この動画内でのネモケンの
レクチャーで元白バイ隊員
の若い女性インストラクタ
ーはまさに目から鱗落ちで
刮目頓悟したようだが、ブ
レーキングは旋回のかなり
手前で減速してエンジンブ
レーキを使う、などという
事はワインディングではや
らない。
ワインディング走りでは、
ブレーキはコーナー直前に
短距離制動でポンポンとシ
フトを落としながらフロン
トブレーキにより速度を調
節する。絶対にガツンとか
けるブレーキではなく、た
とえ最大限に利かせる強力
な制動だろうとガツンとは
かけない。
電子システム制御が無い少
し前までのバイクでは、ブ
レーキングと同時のシフト
ダウンの際にブリッピング
というエンジン回転を上げ
てからシフトダウンで繋ぐ
操作もしてやる。
これをやらないとリアに急
激なショックが加わり、ロ
ックで転倒、もしくはエン
ジンが壊れる。
バックトルクを逃がすため
に、4ストなどではあえてク
ラッチレバーを放す時に半
クラでのブリッピングクラ
ッチ繋ぎといったテクニッ
クも高等技術者はごく普通
にやっていた。これはレー
サーのようにミッションが
クロスしていない公道市販
車ではかなり有効だ。
ブレーキは、コーナー手前
で短制動で効かせる。
というか、そもそも業界用
語では減速での速度調整の
事を「止まる」というが、
ブレーキングとは信号停止
と緊急回避以外では速度調
整の減速のために行う。
ブレーキング=速度調整と
考えた方がよい。
なお、ブレーキはオンオフ
のスイッチではなく、あく
まで無段階で速度を調節す
るための制動システムだ。
その本来の目的通りに使っ
て「制動」で減速させるの
であり、それは「完全停止」
のための制動ではない。
ダラ~ッとブレーキはかけ
ず、短距離で効かせ、フロ
ントブレーキを舐めるよう
に引きずりながら旋回に入
って行く。
上掲画像・動画の直線からの
左コーナーは、その後バイク
(ハーレー)が対向線から見て
右コーナーでセンターライン
を割ってはみ出して逆走した
ため、対向車線のタンクロー
リーと正面衝突した。当たり
前だ。
カーブでセンターラインから
飛び出すというのは絶対にや
っては駄目。
しかも、かなりの低速度であ
るのにセンターラインを越え
て対向車線を走って激突した。
自殺行為だ。
また、対向車の液体運搬車に
もとんでもない損害を与えて
いる。
コーナーでは絶対に対向車線
に出ては駄目。
前から対向車が来ていないか
らと、カーブでセンターライ
ン割りをする運転を日常的に
やっていて癖がついていると、
いつかこうなる。
しかも、曲がり切れずにとい
うはみ出しではなく、あえて
イン側の対向車線に出るとい
う行為は最悪だ。本当に自殺
行為の逆走。
速度も遅いのにそういう事を
するのは、日常的にカーブだ
ろうと逆走をするような運転
をしているからだ。
この激突後にタンクローリー
が停止している位置と二輪が
衝突後倒れている位置からし
て、相当イン側まではみ出た
逆走だった事が判る。動画で
精査すると、衝突の瞬間はバ
イクは対向車線の端の白線近
くまで逆走斜行している。
上の動画で私がクリッピング
ポイントを通過した地点だ。
もしかすると、これは外国
ナンバーであり、右側通行
の国の人なのか。
何かの拍子にふいに右通行
に意識が行った可能性もあ
る。
海外からの二輪車持ち込み
などは韓国から車両持ち込
み来日とかは結構ある模様。
ことしの夏、広島市内で韓
国ナンバーを着けたツーリ
ング中のオートバイを見た。
このハーレーもそのパター
ンなのかもしれない。
地球上では右側通行の国が
多く、連合王国の旧ブリティ
ッシュコモンウェルスと日
本と東南アジアのごく一部
の国以外は殆どが右側通行
だ。これは馬車の歴史と関
係があるが、日本では明治
以前の江戸期にも左側通行
だった。日本の場合、英国
の模倣ではない。
日本で人の通行が右側通行
になったのは、武士が消滅
して以降の新しい決め事だ。
武家文化の残る東京ではエ
スカレーターの右側を空け
るが、武家文化が殆ど無い
大阪では左側を空ける。
これは文化的風土的歴史の
違いからくるものが、武士
消滅から遥かの21世紀にお
いても残っている現象。大
阪人が土地気風として、何
事にも畏まらないのもその
流れ。
今でこそ朝の通勤ラッシュ
時に大阪ではホームに人が
並んでいるが、ほんの少し
前までは並ばずに我先にと
まるで中国のように電車の
出入り口に殺到していた。
それが大阪だった。
実はこれは東京でも明治か
ら大正期の東京府内の路面
電車の通勤ラッシュなどで
はそうだったが、徐々に通
勤の規律が形成された。
大阪はいくらビルが建って
都会化しようとも、そうし
た通行に対する自律的規範
の自己制御意識は100年程
東京に遅れていた。
現代でもつい前まで公共広
告機構CMで「ひったくり
に注意」の放送が大阪には
あったが、「盗られれるほう
が悪いんや!」と犯人が逃
げながら言い放つ映像だっ
た。
そして駐車禁止が日本一
大阪がひどかった頃のCM
でも、駐禁で取り締まられ
たおばはんが「なんで?
みんなやっとるやないの。
ほんま失礼な!」と警察官
に怒鳴りまくる映像もあっ
た。
ただ、大阪も独立国家大阪
民国(だいはんみんこく)と
はいえ、車両は左側通行で
あるし、駐車禁止は駐車禁
止のようだ。
現代社会風潮として一つの
特徴に私は気づいている。
Youtubeなどの動画発信者
は、圧倒的に関西人が多い。
ただ、大阪人最強伝説の一
つで、これは現実的にそう
なのだが、大阪人はほぼオ
レオレ詐欺、振り込め詐欺
に引っかからない。これは
独立国家である土地柄気性
が大きく関係している。
そのあたりは大阪以外の人
たちもその土性骨を見習う
ところもあるだろう。
あと、かつての昔の時代。
1960年代~1980年代、レ
ーシングライダーは圧倒的
に関西人が速かった。これ
事実。速い人の多数を関西
圏が占めていた。
バリ伝グンでさえ秀吉には
最後まで勝てなかった。
秀吉は前方転倒車を避ける
ためにコーナー途中で右の
センター割りほどにインに
切り込んで行って、はみ出
して来た対向四輪車と正面
衝突して死んだが。
(ただし、劇画原作で状況
を精査すると、物理的に前
方のRZが転倒して、それを
避けようとしたとする対向
車がアウトに膨らむ、とい
うのはあり得ない。あれは
はみ出し対向車の運転者が
自己保身の言い訳の嘘をそ
の場でグンに言った、とみ
るべきだろう)
<左側通行と右側通行>