43歳・元NHKキャスター、大きな胸が原因で「苦情殺到」 ネットで毎日晒され、“自宅待機”に追い込まれた過去
辛いと思わないように
それでも、心が折れなかったのは、自分を否定したくなかったから。辛いと思っていること自体が、自分を否定していることだと思ったんです。だから、辛いと思わないようにしようというマインドでしたね。 そこから、徐々に外に目を向けていきました。NHK沖縄ではたくさんのことを学ばせていただきましたが、個性を発揮できる場所ではありませんでした。自分に自信を持つために、個性を発揮できる場所を求めて、フリーになりました。 NHK沖縄には丸7年間在籍しました。契約が満了した翌日に、自費出版で写真集『ASAKARA TOMOKA』を出したんです。自分の胸について「コンプレックスを感じていない」ということを知ってほしかったのと、沖縄の人たちに「竹中知華をより知ってほしい」という思いからでした。 フリーになった直後くらいは、地元の人から「胸、大きいんだよね」と言われて、「そうなんですよ」と返していました。そういうノリというか、コミュニケーションのひとつなんです。今はそういった会話はありませんが、当時、嫌な気持ちになるということはなかったですね。 ヤフーなどのコメント欄には、色々な意見が寄せられますが、私は2ちゃんねる世代として生きてきたので、心無いコメントにも動じなくなっています。反応がなければ、逆に怖いと思うくらいです。ただ、事実でないことが書かれて、それが独り歩きするのは、困りますね。 リスナーさんから「大丈夫?」と心配されることもあるのですが、むしろ「そのコメントを読んだリスナーさんが落ち込んでいるかもしれない」と心配になるくらいで、私自身はもう何とも思わなくなりました。 *** 第3回【20代で離婚、プータローに…43歳アナ、全部正直に話してつかんだ「NHK沖縄キャスター」】では、竹中さんが激動のアナウンサー人生を振り返っている。 竹中知華(たけなか・ともか) 1982年、広島県呉市出身。青森朝日放送などを経て、2008年からNHK沖縄の契約キャスター。15年にフリーに。17年、ラジオ沖縄に入社。現在、「華華天国」でパーソナリティを務める。 デイリー新潮編集部
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