MikkaBooz No.04
いやいや、二徹した後の睡眠ってのは格別ですね。
あとは、自分の努力が実を結んだ瞬間だった気がして、嬉しかったですね。
そんな努力といいますか、製造秘話を少し話そうかな…と。
スタブロ作ってみた
プレゼントのコルクボードを装飾するために、陸上競技に関連する物があればなぁ…なんて思っていたのですが、流石にそんなものは普通にはありませんね。
「誕生日からの1年、良いスタートが切れるように」という願いを込めてスタブロを作ることは確定したのですが、プラモデルは当然無いし、スタブロのキーホルダーが出ているのは調べてわかったのですが、キーホルダーってのは後ろのリングが厄介だったり、意外と高かったり…。失敗が許されないものは怖いですし。
そーなると一から自分で作るしかなくなってしまいましたね。
私の特技、プラモデル制作がここで生きてくる訳ですわ。
てな訳で、プラ板を使って一からスタブロを制作する様子を解説していこうかと思います。
これが1番最初の工程。プラ板を切り出して接着します。装飾として使いやすく、大きくて作りやすい大きさを目指して約7cm程で制作。接着は時間がかかるため動画を見ながらのんびり待ちます。
こうして筒のようにすると、土台が出来るわけですわ。画像のものは筒状にして、余分な接着剤などを馴染ませるために研磨した状態ですね。この時点では何を作ってるのか分からないや。
筒を箱にするために底面を作っていきます。小学校の図画工作に近いですよね。
参考画像のスタブロの両端が新幹線のようになっていたので、それを実現するために力技に出ます。
さっきのプラ板を重ねてプラブロックの完成!
このブロックを削りに削って新幹線にのように整形していくわけですわ…。
もちろん両端そのようにするのでプラブロックを2つにします。
右側大きく切り出しすぎたな…って後悔しながらここからゴリゴリに削っていきます。
ヤスリでゴリゴリと削り始めて1時間…やっと片方は形になりました。
片方やって満足したいところですが、もう片方ある…。
ガンプラとかでも、時間かけて片方を組み上げてももう片方が残っていると気力は削られますね。
でも、楽しくてやってる事だからね。モチベが原動力になる。
2時間くらいのラジオ配信を見終えた頃、こちらも削り終わりました🫡
ここが一番の関門だったまである。
ここさえ乗り越えてしまえば後は貼るだけ。
足を置く部分の基礎となるパーツを作り、さっきの新幹線と接続。
さらに補強するために1枚のプラ板に接着。
あとは、新幹線みたいな部分に穴も空けてありますね。多分そこに杭とか打って固定するんでしょうね。
そして、形通りに切り出して馴染むようにヤスリがけを行うと写真のようになりますね。
これで強度も問題ないでしょう!
次は足を置く部分の作成ですね。
参考画像では何やら鉄パイプのようなもので支えているタイプだったのでガンプラのランナーの端っこを切り出して鉄パイプに見立ててしまいましょう。
それを穴開けて差し込んだら、写真のようになりますね。
さっきの差し込んだランナーを削って斜めにしていきます。これで角度を決めていきます。
隣にある2枚の白い板は足を置くパーツ。これを合わせながら良い角度を見つけていきます(陸上未経験者の勘)。
ここでは足を置くパーツに穴を開けて鉄パイプと繋げる事をしなかった(まぁ、難しいと判断したんですけどね。)ので、ガチガチに接着剤で固定していますが、正直強度的な不安は残っている。
ここまで来たら一旦合わせてみます。
何となく形になっていませんか??
これだけで分かるくらいにはなってませんか?
ここまで来たらあとは俺のこだわりを詰め込むだけ!
一旦鉄パイプを外して、足を置くパーツを固定する為の穴(?)を作っていきます。
これがないと調整出来ませんからね。
余談ですが、画像調べてる時にノコギリの刃のような形の調節するパーツを使っているスタブロもあったのですが、強度と難易度の問題で「無理」って思いましたね。
足を置くパーツを固定する穴を作ったということは、その穴を使って固定するようなパーツも作りましょう。
先程の画像と間違い探しのようですが、穴が開けてあるレールの部分を覆うように板が貼り付けてありますね。これが固定具です。そのつもりです。
モールドを彫ったところに墨を流して確認した後に、全てのパーツをくっつけて最終確認!
これは…良いのでは!?!?
一から作ったにしては頑張ったでしょう!
てなわけで色を塗っていきましょう。
まずは色を均一にするために下地(白)を塗っていきます。下地が黒だと上から色を塗った時に渋い色になり、白だとハッキリした色になります。
今回は塗る色の発色が良いので白ベースでいきます。
3度塗りくらいしましたね。
下地塗装が完了したら、本塗装に入ります。
先にシルバーで金属部分を塗っていきます。
画像だと青も塗ってますね。危うく全部塗った後を見せるところだったわ。
青の隠蔽力が高いので、シルバーを先に塗って後からカバー出来るようにしています。
塗る順番も意外と大切なんですよ。
なんやかんやで青も塗り終わるとこんな感じ!
だいぶスタブロでしょう!
筆で細かく塗り分けております。
ここでこだわりポイント。
「良いスタートを切って欲しい」って願いを込める話はしていましたが、良いスタートはその人の誕生日当日から切る事になる…つまりスタブロにその誕生日の数字を刻んでおくと良いかと!
ってことで、プラモデルを作る時によく使う水転写デカール(凄く薄いシールだとでも言いましょうか)を使っていきます!
すごく小さいですが、こんな感じに貼り付けます。
よく見るとシールの周りだけツヤツヤしていますね。これはデカール用のノリを使っているからなんですよ…でも、気になりますよね…。
仕上げ前に1度全て組み上げます。
このままだと青のパーツにツヤがなく、違和感しかありませんね。
ノリを塗った部分はツヤツヤしてるし、青はマットな仕上がりだし…これを解決するのがトップコートという工程です。
トップコートというスプレーの「光沢」を吹くとこのように全てツヤツヤに!
これで一体感も出ましたね!
ということで、全工程終了!
俺のスタブロ制作は幕を閉じました。
このnoteに全ての工程を載せましたが、どれほど労力が伝わるか…って事は考えてません
プレゼントにどれ程の思いを込めて作り上げたのか伝わればいいなと思って記事を書いています。
伝わればいいな…。
その他のこだわりポイント
プレゼント相手がYOASOBI好きということもあり、何かその要素が欲しい…
そんな時に百均に行くと、1/12 ミニチュアギターが🎸
黒色しかなく、「白から塗り直すのか…」と思いながらも購入し、全塗装。
ネックの部分は共同制作者の先輩に手伝ってもらい調色し、あとは爪楊枝でチョンチョンと色を塗って、はみ出したら上からまた塗り直して…を繰り返して完成しました。
個人的にお気に入りポイントはエレキギターの調節するツマミの部分。パーツが別になっていないので、細心の注意を払って塗りましたね。
ポケモン仲間として4月から頑張ってきたのもあり、何かその要素も欲しくて…
当初はヌオーが大好きだと聞いていたので、ヌオーのポケカで飾りたかったのですが、収録が少ないこともありストレージを3時間漁っても見つからず…そこで苦肉の策として閃いたのが「テラスタルブイズ」だったのです。
カードショップを巡り全てのブイズを揃えましたね。
ブイズが人気なのは分かりますし、カードも多少強いのかカードゲーマーとしては「まぁまぁ」とま思う値段で買い揃えましたね。ブラッキーがちょっと高かったのは能力補正もあるのか?
こうして揃えると圧巻ですね…。
俺のエゴで、推しポケモンよブロスターも飾ろうかと思ったけど、「そのエゴは違うな…」と踏みとどまりました。
あとは画像は出せませんが、ボード自体の装飾をベビーピンクといいますか、薄いピンクで固めたのはプレゼントを送る相手がFRUITS ZIPPERの松本かれんさん推しだからですね。
推しカラーのボード、大好きなポケモンとYOASOBI、象徴ともいえる陸上…
私の見た「相手を象徴する物全て」を詰め込んだ作品?プレゼントになったと思います。
渡した時もとても喜んでくれていたので、こちらとしては大満足。
来年の誕生日にリベンジされるか分かりませんが、もしするとしたら俺のように二徹せず、計画的に頑張って欲しいな…と思います。
まぁ、しっかりした人だし大丈夫でしょう。
ジン専門店に行ってみた
今回の余談コーナーは、「ジン専門店に行ってみた」という話
誕生日に「火の帆」という美味しいジンを頂き、それ以来ジンにハマっている私ですが、この度、プレゼント「お酒が欲しい」と希望してもらったので、思い切って専門店へ
札幌にある「The GIN GALLERY」というお店なのですが、とても雰囲気も良く店員さんも優しくて…。当初はプレゼント用に1本と思っていましたが、あまりに店員さんが親身になって考えてくれるので父親の誕生日プレゼントもここで購入しましたね。
さて、プレゼント用に購入したジンは「のとジン-願い星」という能登のボタニカルを使用した国内製造のジンで、蒸留所は千葉県にあるそうです!
特徴はボタニカルに使用されているブルーベリーのほのかな酸味とワカメの塩味だそうで、香りも凄く良かったです!
札幌周辺だと取り扱いも少なく、プレゼントの方針「良いスタートを切って欲しい」という願いとかけて、のとジン-願い星を購入しました。
ボトルデザインもインテリアにしたいくらい綺麗で、ボトルだけなら一目惚れに近かったです。
今日はこんなところかい
語りに語った今回のnote。
画像多めでお送りして参りましたが、今年のMikkaBoozはここまでといたします!
来年も楽しみにしていただけると幸いです。
それでは、良いお年を👋


ありがとう。本当にありがとう。 お金取りましょう。