噯供御人

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噯供御人
@buro19351
元実枝/あつかいくごにん/某畿内の大学の史学科/日本中世の社会史に興味ある人/仏教、民俗学、仏教美術とか(詳しくない)

噯供御人’s posts

なんだろう。「事実は小説より奇なり」をこんなに感じる歴史学の本(研究書)初めてかも。
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歴史学にも共通していますね。下手に歴史人物の逸話とか語れない。
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てると
@terutoph
哲学を勉強している実感なんだけど、勉強を続けるとむしろ「語れる」こと減っていかない?
桜井英治『破産者たちの中世』読了。 十五世紀半ばの裁判の事例から、中世の債権債務や金融システムを考える本です。権力者の庇護や経済的な地位を失った、崖っぷちの借主たちと、そこから強引ではなく、したたかな手法(詳しくは本書で)で貸金を回収する土倉酒屋などの金融業者について勉強になる。
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「歴史はただの事物であり、そこに正義も悪もなく、ただ過去にあった事実として認識する」 この考えが歴史学の中で普遍的になったのって、つい最近だなと思いました。正義と悪の対立構図は、自分の学説をいかに都合の良いものにするかという点で使われがち。でも最近はだいぶ減ってきたかな。
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コーエイツィン
@KoueiDayo2525
歴史学を学ぶ際、個人的に注意しているのは、「歴史を物語のように解釈しない」と言う事。歴史はただの事物であり、そこに正義も悪もなく、ただ過去にあった事実として認識する 文献に無い不確定な物語は、全て「不確定」であり、事実を担保し得ない。だからこそ、歴史の物語化は歴史学の敵だと考える
他の方が既に指摘しているけど、『今昔物語集』の某信濃守感があるな。
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Yahoo!ニュース
@YahooNewsTopics
【兵庫知事 カニやカキなども受領か】 news.yahoo.co.jp/pickup/6511397
この本が社会史ブームからずいぶん時が経った、令和3年に出されているというのが普通に感動的。読みまぁす。
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「日本史偏差値高い俺が言うけど歴史なんて役に立たない。史学科なんか特にw」みたいなことを発言する人見たことないですか?僕はその発言を聞いて哀れだなと思った。教科としての「歴史」と大学研究における「歴史」の違いをわからずにモノ言ってる気がしてならなかったから。他にも理由はあるけど。
とりあえず日本中世における奴隷について語るときは、これ読んでから語らないとダメだね。絶対にね。
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噯供御人
@buro19351
藤木久志『雑兵たちの戦場』を読了。藤木先生の著書は実は初読了。戦国期の傭兵たちによる物や人身の掠奪、いわゆる乱取り・乱防取りやどんどん、町中に出ていく民衆etcなど自分たちが「食っていくため」の生存戦略、いわば自力救済社会ともいえる戦国期・江戸初期の様相をとらえた名著だった。
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史学科にもこういうやつもっといて欲しい!!史学科なのにガッツリ史学の話が出来ないのはおかしい。
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噯供御人
@buro19351
奈良大学の文化財学科、癖の強い博識と陽キャな博識が結構多いということを、今更ながら知る。おもろい。
「その研究者が嫌い。だからこの人の説は無視します。」 それ絶っっっっっ対研究者としてダメだと思う。いや人としてか。
爆殺された歴史人物といえば?←張作霖かな ↑大体がそう答える 射殺された歴史人物といえば?←藤原仲成かな ↑僕だけ?
俺、歴史のトンデモ論の動画のコメ欄とかにいる、「学校の歴史の授業より面白い!」「いかに学校の歴史の授業がつまらないかがわかる」とか言っている輩が1番憤りを感じるかも。普通に授業受けてたら、トンデモ論動画見ても、そうはならないよ…。
呉座先生の新刊。中身見て判断しなきゃだめなのはわかってるけど、怪しい雰囲気の本ではある…。
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歴史研究者は、歴史小説家に対して良いイメージを持っていないと思っていたんだけど、別にそういうわけじゃなくて、誰であろうと、しっかり歴史に取り組む姿勢、意欲を見せているかが重要で、大半の歴史小説家が、研究者から見てその姿勢、意欲が見られないと見做されていないからなんだろうなと思った
#鎌倉殿の13人 追記をすると、元々羽林という言葉は「羽の如く速く、林の如く多い」という意で、中国では北辰(北斗星)を守護する星の名称でそれが転じて皇帝(天子)を護る宮中の宿衛の官名の名称となったそう。公家の家格に「羽林家」があるのですが、これは近衛少将・中将を兼ねるからですね。
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噯供御人
@buro19351
#鎌倉殿の十三人 で出てきた羽林とは近衛府を指してるらしいです。確かこの頃実朝は右近衛中将だったはず(多分)
おはようございます。話題になっている某先生のツイートは、私のこのツイートが火種です。このツイートへの、某先生への反応が今波紋を呼んでいるという具合です。私自身は「弊学での知名度が低いよね。悲しい」というニュアンスでツイートしました。ですが、全ての元凶になってしまったことは本当に
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網野善彦『中世荘園の様相』ようやく読了。 正直全体の3割も理解出来ていないけれども、若狭国太良荘を舞台に、名も知れないが、個性的な人物(百姓、預所、地頭)の数百年の争いが描かれていて、以前も言ったように「事実は小説より奇なり」をここまで感じる歴史学の書は珍しいと思った。「所職」とい
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再投稿 「歴史は勝者によって作られる」「勝てば官軍、負ければ賊軍」 ↑そうかもしれないですが、大体の事象をこの言葉で済まそうとする風潮あんまり好きじゃないんですよね。私的には一捻りある意見か欲しいんです。
山田徹、谷口雄太、木下竜馬、川口成人『鎌倉幕府と室町幕府』読了。各幕府の朝廷・寺社関係、権力・構造論、滅亡についてコンパクトにまとまっていて良かったです。これを気に各幕府の守護権力論についてしっかり勉強しようと感じましたね。あまりにも知らなさすぎて😭良書でした。
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そろそろ色んなところでよく聞く、「中世人は争いがお好き」という認識は改めた方が良いと思っている。好きでやってるんじゃない。そうせざるを得ないまたは現代人には理解出来ない観念・慣習が存在したのが中世という時代だと思うんで…。