午後9時半。来店した高齢女性が言う。「孫の結婚式の費用に必要」…買い求めたのは30万円分の電子マネーカード。「あやしい」――ファミマ店員の機転が危機救う
鹿児島県警霧島警察署は、うそ電話詐欺被害を防いだとして、霧島市隼人町松永のファミリーマートはとや松永店店員の磯脇周美さん(53)に感謝状を贈った。 濁流は胸に達した。死を覚悟した2時間後…大雨は引いた。妻は見ず知らずの作業員にあんパンを差し出した。「半分ずつ食べませんか」。胸が熱くなった
同署と磯脇さんによると、10月下旬午後9時半ごろ、来店した80代女性客が30万円分の電子マネーカードを買おうとしたため、磯脇さんが用途を聞くと、「孫の結婚式の費用に必要」と答えた。不審に思い、詐欺の可能性が高いと判断。購入を思いとどまるよう説得し、警察に通報した。 19日の贈呈式で竹中拓哉署長から感謝状を受けた磯脇さんは「今年は県内のうそ電話詐欺被害が多いと聞く。一件でも被害をなくせるよう、今後も注意を払いたい」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島