精神科病院での障害者虐待 昨年度15件 群馬県が初公表
群馬県内の精神科病院であった職員による障害者への虐待の状況が、今回初めて公表され、昨年度、15件認められたことが群馬県のまとめで分かりました。 去年4月の法改正で、精神科病院の職員による障害者への虐待に関する通報が義務化されたことを受け、県は初めて県内の状況を公表しました。発表によりますと、昨年度、精神科病院で認められた虐待は15件で、このうち職種は看護師が6人と最も多くなっています。県は、すべての事案について、病院に再発防止策の提出を求めています。 また、県内の障害者福祉施設などでも、職員による障害者への虐待が16件認められ、統計がある中で過去2番目に多くなりました。虐待の種別では、暴言などによる心理的虐待が9件と最も多く、次いで暴行といった身体的虐待が7件などとなっています。また、相談や通報、届け出の件数は93件で、こちらも過去2番目に多くなっています。 県では、施設や病院の職員を対象にした研修や相談窓口の周知を進め、市町村や関係機関と連携しながら、障害者への虐待防止に取り組むとしています。