天敵・広島の壁を超えられなかった町田ゼルビア 「同等まで来た」黒田剛監督が見据える来季へのポイントは

2025年12月28日 15時00分 有料会員限定記事
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〈密着マーク・町田〉総括2025②
 サッカーJ1のFC町田ゼルビアは今季、天皇杯で優勝してクラブ初となる主要タイトルを獲得した。一方、リーグ戦はまたも宿敵に阻まれ、目標を一つ下回る6位。相次ぐけが人にも悩まされた一年を、黒田剛監督の象徴的な言葉とともに振り返る。(加藤健太)=全3回

◆「負けた感じのしない敗戦にはなった」

 またも壁を越えられなかった。FC町田ゼルビアは今季、サンフレッチェ広島に2戦2敗。同じ相手に2度負ける「シーズンダブル」を唯一、食らい、開幕前からライバル視した強豪に2年連続で屈した。

今季のサンフレッチェ広島戦を振り返るFC町田ゼルビアの黒田剛監督=4日、町田市で

 リーグ最終戦を迎えようとしていた12月上旬。町田の黒田剛監督は、今季の総括として広島に勝てなかったことを問われると、強がった。
 「負けた感じのしない敗戦にはなった」
 最初の対戦は2月。一年の行方を占う開幕カードだった。
 主将の昌子源が「広島が今年も強いのは明らか。でも彼らを直接倒さないと上にはいけない」と語ったように、相当な意気込みでぶつかった。
 前半26分、相馬勇紀がスピードに乗ったドリブルから左足で先制ゴールを決め、先手を取った。指揮官が「ほぼパーフェクト」とたたえた試合運びで前半を終え、ハーフタイムの場内は新チームへの期待感が漂った。

◆菊池流帆、岡村大八がけがで交代のアクシデント

町田ー広島 後半、負傷し表情をゆがめるFC町田ゼルビアの菊池流帆=2月16日、町田GIONスタジアムで(芹沢純生撮影)

 だが、視界良好に見えた船出は思わぬ形で座礁した。
 後半開始早々に、菊池流帆が右太ももを痛めて交代。すでに岡村大八もけがでピッチを去っており、先発した3人のセンターバックのうち2人が退くアクシデントに見舞われた。
 空中戦に強い2人を欠いて放り込まれたボールをはじき返せなくなり、2失点して逆転負け。残ったセンターバックの昌子は「彼らがいなくなって急にはまらなくなった」と顔をしかめた。
 2度目の対戦は優勝争いの瀬戸際に立たされていた10月だった。首位と勝ち点9差。選手からは「ここで負けたら優勝はない」と悲壮な決意が聞かれた。
 くしくも、広島とは勝ち点、勝敗数、得失点差がぴたりと重なっていた。生き残りを...

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