5:00 起床
8:05発の飛行機に乗るべく、5:00に起きる。

移動時間に追い込まれた朝は、「遅れたらどうしよう」という不安と残った疲れでダウナー&ハイになる。

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外は暗い。


パリ旅行で、うっかり飛行機出発1時間前に到着するスケジュールで動いてしまい、危うく乗り遅れそうになりゲートで「とりあえずはよ行け(的な英語)」と言われたトラウマから、2時間前には空港に着きたい。

電車の始発が6:00くらいで、5時台のバスに乗ろうとするが、

バス停の前の車線が工事で閉鎖されている・・・

重い荷物を手に周りをうろちょろするが、全く臨時のバス停が見当たらない。

そうこうしていると、遠くの車線で、私たちが乗りたかったバスがスイーっと向こうへ消えていくのが見えた。

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…。

血も涙もない朝5:00。


「それならタクシーや」と思い、流しのタクシーが来そうな車線に立って試行錯誤するも、早朝なのでつかまらず…

四谷くんが「電車でええんちゃう」と言ってきた。早めに着くためにふたり無理して起きたが、水泡に帰した。


6:10 MRTに乗車

MRTの始発に乗ると、出発1時間半前に空港に着く。

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美麗島駅の円形展示は朝から稼働していた。

人がほとんどいないホームで数分待機。電車が来る。

電車の中は、空港に向かう旅行者で込み合っていた。始発に人がいっぱい乗っているとちょっとギョッとする。

高雄国際空港駅に着いた。

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ここにもみかん駅長が

6:30 チェックイン

受託手荷物なしの最安コースを選んだため、服を着こみまくって機内持ち込み荷物をサイズダウンする忍法を今回も使った。私はケチ忍(けちにん)。

カウンターでチェックインをすると、スタッフの人から「中文上手ですね」と言われて。テンションが上がる。四谷くんにも即伝える。


保安所に長蛇の列。

こういう列に並んでいるときは、「はやくしてくれないかな」と思うと焦るので、「この列が終わるまでに単語覚えよう」とタイムリミットにすると心穏やかに過ごせるんや、と四谷くんにティップスを伝える。

今回は、「この列が終わるまでにでかいペットボトルのお茶を飲み干さないといけない」というミッションがあった。全然スマートじゃない体当たりミッション。


無事保安所を通過し、指定されたゲートで待機する。

お腹が空いたので、四谷くんにカバンを見てもらっているあいだ朝ごはんを探す。めちゃくちゃゆっくり探す。

カフェでサンドイッチと水を購入。サンドイッチは具がしっかり入っていたものの、合計800円して、ちょっと呆然とした。

そのあと、四谷くんとバトンタッチし、四谷くんがトイレに行く。


四谷くんが全然帰ってこない。


周りから人が消えた。



置き去りも視野に入れ始めたところで、やっと四谷くんが戻って来た。


スタッフさんから「早く早く」と急かされ機内へと向かう。


四谷くんから「間に合ったし問題ない問題ない」という風が吹いていたので、まあいいかと思う。

8:10 出発

飛行機出発。寝ようと思ったが眠れず、故事成語を暗記する。四谷くんは爆睡。

12:00 到着

到着した。受託手荷物はパス、税関だけちょっと時間がかかって到着ロビーへ。


ああ、日本に帰って来た・・・!

ふたりともカレーが食べたくなり、

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私はカツカレー、

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四谷くんはオムカレーを食べた。


スカイライナーで大谷が車を運転するおーいお茶のCMを見ながら都内へ帰った。

↓そのときのことをデイリーポータルZの朝エッセイに書いている


今回の台湾旅行も、はじめて尽くしで楽しかった。3泊4日の出来事を13回に分けて書いていることが、充実の証拠になるかと思う。来年も台湾に行きたい。次は宜蘭あたりにしようかな。


四谷くんの台湾旅行の感想



台湾旅行、とっても楽しかったです。楽しかったいわん。

初めての台湾でしたが、唐沢が中国語を話せるので、安心して旅をすることができました。
(現地の人からも、「中国語うまいね」的なことを言われた後、嬉しそうに僕に報告してました。)

台湾旅行の中でぼくが一番印象に残ってるのは、夜市を一通り楽しんでホテルへ帰っていた途中、ゴキブリに遭遇し、少し避けながら足早に去ろうとしたところ、同じく足早にゴキブリが僕の方へ寄ってきた場面です。
ビビりながら逃げていた僕を見ながら、唐沢が「せんぱ~い、まってくださ~い」と、ゴキブリ側のアフレコをして楽しんでいたのを、僕はまだ忘れることができません。

あと、今回飛行機やホテルの予約、旅程の決定といった旅行に関する面倒くさいことすべてを唐沢がやってくれました。ありがたいです。ありがたいわんです。
銀行に行くのを忘れ続けて、この時の飛行機代およびホテル代をまだ返せていませんが、急かすこともなく気長に待ってくれています。これもまた、ありがたいわんです。

台湾、また行きたいわん。



ゴキブリのアフレコをしたことを、この文章を読んで思い出しました。

あと、現在、四谷くんと私の関係は債務者と債権者です。甲乙の間柄。