今回は、計算の基本を復習できる問題に挑戦してみましょう。
こんなの簡単、と感じるかもしれませんが、実際に計算してみると意外なミスをしてしまうこともあります。
気を抜かずにチャレンジしてください。
問題
次の計算をしなさい。
(4+8)÷4×2
解答
正解は、「6」です。
正しく計算できたでしょうか?
間違った答えが出てしまった人、あるいは、途中で計算が正しいのか不安に感じた人は、次の「ポイント」をご覧ください。
正しい計算過程について、確認できますよ。
ポイント
この問題のポイントは、「計算の順序」です。
今回のように複数の演算が含まれている問題では、「どの順序で計算をしていくか」が大事です。
まずは、以下の計算順序のルールをご覧ください。
<計算順序のルール>
次の順序で計算します。
1.括弧の中※()や{}などの種類があります。
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算
※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。
ここで、今回の問題を再度確認してみましょう。
(4+8)÷4×2
計算順序のルールを確認したあなたなら、最初に計算すべきは()の中の4+8だと分かりますね。
(4+8)÷4×2
=12÷4×2
残ったのは掛け算と割り算です。この二つの優先順位はルール上等しいですが、「同じ優先順位の計算がある場合は左から」順にする必要があります。
したがって、この式では割り算→掛け算の順に計算をします。
12÷4×2←割り算をする
=3×2←次に掛け算をする
=6
これで答えが出ましたね。
さて、もし最初の足し算に()が付いていなかった場合は、どうなるのでしょうか。この場合は、次のように計算を進めます。
4+8÷4×2←割り算から先にする
=4+2×2←次に掛け算をする
=4+4←最後に足し算をする
=8
もともとの問題では最初に計算していた足し算が、一番最後になりました。
このように計算順序のルールでは、本来足し算や引き算の優先度はとても低いのです。このような優先度の低い計算を最優先にしたいとき、使えるのが()です。この点を覚えておくと、自分で式を立てるときにも便利ですよ。
まとめ
正しい計算の順序を知っているかどうかは、とても重要なことです。
一つ一つの計算を正しく行えても、計算の順序を間違えると、全体の答えが誤答になってしまうかもしれません。「括弧の中の計算→掛け算・割り算→足し算・引き算」という計算順序の基本をしっかり覚えてください。
このルールは、暗記するよりも計算の中で使った方が覚えやすいものです。ぜひ、いろいろな計算問題にチャレンジして、計算順序のルールに慣れていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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