれた。
第1ブロック
『From Teacher To Future!』、知らなかったけどめっちゃ良い曲。学マスが加わることで、初星学園で頑張る生徒達へエールを送っている構図が明確に見えて感動的なんですが、最後のあの顔芸はなんだったんでしょうか。
『Cyber Parkour』は、(学マスのソロを除き)オリメンが揃っているのに同ブランドからのアイドル参加があった唯一の曲。イルミネにあんな激しいダンスの曲は無いし、あの衣装でハイキックすることなんて今後恐らくないはず。カンフー映画に登場するような、ドレス姿の清楚な美人なのに戦いに巻き込まれると実はめちゃくちゃ強い、みたいなキャラクターを連想しました。中華料理屋・ラーメン屋とは違って餃子のコミュだけでこのメンバーに選抜されたと思われる灯織ですが、不思議と親和性があります。
第2ブロック
このブロック、両日を通して一番ヤバい。火力、エモ、セクシー、トンチキなどの詰まった最高密度のブロックでした。
中でも『RAY OF LIGHT』。知らない曲だったけど歌詞がストレイに合いすぎていて、現地で聴いていたときはもしかしてストレイ用に改変してる?と思ったくらい。後で確認したらそんなことなくて驚きました。「遠くても手にしたい輝きがあるから」なんてどう考えても『星をめざして』じゃん。殺陣も最高。虎牙道のそれぞれのアイドルが見えるかのような動きはさすが。ストレイの殺陣なんて初めて見たけど凄すぎる。ゆっきーが小松さんと合せても引けをとってない。さや姉は濱野さんのどっしりとした動きに押されてるように見えたけど、そもそもそういう演出でそういう表現だったらしい。えりちのあのモーションは自分で考えてやっていたらしく、殺陣では普通無い動きなのにあの表現力で入れ込めている。歌唱もストレイが高低を使い分けることで楽曲に厚みを出して、それでいて2ユニットがシンクロしている。ストレイなら今後シャニのライブの方に殺陣を輸入してきてもおかしくないぞ。
ブロックラストの『Gossip Club』はS.E.Mの謎の呼び込みから始まったけど、それが記憶から飛ぶくらいのメンツの強さ。各ブランドのギャル大集合は予測してたとはいえ、実際に揃ってるのを観るとビジュが強すぎるし、ダンスもボーカルもまさにセクシーギャルズ。と思ってたのに、最後に全てを持っていくS.E.MのGAL。何食ったらあんな演出思いつくんだよ……
つよつよあり、殺陣あり、クロスマイクあり、GALありともう何でもありのブロック、最初から最後までつよつよでした。GALの後のMCが全然頭に入ってこない。
第3ブロック
『拝啓タイムカプセル』をSideMが歌うと、歌詞の解像度が一気に上がる。「あの日の自分 今会えたら驚いてくれるかな」「思い出は未来が咲かすものだから」のところとか特にそう。MoIW2023でも2025でも放クラ曲は積極的に使われていて、しかも印象的。嬉しい。
『Shower of light』をやるとは思っていませんでした。Uka.や螺旋で披露されたのを見てこの曲には特に思い入れが強くなっているだけに、イルミネ以外が歌うことを全く想像もしていなかった。でもBegraziaにこの歌詞を合わせたとき、目から鱗が落ちて視界が晴れたような、凝り固まった思考が解されるような感覚になりました。「あなたみたいになりたくて」の箇所の歌詞割りがそれぞれのコミュを連想させるし、「太陽の方を向いて花は咲くもの 私は咲くの」で終わる歌詞は『Star-mine』の歌い出し「風を置いて雨を抜けて咲き誇れ」に繋がっているような感覚にもなる。また新たな『Shower of light』を見せてくれたことに感謝しかありませんし、更にこの曲への思い入れが強くなりました。
第4ブロック(メドレー)
『冠菊』のメンバーはまさに期待通りの和風アイドル3人。何としてもフルで再演して欲しいし、何ならデレから周子とか紗枝はんとかも入れて欲しい。
『わたしの主人公はわたしだから!』は、この日のフルマラソンでのキツい局面で、走りながら聴いていたプレイリストの中から意図せず流れてきて本当に励まされた曲でした。まさかライブでも聴けるとは思ってもいませんでしたが、感謝の声を届けるかの如く全力でコールさせてくれてありがとう。
ブロックラストの『My Evolution』は学マスが短期間に多数のライブで磨き上げてきた自分の魅せ方を存分に発揮していたように感じます。別ブランドの曲でも、細かい動きや歌い方が完全にアイドルそのもの。中でも特に輝いていたのがみゃーちゃん。学マス1stで見せたように、やっぱり煽り方や盛り上げ方が上手い。
第5ブロック
『ENDLESS DANCE』をASに歌わせると迫力が凄い。「皆様どうも初めまして」とは学マスから入ってきた層へのメッセージだったのでしょうか。しかしASこそが「伝説の始まり」だということを思い知らせるような圧巻の歌唱でした。
『電波感傷』のメンバー編成は、卯月-凛、冬優子-愛依のブランド内での関係性が強いペアにして、卯月-冬優子の「キュートの権化×キュートの仮面」、凛-愛依の「クールの権化×クールの仮面」というフォーメーション。歌詞に合うような対極的で対照的なペア構成、よくぞ発見してくれた。
第6ブロック
『Campus mode!!』はDay1でも披露され、メンバーが変わると表現もかなり変わります。いつもと違う歌詞割りでもまた新たな解釈が生まれますが、「歌のピッチもちっとも合わない」「諦めないから見ててね」「伸びしろあります」などはやっぱりDay2のメンバーが本家。
『ザ・ライブ革命でSHOW!』の主役は間違いなく漣と小松さん。フィジカルもオリジナルのセリフも駆使した素晴らしい表現力。花道でのロンダートは位置的に雰囲気しか見えませんでしたが、アーカイブでも微妙に映っておらず残念。円盤に期待。
最後のミンゴスとあーやの一幕は感慨深いものがあります。ミンゴスは言うまでもなくASの中でも最初期のキャスト。あーやは今年7月の初陣追加公演がアイマス初舞台で、今回の中では一番最近登場したキャスト。20周年のアイマスにおける最初と最新のキャストが、2人で、肉声で、観客に感謝の声を届ける。20年の歩みがこの一瞬に凝縮されたかのようです。
ライブが終わる頃には、今日フルマラソンを走ったことも忘れているくらいの感動と歓喜。駅に向かうまでの脚の痛みと、電車で座ったときに襲ってきた急激な疲労感で午前中に走っていたことを思い出しました。
ホテルに戻り、今日1日で消費したカロリー量を確認すると約5,700kcalでした。平常時の消費カロリーが1,800~2,000kcalなので、約3日分のカロリーを消費したことになります。朝飯以外で食べたものはマラソン中の補給くらいで、その後は時間が無くて昼飯も食っておらず途中コンビニで買ったプロテインとコラボドリンクくらいしか飲んでいないのに何故動けているのか。というか食糧を摂取したとしても休んでもいないのに疲れが回復するはずもない。寿命でも代償にした?
ともかく、マラソンよりMoIW?いや全部譲れないね!という欲張りを無事全て達成しました。一晩寝て朝食ビュッフェをドカ食いしたら全然動けるようになっていたので、翌日は春日大社や興福寺や東大寺など時間の許す限り奈良を歩き回って観光してから帰りました。体力どうなってるんだ。
おわりに
MoIW2025最高でしたね。2023はコロナ禍後で数年振りのコール解禁とかブランド合同は約8年ぶりでシャニ追加後では初とかで、エモ要素もかなり強かった印象がありますが、今回は祭りとかトンチキの印象も強く残りました。ウンババとGALに引っ張られ過ぎているのは否めません。
そのため、もしかしたら敢えてエモくなりすぎる楽曲・メンバー構成は避けたのかも?『GO MY WAY!!』は2023の時に春香・冬馬でやっているということもありますが、春香・ことねの構成でやる絶好のタイミングだったと思うのですが。あるいは学マス2ndとかで使うプランがもう出来ているということかも知れません。
現地参戦当時は気にならなかったというか気にする暇もない怒涛の展開だったのですが、『READY!!』『CHANGE!!!!』『Rat A Tat!!!』『REASON!!』『プリズムフレア』とやっておいてデレは……2023でも『Shine!!』しかやってないし、もう一生使えないのか。
デレ7thぶりに京セラドームに行きましたが、今回はボルケーノという装置も導入されていてやっぱり火柱が凄い。でもその分1発の火力は抑えていたような気もします。デレ7thの時はスタンド席の最後方まで熱が届くくらい熱かった。
体力に関しては鍛えてれば意外と何とかなるもんですね。それにMoIW2025が大阪開催というのが本当に運が良かった。東京開催だったら物理的に不可能だった。ライブは両日素晴らしかったし、人生初のフルマラソンにも挑戦できたし、どちらも諦めなくてよかったと思える大変だったけど充実した2日間でした。
今後もフルマラソンは続けるつもりなんですが、受付締切がかなり早いのでライブの開催発表前にエントリーせざるを得ないんですよね。万が一またバッティングしたら今度こそ物理的に不可能になる気がする。まあその時はその時に考えるとしましょう。



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